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2012-04-30 18:49 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--マシンガン・ギター.jpg

JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--トランペット.jpg


楽団がやってくる、鳴らされたことのないリズムを持って、
連中がやって来る、イカレた気配をにおわせながら、
聞いてみれば分かるって、カラの瓶をぶらつかす、
気取って悪ぶるくらいの義賊、

シャツは総柄、ペイズリー、
細身のスーツにサングラス、
指揮者は葉巻をくわえてる、サーカス団の出身で、
ギタリストは列車強盗、刑務所から出たばかり、
パーカッショニストは首から入れ墨覗かせている、
そんな悪党たちが組んだパーティ・ジャム・オーケストラ、
トランペッターはウイスキーを飲まない日がない、

彼らは街中央にある赤いレンガのダンスホール、
楽屋代わりに2階を占拠、夜な夜な街を踊らせる、

ブルースハープのアジテーターは坊主頭を銀色にして、
いかれた言葉を吐きつづける、
ドラキュラみたいな八重歯が唾液に光ってる、

“神を信じるのではない、
神を語る言葉を人は信じるだけ”

“安住は足枷だ、俺たちは流浪する、
秩序は拘束具だ、我らは混沌のなか、呼吸する”

葬送さえも騒々しく、
彼らは街を掻き回し、樽の酒を飲み干して、
夜は彼らによって静けさ失くす、
満月から満月までの間をずっと、
悪党たちは街と人をかどわかし、
手配書が配られる前には去っていた、

街には再び沈黙が帰ってきたが、
彼らを真似た少年たちは、踵を踏み鳴らし、
拳を突き上げ、不満と不安を声にした、
路地裏で、あるいは噴水のある広場、
赤いレンガのダンスホールで、

少年たちは新たに作る楽団は、
彼らが好んだ旗をしるしに、
少年たちが新たに鳴らす音楽は、
彼らが刻んだリズムを新たに、
新しい楽団は、聴衆たちが囃し立て、
“ダーティー・スターズ・オーケストラ”って呼ばれてる、


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--オーケストラ.jpg
“dirty stars orchestra”



“how crazy?”
“avoid the crowd”
夜明けのカウガール
Johnny And THE CIGARETTES



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2012-04-30 16:09 | カテゴリ:未分類

木漏れ陽に目を開けた、
光線が穴だらけのハットを貫く、
どうやら季節はまた変わったらしくて、
寝ぼけたまんまじゃいられないって、

風が運ぶクラクション、
失う感覚それでなお、
昨晩浴びたビートが心臓を脈打たせてる、
ろくでない夢想に閉じる小賢しの眼、

天使みたいに微笑んで、
悪魔みたいに躍ってる、
天使みたいに邪気がなく、
悪魔みたいに暗がり舐めた、

無垢なドレスを返り血の赤に染め、
飛べないならともいだ羽根、
さあ、少しだけ悪巧みを並べてみよえ、
さあ、欺きたいは誰でもなくあんただろ、

汚れた血を吐きだした、
混ざる色のロミオ暴いて、たかるハイエナ、
ダーティ・プロット、道連れにしてやるか

柔らかくて優しい日々だ、
それだけじゃ済ませる気はないんだろ、
なあ神よ、魂胆は分かってる、

新たなる混濁や、獣の未知に連れ込もうって、
ニヤついてんだろ、ニヤついてんだろ、
ダーティ・プロット見つけてやるよ、
ダーティ・プロット抱きかかえてる、

命を弄んでは、命を慈しむ、
命を与えたんなら、それを転がす、

合図がわりにクラクション、
意味なく鳴らして狂ったふりで、
挨拶がわりにクラクション、
撃ち鳴らすのは無色のマシンガン、


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2012-04-30 16:06 | カテゴリ:未分類
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>
ああ、なんて素晴らしい世界だろう、
あらゆる誰もが優しさばかりを持ち寄って、

ああ、なんて美しい世界だろう、
愛と勇気に満ち溢れてる、

僕らはその在り方さえも疑わず、
ただただ与えられしを享受する、
審議に沿って、罰を浴びる者にも慈悲を、
それも神の与えたもう知恵か、

天を衝く声、下らないって僕は吐く、
かく在るべきなど本意にあらず、
この素晴らしき世界において、
この息苦しさはなんだろう、

地に落つ声が、そのあまりの無力さゆえに、
滲ませるのは酷薄さ、
このしなやかなる世界において、
ヒトとヒトは断絶されて、

夕刻、眺めた景色は朱色、意味を問わない獣をみてた、
憧れなのか悔しさなのか、いくつも混在する想い、

空は空、雲は雲、
やはり花は枯れゆくもので、
鳥は鳥とて散りゆく羽根の行方を知らず、

ああ、なんて素晴らしい世界だろう、
檻のなかのイヌが泣いてた、
まるで真摯な道化のようだ、
笑顔を強要されてるみたいだ、

ああ、かくも美しき僕らの世界、
廃棄を待つ残骸ばかりだ、
生まれ変わりが理ならば、
せめてはヒトでないものに、



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 ただでさえ狭かった居住空間を占拠され、しかし文句も言えなかった男がいた。彼はいま、堂々たる態度でもってすやすやと寝息をかく金髪の男を見下ろしている。
 ふと周囲を見渡す。
 突然にこの金髪男が自らの住居兼スタジオ……その居住空間である古い納屋、その二階の物置にやってきてから一ヶ月以上が経つ。
すでに「狭いながらも楽しい我が家」とは言えまい。
自らが勧誘したバンドメンバー、そのフロントマンとは言え、この金髪の不法占拠者のおかげで当の本人は空きスペースで体を縮めるように寝起きしているのだ。

