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2014-06-25 12:00 | カテゴリ:文芸パンク


「雨のサーファー」


波を待つだけ、曇天続く放蕩者が集う水際、
視界の太陽、上下にふたつ、
波打つ鏡面、自由を謳歌する面々、
冷たくなる肌、諦め顔の波乗りたちがタオルを羽織る、

ひと気のまるでない渚、砂を巻き上げ南から走り去る風、
寄り添い合う老夫と老婆、赤銅色に灼けた若きを遠い目に、
倒れるパラソル色とりどり、等間隔に揺れるブイ、

あきらめ顔でナッツ食べたり、赤い舌出し、
物欲しげな親子のイタチを追い払う、
浮上してきた潜水艇は深みに迷ったクジラみたいに見えなくなかった、

咬み殺した欠伸はいくつ?
恋人の肩を抱く、囁く言葉がピアスを揺らす、
通りすがりが恨めしげに睨めつく視線、

貝殻集めて首飾りを作ろうか、
フルーツゼリー食べてもいい?
凪いでく波はもう立たない、帰ってベッドに潜り込もう、
もうすぐ雨になるらしい、ポットのコーヒー苦すぎて、
彼女が舐めてるキャンディ溶かして飲んだんだ、

インディゴ混ざる温い雨、
天が舌出し彼らを嗤う、
波乗りたちの楽園は、終わりを始めている様子、
やけっぱちな気になって、やけくそたちが雨の海に走っていった、

雨の季節の波乗りたちは溺れるふりではしゃいでた、
終わる楽園知ってなお、浮かれ続ける以外になかった、
街の歩道に揺れる雨傘、軒下眠るイヌが見る夢、
鉛の空と同じくらいに色がなかった、
それはおそらく放蕩者が夢の痕、



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閃 ロックンロール ワールズエンド
天 草原 蟻
ゾンビ 祈り 砂時計


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