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2013-06-11 11:26 | カテゴリ:文芸パンク
〝JACKPOT DAYS〟-image

「sadman blues」


左の腕に抱き寄せた、ブランケットの中身は空で、
そこにはかすかな温もりだけが残されていた、
夜明けを待つのも億劫らしく、
あの娘はもう姿さえない、薄らぐ記憶でもう一度、

優しくなかった、
別の誰かに乗りかえた、それもまたいい、
止める理由はどこにもなかった、孤立のイタチは今日も泣いてる、

冷たくなかった、
ただの一度だけでさえ、36度を覚えてる、
頬のあたりに滴がいくつ、マイナスくらいでこぼれてる、
そして今日も空砲が鳴る、

ミラーを覗く、そこにいるのは痩衰えた色のない顔、
悲しむふりだけ忘れたふりだけ、夜明け前に見た夢は、
悲劇の殺戮、乗り越えたあと、
無人の地平に立つ鳥と、
その陽に浮かぶ羽根の影、

優しくなろうと、
誰が言おうが、変わらぬものを抱きかかえ、
背中に羽根のない男、いつか描いた空想画のなかの、

夜明けに見た色だけ探す、
夜明けに見た色だけ探してる、



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あの夏、ぼくらは流れ星になにを願ったんだろう……
流星ツアー(表題作を含む短編小説集)



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あの人への想いに綴るうた

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