「そろそろ起きろよ、何時だと思ってんだよ」
天野くんは告げる。時計はすでに正午を過ぎていた。

「あ……天野くん……おはよう……今日は疲れてんだ、もう少し寝かせてよ……」
「働いてもない君がなぜ疲れてるんだよ……二日酔いの間違いだろ……」
「じゃあその方向で……」
「寝るな、起きろジョニー!!」

 ともあれ、変わらず呑気なパンクス二人である、この日はバンドの練習予定日だった、一階ではすでにヒラサワくんがベースの試奏を始めていた、天野くんもそれに続きタイコを打ちはじめる。
 寝癖の金髪、欠伸まじり、朝食兼昼食のロールケーキを頬張り、髪を掻きむしりながらジョニーもようやくギターを担いだ。
 ロックンロールがはじまる。

 脱退を表明したヒラサワくんのラストライヴに向け、彼らはGWをすべて使い、練習に打ち込む予定になっている。
 年齢や抱える事情をカミングアウトしてからというもの、物静かだったヒラサワくんは変化し、リーダーシップを取りつつあった。
 キャリアも技術も遥かに上だ、当然といえば当然のことである。

「ジョニー、走りすぎだ!!」
「スネアが鳴ってない!!」
「早くロールケーキを飲み込め!!」
的確かつ鋭い指示を浴びせ、その都度、二人は背筋がピンと伸びる。
 バンドメンバーというより、まるで師弟、教師とデキの悪い生徒のようであった。

「練習漬けの連休かぁ……」
立て続けに10曲を演奏し、ブレイクをとった瞬間、ジョニーはぼそりと呟いた。
「連休って……ジョニーはずっと連休じゃんかよ」
天野くんは呆れる。
彼は就労の気配さえないジョニーのために日雇いのアルバイトを増やし、生存に必要な程度の食事を摂らせている……のだが、タバコは吸う、あるぶんだけ酒は飲む、自由すぎるジョニーの生活スタイルのおかげで彼自身が困窮しつつもあるのが実状だった。
 しかし、ようやく見つけた最強のフロントマンが死んでしまうと天野くんも困るのである。

「だって……一日くらい気分転換しなきゃさぁ……」
「気分転換ねぇ……。あれだけ寝てりゃ気分はいいだろ……」
「ジョニー、天野くん、一日くらいはいいかもしれない。煮詰まるしさ。ほら、おれはカミさんが……」
「天野くんじゃなくてジャック……一応。けど、いいなぁカミさん……つうか、カノジョ欲しいなぁ。なあ、ジョニー?」
「カノジョ……うーん。そう言えば、ここに来るまでいたんだよね、おれ」
「え?!」
二人は顔を見合わせる。
「ほら、おれケータイ止められたまんまじゃん。ここに住んでることを言い忘れたまんまでさ……」
「お、おい、連絡しろよ、悪いじゃんそれ!! だいたい、どんなコだよ、ジョニーのカノジョって?!」
「どんな……? うん、どんなだっけ……髪が長くて……目と鼻があって……あ、口も。会社員だったよ、確か」
なぜそんな覚束ないのか、そしてなぜそんなに犯人の特徴を思い出すような雰囲気なのか、そしてなぜそこまで記憶が適当なのか。
 天野くんとヒラサワくんは変わらず異変に生きるジョニーを眺めた。

 ジョニーには恋人がいた……ようだ。


前回まではこちら♪

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2012-04-25 22:40 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--devil or angel.jpgdevil or angel.jpgdevil or angel.jpg


真夜中、地平線を眺めてた、
空の深いブルーはかすか月に揺れる大地と溶け合って、
背が高く花を持たない草と草がじゃれていた、

太陽と周囲の星を編みあげた、
麻のブレスレットは陽気な色で、
僕らは果たす約束のために円陣組んで結び合った、

民族の誓いを3つの×印にナイフを入れた左肩、
血を混じらせて想いを尖らせる、
はためくは神々を黙らせる新たなる旗、
指を弾いて血を飛ばす、

真夜中、僕らは橋を眺めてた、
対岸は別の世界か、違うだろう、
ひとつになれると溶け合って、華奢な船に帆を張って、
吹きすさぶ弾のなか、悠然なる姿にて僕らは混乱に突き進む、

