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2013-06-11 21:47 | カテゴリ:文芸パンク
〝JACKPOT DAYS〟-110824_182041.jpg

思い描く草原は、果てなく遠く向こうまで、
緑色は背が低く、僕の膝をかすめるくらい、
見上げる空の送電線、
嫌味なほど真っ直ぐに、湖の向こう岸、白い羽根が口笛を、

黄昏れ刻まで吹いてみようって、取り残されたオレンジの、
裸に近い樹の下で、冷える霧の灰色の雨、
か細い肩を寄せ合って、

明日がくるって邪気なく信じた、
そんな日々はもう過ぎて、
疑うばかりでそれにも慣れた、
道しるべなんて何処にもなくて、
切り落とされた断崖の、冬の近づく海を見渡す、
あの岬の端の端、そこまで歩くくらいなら、
無邪気装い笑う恋人、立ち上がって地を蹴って

たぶん、そこは世界の果てで、
きっとそこが世界の終わり、
だってほら見て、白鳥たちが湖から離れてく、
だってほら見て、白鳥たちがずっと遠くへ飛んでゆく、



〝JACKPOT DAYS〟-image
〝JACKPOT DAYS〟-image

あの夏、ぼくらは流れ星になにを願ったんだろう……
流星ツアー(表題作を含む短編小説集)
〝JACKPOT DAYS〟-image

あの人への想いに綴るうた
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