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2014-11-14 18:00 | カテゴリ:文芸パンク


「白鳥」


緑色は背が低く、僕の膝をかすめるくらい、
見上げる空の送電線、嫌味なほど真っ直ぐに、
湖の向こう岸、白い羽根が口笛を、
黄昏れ刻まで吹いてみようって、取り残されたオレンジの、
裸に近い樹の下で、冷える霧の灰色の雨、
か細い肩を寄せ合って、

明日がくるって邪気なく信じた、そんな日々はもう過ぎて、
疑うばかりでそれにも慣れた、道しるべなんて何処にもなくて、
切り落とされた断崖の、冬の近づく海を見渡す、
あの岬の端の端、そこまで歩くくらいなら、
無邪気装い笑う恋人、立ち上がって地を蹴って、

たぶん、そこは世界の果てで、きっとそこが世界の終わり、
だってほら見て、白鳥たちが湖から離れてく、
だってほら見て、白鳥たちがずっと遠くへ飛んでゆく、







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