-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013-06-17 10:36 | カテゴリ:イケメン・ジョニーはスーパースター?
photo:01


「祝☆シリーズ通算第70話っ‼」


photo:02


photo:03


「で、あんたはどーすりゃいいと思うのよ?」
 生温い風が横から吹いていた、すでに真夏を思わせる熱がわずかに冷まされつつある夕刻。
 意外なオファーを受けたふたりは結論もないまま、謎の有力者のもとを後にした。
「どうって……や、分かんない……なんの話だっけ?」
 はぁ、とまどかさんは溜め息をつく。踵を鳴らす、時々、立ち止まって眉を寄せる。その後をジョニーがついてくる。
「歩きタバコ、禁止っ!」
 まどかさんはジョニーが咥えたタバコをむしり取る、そして踵で捻じり消す。
 その様子は出来の悪い飼い犬と躾に厳しい飼い主のようにも映る。例えだけではない、現実的な関係性もそのようなものだ。
 残念なことは躾けているようで、まどかさん自身がマナーに疎いことである。

「俺ねー、そーゆー……グラビア? たぶん出来ないと思うんだよね……だってほら、俺がビキニ着てたらヘンじゃん」
「……は? や、何言ってんの……あんたなワケないでしょそこは! ビキニでグラビアやらされるのは私! あんたは……あんたは何やるんだっけ……?」
 なんだっけ? ふたりは同時に首をかしげた。
「あー、そうか、あんたは映画に出るとか……そんでアイドルとかやれって言ってたんじゃない?」
「映画かぁ……あのおじいちゃん……結局、なにやるんだろねぇ……」
「まあ……商売だよね、そこは。けどさー……」
 言葉が宙ぶらりんになる。続きはある、けれど、彼女自身も突破口を持たない現実が目の前にある。
……ほんとにこいつらでお金稼げると思ってたっけ……ほんとはたぶん、このバンドを見てみたかっただけなのかもなぁ……。
 うん、たぶんそうなんだよな……おじいちゃんの言うことはきっと正しい。正しいけど、あたしたちには楽しくない。だから迷う。

「まどかさん」
「……ん」
「俺、思うんだけど……」
 話し始めたジョニーいつになく真剣な声だった。


<長くなりすぎたので続きは次回っ!>

━━━━━━━━━━━━━━━

[photo:04]
先天的ロックンロールの前回まで


〝JACKPOT DAYS〟-image

〝JACKPOT DAYS〟-image

あの夏、ぼくらは流れ星になにを願ったんだろう……
流星ツアー(表題作を含む短編小説集)

〝JACKPOT DAYS〟-image

あの人への想いに綴るうた

ビリーバナー
関連記事
スポンサーサイト

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://stardustjohnny.blog.fc2.com/tb.php/2742-4cb90b0e
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。