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2012-05-22 22:40 | カテゴリ:星屑のロビンソン
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「テラ・フォーミングは……すでに発動してしまった……君が、止めるん、だ……」
ポセイドンは外した右眼をロビンソンに手渡そうとしています。
「そして……僕を、破壊してくれれば……この、星の破壊を止める……ことができる……」
「その右の眼は……いったい……?」
「これは……かつての、地球の記憶そのもので……そして……僕たちを造ったヒトの、意思なんだ……僕らに、与えられた能力の……僕らがこの……星で、生きた活動も……記憶され……ている」


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「わかったよ」
「僕らの力を……間違えずに……使って……」
そこまで話すとポセイドンの音声は途切れてしまいました。
彼はその体を震わせながら、動作を停止しつつありました。

自律制御を止めようとするポセイドンでしたが、彼らには自らを破壊することはできません。
意思をなくした彼はいま、誤作動を防ぐために一時的な停止状態になっていたのです。

「ポセイドン……ほんとうに君を破壊しないといけないのか……」
ロビンソンは地球の意思、アンドロイドに未来を託したヒトの想い、そしてアンドロイドの活動を記憶した、右の眼を見つめていました。


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「……星の様子が」
「ヘンだね……」
そのころ、ロビンソンの帰還を待つザジとココは地球の異変を感じとっていました。
ポセイドンが待ち、彼のもとへ向かったロビンソン。
ふたりがいるはずのパラボラの塔の上空は雲が割れ、そこから微かに太陽の光が差し込んでいました。
また、ソーラーパネルは反射角度を変え、光が氷の大地に向かっています。
「テラ・フォーミング……やっぱり、彼らにはその機能が……でも……」
「あまりにも急速過ぎるよ……何もかもが水の底に飲まれてしまう……」
「ザジ、私、ロビンソンを迎えに行く。すぐに戻るから、ジタンとニーナをお願い」
ザジの制止も効かず、ココは船をあとにしました。
ですが、走り始めるとすぐに警戒信号が鳴り、前方にまたもハチ型アンドロイドがあらわれました。

JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--111031_120504.jpg

逃げられない、ココはすぐにそれが分かりました。彼女には攻撃能力はありません。
「いま、あなたたちと戦う時間はないの」
そう叫びましたが、彼らはすでに攻撃態勢になり、エネルギーを集中しています。
「分かって!!」
ココは無駄を知りながら、ただ叫び声をあげるだけでした。




illustration and story by Billy.


<つづく>



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