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2014-09-09 12:00 | カテゴリ:文芸パンク・焦熱


「原罪の果実」


もつれたままの紐をほどいて、冷たい雨に撃たれていたい、
巡り廻る一周生きた、だけど熱を持つ毒が、
加速しながら僕を取りこむ、

引き裂かれた感傷は、泳ぎを忘れた魚に似てる、
狂騒の季節をこえて、凪いだ海にたまる光が滲んで褪せた、

激しい雨にただ身を撃たれ、擦り切れてしまうまで着たシャツまるごとを、
ひと思いに消せばいい、いっそ破り捨てりゃいい、

救われないし救えやしない、ただ流れるままに鬱屈を宿らせる、
掬い上げたヒカリは割れたガラスの破片でしかなく、
激しい雨にただ撃ち抜かれ、擦り切れ続けた身をそのままに、
いっそ泥水にまで溶かしてくれれば、

生まれ変わるを拒む果実で、変わらぬ生を吐き出す毒で、
生まれきたこと悔やむ果実で、それも選べなかった腐るだけの果実に過ぎず、

砂でできた果実は雨に、撃たれて身を消してゆく、
儚く脆い果実に生まれ、束の間、夢を見ただけの、
甘くもかよわい身となって、振り返ろうにも墜ちてゆく、
誰もがそうなら君もそう、君がそうなら僕もそう、
腐ってゆく瞬間の、砂の果実に生まれたらしい、

ずっと前からそうだった、
生きしものはやがてそう、生き場のない晩夏の果実、
命はやはり、言葉を尽くせど、
果て落つを待つ砂の果実で、




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