新しい種族には、ふさわしい名前がまだない、
新しい僕らまだ、それを表す名前を持たない、

声を張り上げ、
その逆賊に名前をつけろ、
リズム掲げて、
その逆賊に名前をつけろ、

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イケメン・ジョニー率いるTHE CIGARETTES


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 男たちがそこにいる。
 彼らはまだ名前すらないパンク・バンドである、細面の美しい青年は不慣れながら気迫だけは尋常ならざるギターを掻き鳴らし、ニワトリのようなモヒカン頭が衝動のままリズムを叩き上げ、ふたりとはやや年齢が離れた……すでに中年期に突入した……男がしなやかにタフに、ガラガラヘビが波打ちながら獲物を追うようなベースラインを引っ張ってゆく。
 紆余曲折を経て集まった三人だが、すでに年長者であるベーシストのヒラサワくんは脱退を申し出ている。
 四十過ぎにして父となるわけだ、その責任感の重大さは他のふたりとは背負うものが違う。

 ギターとヴォーカルを担当することになったジョニー(本名/助 新―たすけ あらた―)、そして彼をバンドに招いたジャック(天野くん)とヒラサワくんでは年齢も風格も違う。

「夢を追うのに年齢はカンケーない」
よく言われることだ、だが、本当にそうだろうか?
 ヒラサワくんは思う。25歳の定職ナシと40歳の定職ナシではまるで違う。残る時間も違うだろう。
……おれには……もう最期なんだよ……。

 ヒラサワくんの想いを知ってか知らずか、バンドのコミュニケーションは強く濃くなってゆく。
……おれが……こいつらと同じくらいの年齢なら……いや、せめて30くらいなら……。
だが、ヒラサワくんがすでに不惑を過ぎた年齢であることは誰にもどうする術もない。
……次のライヴ、それがおれのベーシストとしての、バンドマンとしての最期だ、まっとうに生きるほかないんだ、おれには……。


「でさ、バンド名は決まった?」
天野くんは額の汗を拭いながら問う。埃だらけの床にだらしなく座り、窓から射す春の光にさらされていた。
「……ジョブレス・スリー……」
「ジョニー、だからそれはダメだって。カッコつかないじゃんか……」

……おれは君らの倍以上恥ずかしいよ、そのバンド名……。
ヒラサワくんは口にしない、ドラムセットに座ったままミネラルウォーターで喉を潤わせながら思う。
……君たちはいいだろう、まだ20代半ばなんだ、だけどおれは……おれは……。

 完全にスタミナを切らしている、そしてこれだけ汗をかきながら、腹の脂肪は減ってさえいない。
「バンド名は……ザ・シガレッツなんてどうだろう……脱退するおれの置き土産だよ……」
ふいにヒラサワくんが言葉を発した。大人ゆえの遠慮なのか、あるいは後ろめたさか。淡々と演奏する以外はろくにコミュニケーションを取らないヒラサワくんには珍しく自発的な発言だった。
「し、しがれ……?」
「こ、子供ができるからなの……ヒラサワくん……?」
「ジョニー、それはせがれだ。シガレッツ。おれたちは……奇しくも全員が喫煙者だ、この嫌煙主義蔓延る現在においては稀少種かもしれない。だがな、パンクロック、ロックンロールを演るオトコ……ここは漢字の<かん>で<おとこ>なんだ、そんなおれたちが社会に迎合してどうする? 法律に背いても反社会的であることがパンクだろう。おれはそう思う。だからこそ、<THE CIGARETTES>なんだ……」
ヒラサワくんは語った。語気には熱がこもり、パンクやロックンロールへの憧憬を感じさせた。
「法律に背く……?」
「ゲイ……ゴー……? Gay Go?!」
「ヒラサワくん……まさか……」
「犯罪者で……ほも?」
「は……?」

 アホ2匹と最期のライヴをやるために必死であるおれは40過ぎ……正確には43歳……夢は……終わったんだ……。
 
 ともかく、彼らのバンドは、その名を「THE CIGARETTES」と名乗ることになった。
 ジョニーも天野くんも、ヒラサワくんの「置き土産」という言葉に泣けてしまったのである。


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失笑必至の前回まではこちら♪


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(画像/レディスM/丈長)
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(画像/メンズM)

メンズSサイズ(レディスM相当)もあります。

ビリー・デザインのオリジナルTシャツ「THE CIGARETTES」の販売、明日からスタートさせていただきますっ!!


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--海賊ビリー ロゴマーク.png
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2012-04-20 10:41 | カテゴリ:billy gallery
こんにちは。
なぜか神妙な気分のビリーです。
えへ♪

今週、ポストカードを作っているという記事をなにげに書きましたところ、その反響が驚くほど大きく、結果的にその初の販売をこのブログでやることにしたビリーです。

何人かの方に相談させていただき、「きちんと対価をいただいてください」との助言もあり、また、れいれいさん(れいれい☆好きなことでママ起業)には、支援を表明していただき、また記事で紹介してくださり、心から感謝しています。

では、ラインナップです。

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以上の9種類に合わせ、

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この8種、写真にはないですがもう一種があり、最初に紹介した9種にランダムで一枚封入し、全10枚で1セットになります。
本来ならバラ売りでお好きなものを選んでいただくのが良いと分かっているんですが、直売ではないのでそれぞれのご注文に合わせて発送するのは個人ではムリであるとの結論に達し、セット販売という形を取らせていただきました。

