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2014-02-21 07:30 | カテゴリ:文芸パンク

「死んだ鉄に旗を振る」


陰鬱そうに濁る雲、
暇つぶしに雨でも降らせてやるかって、
天は神の視座にて見下ろし地上を嘲笑う、

野良は鎖を羨ましげに、
飼われ犬はその拘束に気付くことなく、
地上25センチの視点に於いて、交錯するのは光でも影、
その間を砂煙が吹き抜けてゆく、

溶けない氷を持っている、凍え続ける胸の奥、
黒い血液溢れた躯体、乾いて色のない花束、
死して屍拾う者なし、風雨に錆びた鉄の骨、

僕がやがて死するとき、その隣には誰もいない、
できればそのまま誰一人、忘れ去ってくれればいい、
存在すらなかったものと、

歓声がわりの喘ぎ声、
旧世紀のポルノ映画を垂れ流してる、
赤毛たちが夢の跡、
拾いもののボタンダウン・シャツ、袖を拾い木くくりつけ、
外灯下の左カーブで青い虚空に8を描いてひらめかせてる、
「ゴールはすぐそこだから」って、
勝利に栄光があるわけでもなく、敗者はただうな垂れるだけ、

孤独を連れて踊る死神、
「今日は星の巡りがいい」って、
本気で占い信じる馬鹿を相手に得意げだった、
雨がやんだら氷から雪、放物線を描く虹、
ドラッグレースが駆け抜ける、
ゴール付近の虹の下では臓器を取られた死んだ躯体が鉄の骨になっていた、
乾ききった風に吹かれた、其れは小さなころ見てた、
氷のなかで眠ってた、前時代の巨象の果てた姿に似てた、


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