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2014-12-05 18:30 | カテゴリ:instagram × 文芸パンク


「砂の器を踏みにじる」


恥をかき、傷つくことが生きること、
もしそうだとするのなら、それもきっと悪くない、
だって僕は君に出逢えた、たったそれだけかもしれない、
でもその「たった」はずっと、ずっとずっと生きてゆくんだ、この胸に、

光はいつも微かに滲む、手を伸ばせば砂のように流れてしまう、
それを何度も繰り返す、流れ星の尾を追って、走り抜けるはずだった、
掬いあげたきれいな水を、砂の器に移してたんだ、
掲げたところで誰が振る旗でもない、

鳥が遠く旅立つように、季節が僕らを運んでしまう、
感傷なんて不愉快なのに、別れを間近に迫りくる孤独を思う、
ただの孤立か、実はそれが自由そのものなのか、

見ろよ、注がれては形を失くす、
あの虚像の砂の器を、踏みにじってやればいい、
せめて地に還してやろう、所詮は無でも器の形を成していた、
誰かが水を注がぬように、跡形もなく潰すんだ、
そいつが土になればまた、新たな芽さえ空を見る、
いま、この別れに於いて、
いま、この新たな旅路の起点に立って、







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