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2014-10-08 12:30 | カテゴリ:文芸パンク・憧

「月のブランコ」

月に近づくブランコで、静かな夜を滑ってく、
薄くなりゆく光をずっと、ずっとずっと見つめてる、
小さなころからそんなふうに眺めた光、

優しさなんて、ありふれた言葉では表せない、
見守るような青白さ、セシルは欲しいものもなく、
ブランコ揺られていたいだけ、

話すことなく柔らかく、
何ひとつの見返りすらも求めない、
あぶり出す傷のありかを、撫でるように照らしてる、

朝が来るから家に帰ろう、
そう、もう、生きる場所は限られてるの、
欲しがるよりも手にした僅かを星に見立てて、
いくつくらい数えたの?

夜を奏でたブランコで、静かな闇を流してく、
薄くなりゆく光をずっと、
ずっとずっと見つめてる、
子供のころからそんなふうに手にした光、

無口だけれど愛に導く、何ひとつの代償さえも要求しない、
点す光は未知の暗がり、差し延べる指先へ、
伝わるように溢れてる、

ほらね、そこらじゅうに光はあって、
気づかないふりしてるんだ、

ほらね、広げた手の平、
掬う全てに、
星の砂は水みたいにいくらでも、




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