ご了承くだされば幸いです。

また、完全な個人作業によるもので、そのセットも30セットしかありません。
限定生産というわけではありませんが、現在のところ、追加生産は考えていません。
30セットという数も個人で注文を受け、発送するという手続きをやれる限界数だと思い、また、売れ残る可能性(←大幅赤字は危険です:笑)も高いので、試みとしても初めてですし、このようなかたちになりました。

長くこのブログをお読みくださった方ならお分かりかもしれませんが、すべて通常記事内にて登場したイラストをMacで加工したものです。
ハガキを眺め、過去の記事をたどるのも一興かもしれません。

アーティスト気取りです(笑)。

「写真はないの?」とのお問い合わせがありましたが、今回は写真を使ったものは見合わせました。
手作り感が欲しかったこと、ハガキの本来的な意味を考え、余白を残したかったからです。

また、オマケ的な意味をこめ……
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--110917_193153.jpg
Bマークのシールで封をする念の入れよう(笑)。

ちなみに、もし不要な場合はメモ用紙になりますし、ヤギにプレゼントすれば喜ばれること間違いなし!!
半分にすれば栞になりますし、紙飛行機にして飛ばすのも一興かと。
でも、鼻かみ用には適してません。さすがにかたいですから。
お尻も拭かないでくださいね。
痛いですから。
あとは……そうですね、切手を貼れば通常のハガキとしても使えます。

で、肝心の部分を。

☆1セット3200円、30部限定販売、先着順です!!
送料、手数料込みの価格になります。

また売上によりますが、収益から震災、台風への被災支援にもあてさせていただきます。

(※注)売上が少ない場合、材料費(紙、インク代)の補填になります(苦笑)。

また、お代金は現金書留、銀行振込みの2種になります。
どちらも個人情報を含むため、ご購入いただける方にのみ、メール、またはメッセージさせていただきます。

また、ご購入いただける方、ご質問のある方はコメント欄にお願いします。

では、ご関心のある方はコメント欄にてお待ちしています。

ニャー!!

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2012-04-19 08:02 | カテゴリ:3minute rockin novel
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--ロコ ガール.jpg


 フライパンで焼いたトーストにヨーグルトを塗って食べる、赤い皮のソファがお気に入りで、彼女は起きてる時間ほとんどを寝そべって過ごしてる。
 日に54本、タバコを吹かす。

 どこかの誰かが置き去りにしたヒョウ柄のトランクがいまのところ一番の宝物、別に何が入っているわけでもない、ずいぶん古そうなものだってことなら分かる。

 空だから何か入れるものを考える。考えてるうちにウトウトして、いつまでも空っぽのまま。
 ベランダのイチゴは枯れてしまったけれど、ずっと水はあげている。生き返るなら、抱えきれないくらい実をつければいいなって思う。

 ノートに描いた落書きはマティスの真似で、バカラのグラスは名前も知らない男にぶつけた。

 つまらないことはしないと決めたから彼女は働かない。ときどき、酔っ払いのサイフをくすねたり適当なお金をくれる男の人と寝たりする。

 ずっとこんな感じなのかなぁ、なんて思うときは
トランクを開けてみて中身がないのを確かめる。
このなかでダイヤモンドを育ててみたい。

 マルボロに火を点けた。
古い名前を捨てて、アネモネにしよう。あたしはアネモネ。
黄色い肌のあたしはアネモネ、退屈や憂鬱と仲がいい。

 明日、あの空っぽトランク担いでヒッチハイクの旅に行こうかな。
ロンドン、アテネ、パリにフィレンツェ、別にどこだっていいんだし。
無人島も悪くない。

 トランクには何も入れないままでいいよ。
欲しいものは全部あげるから、あたしを生まれ変わらせてよ。
まどろみながら、どうしてだろう、涙がこぼれてる。

 まどろみながら、どうしてだろう、誰もいない冷たい部屋で寝てるふりをする。

-了-



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スタンド・バイ・ミー
スープ
サーカスガール・アンジェリカ


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2012-04-18 17:01 | カテゴリ:未分類
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深海は夢心地、破れたシーツの草のニオイ、
ミドリイロの景色に飽きたカウガール、
自由はここにはないらしい、

さんざ巡って、たどり着いた荒野には、
浮かぶ血みどろ赤い泥、
見慣れた朝は胸に燻る、
空を見上げる深海魚と同じ気分、
それはどうやら昨日と同じ、

古い映画はモノクローム、色づけてたのは彼女自身、
見つけたのは代わり映えのないリアル、

旅は私を偉くなどせず、月日だけを重ねたような、
焦燥ばかりに身を焦がし、踏みつけたのはテンガロン、
ウエスタンブーツを脱ぎ捨てた、

明日にはまた旅に出よう、
夜明ける太陽、中指突き立て、
深海漂う魚たちを夢に見た、
今日をまず生き、新たなリアルを探してく、



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2012-04-18 16:58 | カテゴリ:未分類
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光のにおい、音の感触、
刻み続ける懐中時計、モンテカルロを夢見た男、
甘い歌と、甘い日々、
甘い感傷、戯れ事だらけのラブソング、

