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2012-05-22 22:41 | カテゴリ:星屑のロビンソン
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ロビンソンは“託された想い”を受け取りました。
それはただポセイドンがテラ・フォーミング発動に使っただけではありません。

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ロビンソンとポセイドン。
ふたりはそれぞれにヒトの意思を受け継ぐために産まれ、その力の大きさからお互いにリミッターとしての役割を持ち、プログラムの誤作動や暴走に備え、あらかじめ外されていたのです。
そして、その“右眼”こそがGT400と名付けられた、未来への切り札なのでした。


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「僕は……もう、動くことができ、ない……さぁ……ロビ……ンソン。君がもう、一度、命を未来へ、運ぶん、だ」
「ポセイドン……」
ロビンソンにはポセイドンを破壊することができませんでした。
GT400を手にした途端、ポセイドンだけではなく、彼自身が誤作動のうえ、多くのアンドロイドたちを破壊してしまった記憶がよみがえったのです。

「僕は君を壊すことはできない……僕らの力は……大切なものを守るために授けられた力なんだ、命を壊すための力じゃない……」
「イ、ノチ……?」
「そうだ、君や僕や、そして僕らをこの世界に産み、運命を託した、ヒトの命だよ。君だって、僕だって、命があるよ。アンドロイドにも命がある」
「星にも、イノチが……」
「うん。星は命そのものなのかもしれない。テラ・フォーミングはもう僕に止めることはできない、この星にはもう時間がない」
「星の……イノチ……僕が壊し……た」
「違う、壊したんじゃない、氷の星は溶けて水の星になる、いつかまた……いつかまたこの星から命は生まれる、完全なかたちではなかったけれど、テラ・フォーミングは成功したんだ」

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突然、ロビンソンはポセイドンの顔を被っていた仮面を剥ぎ取りました。
その下から現れたのは、やはり、同じ顔だったのです。
「もう、隠れることなんてないよ、ポセイドン。君はこの星に海をつくった、今度は僕が未来を紡ぐ番だ」
GT400をぎゅっと握り、ロビンソンは力を込めて話します。
「僕たちは兄弟なんだ、ほら、憶えてるだろう? 僕らを造ったヒトの意思を」
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「あ、あ……憶え、てる……いや、やっと、思い出した、よ……」
「ポセイドン、僕は行くよ。待ってるヒトがいる」




<つづく>


illustration and story by Billy.


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