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2012-12-12 18:41 | カテゴリ:文芸パンク

走る風を見てた、
校舎の裏の小さな丘から駆けるように抜けてゆく、
風をずっと見つめてた、

春、夏、秋、冬、
屋上の柵にもたれて、せっかちに翔けて去る風を見続けた、

彼らにさらわれた生まれたての若葉の不幸や、
老体を撫でられてるかのように横たわる大樹、
役割を終え、ただの一言すら愚痴らず、散らばる枯れ葉たち、

さらさら、
そよそよ、
かさかさ、
感情隠して、その身を風に委ねてる、

ささやかな反抗心で棄てられた答案用紙や、
無抵抗に転がる砂埃、
意味の有無を問わず、ただ無目的に非情な風を見続ける、

ひとつの季節は過ぎ、
星はまわり、私はまたひとつ大人になる。

好きと嫌いに関わらず、
それを繰り返し続け、
新しい季節の訪れを待つ、
春はまだ遠く先だ、だが恐れることはない、

君には僕が、
僕には君が、
人には人が、
柔らかく繋がる、

君と年齢を重ねる奇跡をくれた、
この世界にときには感謝する、

僕たちは儚く、瞬間にうつろう幻に過ぎない、
だが、交わした想いは決して幻になどなりはしない、

〝JACKPOT DAYS〟-image
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