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2013-08-07 23:22 | カテゴリ:少年ゾンビ高橋。
少年 ゾンビ 夏 画像

「少年ゾンビ高橋。#10」



補導 職質 逮捕 画像

 一方、状況にアジャストする能力に長けた少年のほうのゾンビ、高橋くんは弛緩しきった表情にてソファに寝転がっていた。

「西島くん、ゴハンまだー?」
「……君ね、俺は君のお母さんじゃないんだよ……あと、君がいくつなのかは知らないけど、くん付けはやめてくれないかな」

 巡査はその名を西島さんという。

「出来れば今後の身の振り方も考えてくれないか……。僕は独身なんだよ、君に住み着かれると……『お嫁さんが家出しちゃった悲しい亭主』みたいに思われる。もしこの夏、運命的な出会いがあったら……そのとき君がここにいたら……。それを考えると夜も眠れないよ……」
 西島さんに恋人はいないが強い結婚願望があった。彼は30を過ぎ、世間的には適齢期とされる年齢である。

「こんなド田舎で誰と出会うってのさ? だいたい人がいないじゃん。ここに来るまで誰も見かけなかったし、このアパートだって西島くんしか住んでないみたいだし」
 この杯地(はいち)という村に赴任して半年あまり。事件らしい事件もなく平和そのものだが、言われてみれば人がいない。いまさらながら不思議な気がした。

「それはともかくさ。西島くん、ゴハンはまだかい?」
「なんでゾンビのくせに空腹なんだよ……。あと、その聞き方はやめないか……。じいちゃんといる気になるだろ」
 そうは言いつつ、彼は冷蔵庫のなかを確認する、棚に放置していた缶詰の消費期限は切れていた。
……どうせゾンビなんだから消費期限なんてカンケーないだろ。このとき、西島くんにとって高橋くんの存在地点が確認される。
「残飯処理」と。

少女 ゾンビ ホラー 画像


 そのころ、バスの停留所を完全に破壊したゾンビ少女は、まだ見ぬ少年と波長を合わせるように空腹を抱え歩いていた。


<書いてる本人がワケ分からん……的に続く>


ダラダラしてる夏のゾンビの前回まで

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ロックンロール・スイッチ

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〝JACKPOT DAYS〟-image

あの夏、ぼくらは流れ星になにを願ったんだろう……
流星ツアー(表題作を含む短編小説集)

〝JACKPOT DAYS〟-image

あの人への想いに綴るうた

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