もらいものの安い香水、
光の束とどこか下媚びた笑顔の女、
栞だらけの古びた本は、
横顔ばかりを集めた芸術紛い、

白い革のテーラード、風が拾う子守歌、
覚えのない誰かの歌声、
子猫の住み家のボーラーハット、
拾い集めて火を点けた、稚拙極まる誰かの日記、

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「ほら夜が明ける、その群集から離れてみなよ」
憂鬱そうな単語を集めた散文詩、
乾いた風がひとつひとつさらってく、

デニスを真似たヘア・スタイル、
不毛の風景、まるで遠い黄金郷、
もう目指してさえもない、
貧民街の薄ら寒い冬景色、

喧騒はもう忘れちまった、
喧騒はもう忘れちまった、
他にある光も視野に、
他にある光も見据え、

「使い古しのお伽話さ」
ウィルコは眉をしかめて苦く笑った、
穴の目、傷にも似た深い皺、
それから赤く爛れた舌で、

群集から離れてみなよ、
群集から離れてみなよ、



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2012-04-17 23:17 | カテゴリ:未分類
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13歳になった少年は、
初めて孤独を手にしてしまった、
大海に浮かぶ小さな島に、取り残されたような気分、
ざらつく風が吹き荒れている、
誰かと繋がりたかったけれど、
それはなされないままで、やがて孤独という言葉を知って、

少年は欠けた何かがあると思い、
穴を埋めるように誰かを求めたけれど、
束の間を紛らわせるだけで、やはり、
人は一人なのだと諦めていた、

地平を眺めて、
海に沈む夕焼けに身を任せても、
どこにも探しているものがない気がした、

遠くにいる大切な人を想った、手紙を書いた、
拙いデッサンで自分がいる場所の風景も添えた、

悲しみは終わることがなく、
少年は心臓に氷柱を貫かれたまま息をして、
ひかりを探して歩いてた、

寡黙な夜の草原で眠り、
旅の果てにある世界を瞼に描いた、
新しい風景はどこも変わらず、
錆びついた鉄の花が咲き、
色彩には乏しくて、
人々は影に追われることに気づかない、
気づかないいふりをしていた、

ひとりぼっちの世界は続き、
少年はやがて誰とも話さなくなり、
痩衰えて立ち上がることさえできなくなった、

太陽が縮小して、
その光ははるか遠い名もない星のようだった、
光があることに気づくこともなく、
少年は灰になり、風になった少年は散り散りに空を舞って、
やがて花を咲かせた、

春を告げるレンゲのいくつか、
少年の生まれ変わった姿で、
もう、彼は孤独を知らない、
ただの花になることができた、

荒野に咲くだけ花になったら、
もう孤独を感じることもない、
ただ、かすかに光を放つだけ、


[LatestEntrys]
傭兵ジエンダ
架空のメロディ
雑草


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2012-04-17 23:08 | カテゴリ:billy gallery
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--ビリー 壁画.jpg


 こんちは、いまニューヨークのダウンタウンに壁画が描かれている最中のビリーです。
「ついにここまできたか」という感じですね。……ええ、もちろん冗談ですけど(←あほくさ)。

 今日は何を書こうかと思ったんですが、正直、別に書くことがないので「beat gallery」をやることにします。


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「最期の大陸」

ワンピースにてグランドラインの果てにあると言われる島、ラフテルをイメージしました。


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「SAKURA GIRL」

これは記事に使いましたね。いつだか忘れましたけど。タイトルまんま、春の女の子を描いてます。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--120328_154352.jpg
「金髪の女の子」

……タイトルセンスありませんね。見たまんまですからね。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--ギター 油絵.jpg

JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--イヌ.jpg

このあたりも記事に使ったぶんですね。
タイトルはありません。考えてないんです(笑)。


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「ロコ・ガール」

ハワイに行きたいなぁ、と思いながら。


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「灯台」


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「青い髪」


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「over the blue」


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「devil or angel」


毎日描いてるんで数が増え……別に飾るわけでもなく。
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--ビリー アトリエ.jpg
こんなふうに空いたスペースに並べてます。
実に雑な扱いです(笑)。

個展に向けて準備しているわけですが、肝心の個展の話はありません。一切合切ありません。一等前後賞合わせてもありません。
置場がないって困る。


 昨日、花見に行ったんですが、ヒノキの花粉症で両鼻にティッシュを詰めてました。生きるって……大変だ……。


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2012-04-17 20:29 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--チバユウスケ.jpg


走り続けた移動者は、地平の果てにて旗を持つ、
静止した時間のなかで、景色は止まってさえいるよう、
微かに動くのは風で、流れるそれを横目に追う、
空の青みも見慣れてしまった、沈みかけたか昇るのか、
燃えずに浮遊する太陽、

鳥は縛りつけられて、呼吸さえもしていない、
岬に打つ水飛沫、弾けて砕けたその波が、
泡のままでかたまっていた、時の止まった景色では、
音のひとつも鳴らないらしい、砂時計は傾いたまま、
薄い月が見張るように弧を描く、

