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2014-07-01 12:00 | カテゴリ:文芸パンク・旅


「流浪の人」


待っているのは風が鳴るとき、
西から東、尖って乾いた風が鳴る刻だけを待つ、
それは海に舞う鳥に似た声、
新しい風だろう、どこから吹き、どこへ流れるのか、
それはいまだ誰も吹かれたことのない、

僕は君はその行く先を睨んでた、
荒れた地ばかりが拡がり続け、
そこには道らしい道もなく、
辿るべきの足跡さえも見当たらない、

僕は思う、君に問う、
君は思う、僕に問う、

風の声に耳を澄ませて、
天が涙するときは、両の手を高く掲げた、
稲妻が喚く夜にはその叫びを浴びてみようとも、

朝焼けに目を細め、幾億の星を数える、
太陽に灼かれても砂上を歩き、
凍てつく氷の国でも立ち止まることはなく、

新しい世界で新しい名前を呼び、
新しい街で新しい想いを抱き、
新しく出会う人々の鼓動を、この痩せた体に刻み続ける、

光を追い、光を求め、
闇に触れることを恐れることもなく、その2本の足で歩き続けろ、

孤独に負けない心を持ち、
体温と同じくらい優しい言葉を探すくらい、

抱いた想い、そんな全てを自分の言葉で紡いでみたい、
愛だとか自由だとか優しさだとか、
あるいは希望や願いでも、
かたちにはならなくも、誰もが胸に宿らせる、
命への想い、希求と賛歌、
果てしない旅の憧憬、

目を閉じて、微かに感じる光に手をかざして、
旅人はいま、その名を移民に変えて、
立ち止まるをやめるだろう、
空を見上げた、そこには風に乗る鳥が、
この世でもっとも美しい、
その瞬間は、僕が君が知るだろう、
ひとつとひとつの孤独に過ぎぬ魂として、




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閃 ロックンロール ワールズエンド
天 草原 蟻
ゾンビ 祈り 砂時計


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