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2013-07-07 00:48 | カテゴリ:未分類

「勝手にしやがれ」


色彩の季節に生きて、色鮮やかなる花を想う、
誰より孤独を欲したつもり、
誰より気儘に生きたつもりで、
自由に隷属した挙句、足跡には砂埃、
赤土舞うのは海辺の樹々の生きた証か、
割れたライトの単車が過ぎる、

青白く浮く血の管と、
足首には刺青一周、もう消えることもない、
艶やかなる夏の花を模したそれとは、
まるで違う契りの孤独、
奪ったものは数知れず、
失くしたものもやはりそう、

天国には呼ばれない、地獄すらも生温い、
思い思いに罪を重ねて、生き血を吸う蟲の果て、
生きても死んでも檻のなか、
それが此の世の在るべき姿、

ルーファウスの交響詩、鳴り止まないオルゴール、
外れた蹄鉄、船着き場のおしゃべりや、
ボトルシップのなかの帆船、戦争映画のなかの反戦、
ブーツの踵の黄色いガムと包み紙、

地に落ちたヒューマニズムとイデオロギー、
踏みつけようにもそれは既にないものだった、
人を叫んだ思想家たちは、いつの間にかもういない、
泥を食って黙り込むんだろ、

首飾りをして船出の時間を指折り数え、
ギターケースのなかの拳銃、
深く被ったハットのなかの、
その眼の色は赤い自由、
喉の奥で呟き続ける「勝手にしやがれ」、

〝JACKPOT DAYS〟-image

〝JACKPOT DAYS〟-image

あの夏、ぼくらは流れ星になにを願ったんだろう……
流星ツアー(表題作を含む短編小説集)

〝JACKPOT DAYS〟-image

あの人への想いに綴るうた

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