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2012-08-10 23:26 | カテゴリ:ペンギン星人物語
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 この星はどうも我らペンギン星人にとってベストな住環境にはならないだろう、すでに温暖化が進み、あろうことか南極大陸が縮小しつつあるとまで言う。
 信じられない、この星のペンギンたち……我らが祖先はどうなるのだろう? 分からない、分からないが、ともかく、南極大陸だけは視認しておきたい。
  だが、私にはその方法がない……よりによって、あのリョウタという少年はあまりに無力だ、この惑星ではあれだけのサイズにまで成長を果たしながら、いまだ成人とは認められず、与えられる権限も限られているらしい。10歳にもなりながら、いまだ初等教育とは想像以上に知的水準の低い民族なのだろう。

 またペンギン星人がぶつぶつ言ってるな……。暑さには弱いらしいけど、とうとうアタマがおかしくなっちゃったか……。
 リョウタ少年は自室を半ば占拠されつつも数日間を共にした奇妙な宇宙人を眺めていた。
「君に頼みがある」
「……ろくなことを言わないと思うけど……一応、聞いてみる」
「南極大陸に同行してもらうことは可能だろうか?」
「同行って……つまり連れてけっことでしょ?」
 リョウタは溜息さえも混じらせた。
「君は私にとって、この星で唯一のトモダチだ、私の存在を公表しないし、住居と食事も用意してくれる」
「ゴハンとウチの用意……それ、トモダチがやることじゃないよ……」
 うむ、侵略はならずとも、友好関係は維持できている。ペンギン星人は積極的に前向きな勘違いをしていた。
「南極は……あ、そうか、ペンギンに会うことならできるよ?」
「なんと? ペンギンは南極以外でも進化を……?」
「進化は分かんないけど。君の祖先なら水族館に行けば……」
 ペンギンに会わせれば『自分が宇宙人である』なんてバカも言わなくなるかもしれない。そのまま飼育してもらえばいい、喋るペンギンなんて珍しいし、きっと喜ばれる……。
 両者の思惑は見事に食い違っていた。


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前回まで

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流星ツアー

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流星ツアー#11
流星ツアー #12

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go,johnny go‼
photo:03



イケメン・ジョニーはスーパースター⁈


performed by billy
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