走りぬけた先に手繰り寄せた最期の世界、
枯れた花と萎れた緑、それでも倒れることはない、
到達した証に彼は、その地に旗を突き立てようと、
いまだ先を見据えてやめる、遠くには銃声が、
そしてまた悲鳴さえ、どこかに聞こえる、
そんな気がした、

使者を名乗る者たちが、この地を穢しにくることを、
微かに流る風が伝える、再び戦地に還るよう、
最前線に流れる血、それを見届けゆくように、



<click!!>
来ないバスとガールフレンド
赤眼のマルコ
“morphine”


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2012-04-17 19:21 | カテゴリ:未分類
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支柱から放射状に舞う原色、綻び目立つ万国旗、
破れていたり、いまはもうない国だったり、
褪せたベージュの三角テント、開幕を待つサーカスが昨日設営したばかり、

陽を浴びているのに、
まるで楽しげなんかじゃなくて、
まるで野戦病院みたいに見えた、

ピエロが出たり入ったり、だけど、
メイクのない彼は使いまわしの小さなサルと変わらない、
焼けた輪だとか、木馬だとか、年を重ねた着ぐるみだとか、
世界を茶化したあらゆるがテントのまわり、静かに寝てる、

少女の名前はアンジェリカ、ナイフ投げ師の夫婦の子供、毛皮のソファで欠伸をしてる、
サイズの合わないデニムのパンツ、サスペンダーで吊り下げて、
青い石つきペンダント、手の平、光にかざしてる、

彼女の夢は絵本に見た天蓋のある大きなベッドで眠ること、
キャンピン・バンの狭い荷台、両親に挟まれて寝て、いつも朝を迎えてる、
だけど、そのことを誰かに話したことはない、
落ち目のサーカス、次の時代のスターに皆が期待してるって分かってる、
ターコイズを握りしめて目を閉じる、

街から街へ、村から村へ、旅立つばかりのアンジェリカ、
小さな村で言葉もなく手渡されたペンダント、
“ありがとう”を言う前に、走り去った男の子、
彼がいまも元気なら、ベッドのことは忘れてもいい、

リハーサルが始まって、父が母の輪郭描くようにナイフを投げる、
突き立つ音が聞こえるたびに、アンジェリカはターコイズを手の中握る、

JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--111021_162857.jpg

落ち目のサーカス、ナイフ投げ師の夫婦の子供、
アンジェリカは次の世代を期待され、
彼女の意思はいつも抱えるリアルに飲まれ、

スクールバスに乗ってみたい、みんなと学校へ行ってみたい、
ふざけて笑ってケンカして、一度そんなのしてみたい、
ネオンカラーのジェリービーンズ、皆と騒いで食べてみたい、
ラスタカラーの帽子を被って、「こんなのどう?」って聞いてみたい、

狭い世界を飛び出して、違う生き方するって決めたアンジェリカ、
握りしめたターコイズ、あの子がいる街へゆく、
逢えるかどうかは分からない、だけど、他に行きたい場所もない、

とりあえずの行き先決めたら、ひたすら進むとサーカステントを飛び出して、
オレンジ色のバスを待つ、出てゆく彼女に気づいたピエロ、
“元気でね”って手を振った、溶けたメイクが垂れていること気にすらせずに、

はるか遠く知らない街へ、荷物はひとつのアンジェリカ、
目を閉じ握るターコイズ、ベージュのテントは小さくなって、
彼女は未来へ旅立った、



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2012-04-17 19:20 | カテゴリ:3minute rockin novel
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 ことを終えると私は隣に眠る誰かの寝息を聞きながら、その無防備極まる間抜けな顔を眺めながら、濃くて熱いスープを飲む。
ポットに持参したポタージュ・スープ。
 溶かされたカボチャやクルトンが糸を引きながら沼から掬い上げられる、スプーンは銀色で柄に聖母を彫りつけてある。

 隣の男は夢を見ながら、醒めない夢のなかをゆくんだろう。甘い夢か悪夢かは分からない、どちらにしても夢は夢、彼にはもう現実は訪れない。
旅立たせたのは私。

 朝の空は水に似ている、ブラインド越しに眺める淡い青のなかに煙を吐き出す。痺れが体にまだ残っていた。
グラス一杯さえ飲まれずに用済みになった、ワインの底には溶けきれずに沈澱した白い液体が渦を巻き続けている。
 
残りをトイレに流してから私はシャワーを浴びる、熱のある体に熱を浴びせる、どろどろに溶けたアイスクリームの気分はたぶんこんな感じだろう。

 息絶えた彼は数日もすれば冷えたスープのように変質する。人体はスープだ、無駄な具の多すぎるスープだ、いつかは私もそうなるだろう。
荷物をまとめて私はチェックアウトする、街の景色はいつもと同じ呼吸をしている。
 コートのポケットのなかの、スプーンを弄ぶ。
柄の聖母は私にさえ微笑みを浮かべてる。
それでも慈しみまでは与えられないだろう、私はそれを知っている。



