-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014-06-14 12:00 | カテゴリ:文芸パンク


「メビウス」


冷えた月の裏側で、青と白の想いぶつかる、
音よりずっと速い速度で、互いに螺旋を描くよう、
澱みきったコールタールの、空気の星に住まう人、
鉛の風がのしかかる、なおも歩かざるを得ないんだろう、
それはそれで、ずっとそれで、
月に生きられない者は、この地に這うよう生きるだけ、

ただでさえ荒れた地に、なおも煙を降らせる雨が、
眩しいくらい光るオレンジ、太陽浴びた、
もう終わりを見せているのに、まだ先を急がせる、
僕らは無目的なイヌ、食べ残すほど弱くはない、
生まれた場所に眠る孤独を、引き裂いても呼吸を保て、
いくらでも汚れてやるよ、ここに生きるものとして、

好きも嫌いも容赦はなくて、抗うことも出来ぬまま、
何がどうだと迫るように問い掛ける、優しさをひと握りだけ、
ポケットに突っ込むふりで、争うものと囃すもの、
その中間あたりを突っ切るイヌは、舌を虚空に滑らせながら、
そのちぎれた尾を廻す、回転式のピストルみたいだ、

冷えた月の裏側は、砂漠と湖しかなくて、
そこには墓標が立っていた、もう幼少過ぎたはず、
かつての子供もいまは大人で、
水辺で花を咲かせる種を、歓び合う日を幻視する、
占い師はいつかここに暖かなる雨が降るって、
細い指で手招きしてる、生きるだけの獣の僕は、
ただそこへとたどりつく、





CLICK STAR SWITCH

閃 ロックンロール ワールズエンド
天 草原 蟻
ゾンビ 祈り 砂時計


PR

Copyright (C) 2014 copyrights.billy tanaka All Rights Reserved.



にほんブログ村 小説ブログ 現代小説へにほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ
関連記事
スポンサーサイト

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://stardustjohnny.blog.fc2.com/tb.php/1785-37ad13ef
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。