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2015-05-27 18:30 | カテゴリ:instagram × 文芸パンク

「空と海へ君と」


鮮やかすぎて水晶体まで染まりかねない青い青へとアクセルを、
踏みこんだらあとは風のトンネル抜けてゆく、
神様なんて置き去った、ハンドルにはターコイズを編んだ首飾りが砂にはならずにふくらんで、

テディボーイを口ずさむ、スロウカーブの右には眠りついた貨物列車が倒れているだけ、
波が聴こえて鉄の犬も嬉しそうに尾を振った、
それから僕は生きているのはこの時だけって見果てぬ遠くの青が広がる場所へ行こうと、

トランクにはカセットテープとラベルの褪せた葡萄酒と、
夜のためのキャンドルホルダー、波打際に浮かべる舟を見送る灯火、
願い事なら忘れちまった、なんでもいいや、
代わりに世界地図と万国旗でも南風に連れ去るように頼んでみるから、

空と海へ君と一緒に、ガソリンの揺れる匂い、
トランペットとオルガンと、ハーモニカとアコーディオン、
賛美歌、礼拝、きれいな炭酸水なんて、
どうにも退屈ばかりを欲しがった、そんな季節は終わり終わりて、
胸が騒いで駆け出せる、

どうにでもなる、どうにかなるの虚勢なんだかやけっぱちだか、
そんなときがくるのを知った、
「どうでもいい」と下品なくらいに薄ら笑いを浮かべてる、

空と海へ君と一緒に、グリスに汚れた白い爪の指先が、
空と海へ君と一緒に、どこにでもゆく、どこへでもいい、
ただただ風だけ欲しがる鉄の犬、空と海へ君と一緒に、




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2015-05-20 18:30 | カテゴリ:instagram × 文芸パンク

「空に白鯨」


真冬の海を思い浮かべる、
気まぐれついでの口笛さえ凍りつかせた風が吹いていた日のことを、
国道沿いの白い花は今も排気ガスに揺さぶられ、
子供は歩道をとぼとぼと、踵のガムを擦り歩いて、
道化にもらった赤い風船、手放した、

遥か高くの陽のところへ帰りなよって、
天にて微笑む誰かのことを思い出す、

火花が咲かせた煙が灰を連れ添って、
青と白の間あたりに溶け込もうと試みる、
ひしゃげたガードレールの真下には、倒れたワインのボトルと踏み潰された花一輪、
見慣れた見慣れた、さっき見慣れようとした、
昨日と同じ景色のはずだった、真上に泳いでいる白鯨、

雨に濡らされながら舞いをやめない、色とりどりの傘とスカート、
天と地つなぐ、青が騒ぐ季節が始まる、
天の白鯨たちは揺られ千切れてそれでも東へ泳いでた、
耳を澄ませた、そこに鳴っているのは青い、
どうにも青い古い旋律、




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2015-05-08 18:30 | カテゴリ:instagram × 文芸パンク


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「夜と朝の虚空に流るる」


夜の気配は誰がために流れるか、この世界の片隅におき、
同時に中心だと仮にする、どちらでもいい、
その闇が全てを駆逐し、支配さえも為される時に、

昼の光を吸い込んだ、砂を一握りだけはする、
弄べばその度に、隙間からこぼれてく、
呼吸だけに意識を澄ませ、その連動に浮上を満たせ、
どうせはいくばくすらもない命、

それが我々、ヒトの役割、
たかがしれた者の定めと、夜は愚かしさが徘徊するとき、
流れる景色とその風が僕らをときに狂わせど、
甘く淫らで濃密な、呼吸を重ねる蜜をつくれば、

ひとときでもあれ、孤独を闇に葬り去れる、
瞬の間にしか過ぎず、それでもあればないよりは、
笑いたいだけ笑えばいいし、泣きたいだけ泣けばいい、
誰ひとりとして我々などに関心はない、
夜を征くが持つ定め、誰より孤独を知る道理、



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