<了>

美しい世界
「さようなら」
水の泣き声



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2012-04-16 18:50 | カテゴリ:未分類
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国境線上、中立地帯のさびれたパブに入り浸る、
軋む音鳴るフローリングは灰だらけ、いくら飲んでも眠気もない、

傭兵ジエンダ、待ちわびている戦争、
ブラウン管の向こうのニュース、
持て余すのは過ぎてゆく時間だけ、ぽつんと燈る指先の赤、

孤独を誰より愛したつもり、あらゆる想いを断ち切った、
未来なんてなくていいって、燃え尽きる場所を探して、

国境線上、流れてきた火薬が村の、ほとんどすべてを焼き尽くす、
命を拾った人々は、種を撒いてレンガを重ね、

傭兵ジエンダ、待っているのは戦争だった、
目の前、風船手にして泣いてる子供、
苦笑いで誤魔化した、止まったままの腕時計、ぽつんと燈る左胸、

その赤、時間を呼び戻す、
胸鳴る音が、生きる時間を呼び覚ます、


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2012-04-16 18:49 | カテゴリ:未分類
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羽根の生えたバイオリン、
弾く者いないと泣いていた、
くわえタバコのジャズピアニスト、
ビルの物真似、88をデタラメ叩く、
拍手をされると泣いてしまう、
優しさには慣れてないから、悲しみながら生きてゆく、

夜の濃さに同化し浮かんで、
星を見つけたふりをする、
死を想い生を知り、
生を想い死に触れる、

死に際して生を想い、生に触れて死を分かる、
雲の果てへ、
雲の果てへゆく、

屋根を欲しがるトランペット、
吹き手いなくて錆びていた、
羽根のちぎれたバイオリン、
弾く者いないと旅立った、
安い葉巻のブラザーソウル、偽物キューバ、
88を闇雲弾く、
口笛、口火が溢れる魂、火を点ける、
優しさには慣れてないから、悲しみながら生きてゆく、

今ここに旋律が鳴る、ベッド軋んでリズムになって、
重なる呼吸がメロディを生む、
悦びの歌を歌ってる、

夜の濃さに同化し浮かぶ、
星を見つけたふりをする、
死を想い生を知り、生を想い死に触れる、

架空が響いて、
頭のなかに鳴る、
架空のメロディ、
気分次第に鳴る、


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2012-04-16 18:43 | カテゴリ:Beat rock
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地を舐め朝を迎えたらしい、
奪いもののタバコを吹かせば、
いまだ身を切る氷点下、
くだらねえって呟いた、

いまだ月は夢から醒めず、
青みに紛れたふりをして、
冷ややかそうに下弦で笑う、
尖る口角、裂けた悪魔の唇みたいだ、

突き上げるアルコール、
腹いせつもりに飲み込みかけた唾を吐く、
雑草だらけの国と国の境目あたり、
欠伸しながら境界越えるカラスが群れた、

モリコーネが撮るフィルム、
そんな黒が覆う世界の夜は過ぎ、

真新しさなどひとつもない、
カフェテラスのバルコニー、転がる空瓶、
痩せ細った背骨浮くイヌ、僕は手を振ってみた、
興味もなかったみたいだった、
優しさなんて欠片ももたない、
そんな風に思うだろう、

見てきた世界のほとんど全てが、
終わりを静かに待ってるだけだ、
無駄に派手な原色の、
旗は風を受けてなかった、

ゆく先々で流す浮名と、
それに連なり重なる孤独、
浮き足立ったつもりで見かけた雑な草、

枯れゆき果てる花すら咲かず、
いくら愛を探したつもりで、
火種に降った雪の粒、
粗雑な草ならせめては強く、

永久なる命も感じさせてよ、
誰かが僕の名前を呼んだ、
それはきっと泣いた風の気まぐれだろう、

鼻先くすぐる甘いにおいは、
かつて求めた誰かと同じだ、
もう少しだけここに眠ろう、


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2012-04-15 20:30 | カテゴリ:未分類
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高架下には監獄にも似た地底があって、
そこには夜に蠢く獣たちが乱世と地獄を競わせる、
勝敗と賞罰が秤にかかる、

ただ何処よりも美しい、水をいつも探してた、
流動さなかの留まることない流れに沿って、
浮き葉にさえも輝を、
指を差し込み許されるなら掬い上げたい、

歌うたいは喉が裂けても歌うだろう、
飛行士たちはまばゆい青とその先の、
暗がりにさえ飛びこんで、隆々たる肩の水夫は今日も、
刃向かう波を漕ぐ、

高架下には監獄にも似た地底があって、
そこには夜に蠢く獣たちが乱世と地獄を競わせる、
勝敗と賞罰が秤にかかる、

愛はたぶん万能薬ではなく鎮痛剤で、
束の間、痛みを紛らわせては、
次なる視線と死線の果てへゆく、
無法の者はその名ばかりの自由を求め、
監獄にも似た地上を這って、

