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2012-02-24 09:59 | カテゴリ:未分類
朝が焼けるまで愛し合って深く眠る。キャンピング・バンのなかの小さな楽園。
赤いサテン敷き詰めたベッドがわりのリヤシート、裸のまんま、世の中なんてどうでもいいって、二人は本気で思ってる。

詩人は美しく甘い言葉を綴り、恋人は静かに優しく詠みあげる。

何が大切で、何がそうじゃないかって、恋人たちにはよく分かる。

バンの天井、ポスターだらけ、シドとナンシー見つめ合ってる。
窓の外は見渡す限りの若い草原、風に吹かれて気分良さそう。
目障りな国境線と、ライフル下げた兵隊、いかめしそうに二人を見てる。

愛ってやつを見せつけてやれ。

二人に向けられたのは黒光りする無礼な敵意、クラッカー派手に鳴らして、恋人たちはエンジン吹かす。

“バイバイ、またね、あんたらライフルなんて棄てちまいなよ、それからまた会おう”

果てまで続く国境の、有刺鉄線、張られたフェンスを沿うように、二人の楽園、草原走る。

ラヴソングが流れてる。
ラヴソングを歌ってる。

まぶしいばかりの太陽の国境線を行ったり来たり、鳥が好きに舞っている。彼らには空がある。

夜がまた来るからさ、それまでのんびり走っていよう。
楽園は続くんだ。
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