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2012-07-02 07:43 | カテゴリ:poetrical punk 00B
afterschool

“JACKPOT DAYS” all performed by Billy.-110630_145352.jpg



放課後は真夏の庭で、四方は合唱、蝉時雨、
トラックラインを踏まないように、振り返ると窓が夕陽を跳ね返す、
鮮やかなオレンジ染まる、砂の上まで届いてた、
隅の木陰に住む花と、どこからか水の匂い、
時間はただの一瞬さえも、待たずに僕らを連れてゆく、

重なり合う僕らの影は、
離れず寄り添うみたいに見える、
君の影を踏まないように、爪先、次の一歩を探す、
触れてみたい、その手までは3センチ、
細い手首に淡色ミサンガ、どんな願いを託してるだろう?
聞きたいけれど言葉が出ない、

灰色フェンスに緑のツタが、背伸びをしてもあまりに高く、
夏の終わりに刈り取られるから、いつも触れられないまんま、
夢に描く景色に似てる、

永遠なんてあるのかどうか知らないけれど、
ふたりで歩く瞬間だけは、一瞬なのに忘れない、
そんなふうに歩く放課後、

僕らの歩くその先は、
咲き乱れるハイビスカスのアーチの坂道、
小高い丘の向こうには、陽の落つ海が見渡せる、

僕らの歩くその先は、夏の雲と空に繋がる、
世界でいちばん高鳴るこの時が、明日もまた来る、
僕は彼女の影を踏まないように、
青みに溶けるオレンジへゆく、

新たな季節はまた僕らを連れてゆく、
新たな季節がまた僕らを連れてゆく、



photograph and text...
Billy
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