-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014-11-30 18:30 | カテゴリ:文芸パンク


「海峡上の鳥たちよ」


背中をたたく嘆きの風はどこを彷徨う臆病虫か、
未だ水晶、見るも叶わず、
唯々、途方にさえも暮れてみる、
眼前には東へと泡立つばかりの凪いだ海、深み続ける青を眺めた、

懐中時計は僕が汚した時間を指して止まった、
惑い続ける方位磁石は流れる星を追っていた、
旅路の果てに眺める先は、またも終わらぬ新たな風を、
水平からは伸びた髪をなびかせる、赤い風は砂混じり、

〝少し疲れた?〟
波は声でつぶやいた、華奢な光と優しさを抱き、
手を降りながら際立つ白を降らせてる、

〝強がるなんてやめにしたんだ、少し疲れた、
でもまだ見果てぬ海が待つのなら、
羽根を休めた鳥がまた、陽を求めてゆくように、
僕もやはりはそうするんだ〟

この航海が更なる孤独を際立たせる、
穏やかなる日々に生きるは早いらしい、
そう思う術を持つ、そう思う術を知る、
何を見渡す、すべてが青の世界はそこに、
赤は赤とて淫らなる日々日々、返り血すらも愛おしくなる日は来るか、

空には沈みゆくを待つ、黄昏れたる黄金が、
地には胸を裂いた傷から流す人の赤、
見上げる高みに澄み渡る、虚空は欠伸を咬み殺しもしない、
鳥たち何処か遠くへ駆ける、昨日のことなど記憶にさえ留めずに、

君は僕はその辺境たる景々に、
何を見つけようとその糸を手繰る?
寄せては返る、繰り返す、黄金さえ眠らせようと闇まで飼う、
不可視の対岸へと跳ねる、飛沫にまで映る光よ、






Copyright (C) 2014 copyrights.billy tanaka All Rights Reserved.


〝Please give me an aid click〟
にほんブログ村 小説ブログ 現代小説へにほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ
関連記事
スポンサーサイト

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://stardustjohnny.blog.fc2.com/tb.php/3126-6cd8049d
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。