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2014-08-09 12:00 | カテゴリ:文芸パンク・旅


「貨物列車に鳴る渇望」


〝疲れてるんだ、しばらく起きる気にもなれない〟

寝そべったままそう言った、貨物列車のコンテナの、
血が臭う鉄のなか、調香師はそう言った、
騒々しさには慣れたみたいで、決まり文句を続けてる、
隙を探って神を説こうと舌舐めずりする宣教師を無視してる、

〝動かなくても景色は変わる、いまは此処で構わないんだ〟

熱に浮かれて倒れた道化、魔法を売るマジシャンや、
壷を抱いたヘビ使い師、逃げたことにはまた気づかず、
片腕なくしたピアノ弾き、嗚咽さえなく泣いていた、

〝別に探す匂いはないし、行き着く先は血の匂い、
それはいつもどこでも漂う世界で〟

森を抜けた列車はもう、市街地なんて忘れただろう、
冬の村から夏の街へと、シベリアにも似た氷土を走る、
ラジオニュースは今日の戦死を数えてた、

〝終わりなんて何処にもなくて、延々たるが続くだけ、
見飽きたところで代わり映えもありゃしない、
嘆きや愚痴や説教なんて、その口、泥でも食わせてやるよ〟

濁り空の曇天が、あらゆる匂いを吹き荒ばせる、
雨季を越えた地上には、やはり血が匂ってた、
地図の外へと向かう者に微笑む慈悲はないだろう、
革のカバンにオルゴールがひとつだけ、そいつが何を歌うかなんて、
聴いたけれど忘れちまった子守歌、








STAR ENTRYS

閃 ロックンロール ワールズエンド
天 草原 蟻
ゾンビ 祈り 砂時計


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