ペンデュラムにはモルヒネが、
尖る塔の先端に、虐殺者は体を突かれて息絶えた、
目を凝らしてそれを眺める君と僕、
今日もまたモルヒネが、
僕らの痛みをまた麻痺させる、


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2012-04-15 20:27 | カテゴリ:未分類
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手首に血染めのビーズを巻いた、
薄い体に隠す拳銃、
何時如何なる時でも火を吹ける、

悪夢に彷徨う、空はまた黒みを帯びる、
変わらなきなど何処にもない、
剣呑なる時が待つ、媚びにへつらう者を笑った、
鉄より汚泥の雨が似合うね、

平手でピアノを叩くくらいの、
焦燥ばかりを狙う眼が、

マルコは赤眼、生まれたときはラテンの緑、
音に溢れた土を走った、

垂れ流れるアルコール、
それを吸い込む楽譜の束と、
書き写しのボードレール、

マルコは赤眼、死装束を身に纏う、
殺意の街から離れても、
こびりついた鉄の匂い、静止しない時間を生きる、

鳴らせる楽器はこれだけと、甘い匂いの蜂だけ探す、
あまりに孤独に慣れ過ぎた、

背後に伸びる影は赤、
追いすがるは痛み伴う過去の色、
剣呑なる時を待つ、
媚びにへつらう者を笑った、
鉄より汚泥の雨が似合うね、

平手でピアノを叩くくらいの、
焦燥ばかりを狙う眼が、


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--海賊ビリー ロゴマーク.png



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2012-04-15 20:25 | カテゴリ:未分類
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通り過ぎた貨物列車、しがみついてるスズメバチ、
一瞬だけ目があった、
そんな気がした、
それはきっと気のせいだけど、悲しそうな色をしていた、
だから「どうでもいい」ってふりして懐かしい子守歌、

半分くらい忘れてた、
ラララララってごまかすハミング、
薫る風に吹かれて消えた、

ギンガム・チェックのテーブルクロス、
鳥みたいに飛んでった、ベンチは石でできている、
お尻が痛くて立ち上がった、ヒールは枯れた木みたいに折れた、
だから裸足でバス・ストップのあたりをぶらぶら、誰を待ってるわけでもないって、
細い指を後ろで絡ませ、滑らかな休みの街を見渡した、

弱々しい光に沿ってスニーカーが駆けてゆく、
行き先、たぶん、近くの公園、

オニキス溶けた透ける黒の湖を、見に行こうって彼が言うから、
来ないと知ってるバスを待ってる、今日もきっとバスはこないし、
夢みたいな作り話につき合ってるんだと分かってるけど、
もうしばらくは待ってもいいや、優しい嘘だと思いたいから、


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2012-04-15 01:33 | カテゴリ:日々のこと
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 ハローハローハロー。
皆さん、お元気? ビリーさんはまあまあってとこだすな。

 夏に向け、冬の間に溜め込んだ脂肪たちが気になる昨今、今週は「減量に良い」と聞いた「大根おろし」ばかり食べてました。
……飽きた。
大根って……おろすの疲れるしねー。
なにか良い食べ方ありませんかね?

怪文書が届いたけれど、とくにその後、何があるわけでもなく。

サクラと波音
薄紅の歌

 昨日の雨で桜がそろそろ散ってしまうかもしれないですね。
季節がまた変わる。

 朝はバナナとコーヒー。タバコを数本。
スタンド・バイ・ミー
名もなく彷徨う
彷徨うギター

TheBirthdayの新シングル「ROKA」を火曜に購入。
相変わらず、でも進化を続けるストレートなロックンロール。
チバユウスケさんはソロプロジェクトもあるそうでますます楽しみ。
憧れは変わらない。

JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--120413_100817.jpg

昨日描いた絵。
そのうち、通常記事で使うと思いますねん。


羽根などなくてもトぶ男

「ジョニー・シリーズ」は少々長いですが、時間のある方は是非どーぞ。
こんなバカがいないと世の中が窮屈でしかたないんじゃないですかね。

 餃子食べたい。
突然、餃子にハマったのは友人に借りた「SPEC」を観てから。
劇場版も観に行ったけれど……うーん。
ちょっと印象がブレたかな。CGが安っぽくて脱力感あり。

ほんじゃ。


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追記/
そうそう、髪型変えました。
ボブ・ディランがイメージのパーマネントです。
宇宙兄弟と言われましたけど、そいつは読んだことがないので分かりません。
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--アフロ田中ビリーさん.jpg

ピース。
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 3人の男たちは川に沿う緩やかな斜面にいた。
鮮やかな緑の上に寝転び、チーズと酢漬けのイカをつまみにビールをあおっている。タバコを吹かしている。
 頭上には満開の桜、見下ろせば落ちた淡い桃色が水に流されてゆく。平日の昼間である、ひと気は少ない、老夫婦や幼い子を連れた若い母が訝しみながら3人を横目に、だが、彼らは周囲の雰囲気を察知はしなかった。

「いいねぇ、サクラは。春が来たって感じがするよね」
シャツを脱ぎ、Tシャツ一枚になったジョニーは新しい缶を開け、半分くらいを一気に飲み干した。
「あったかいし……練習後のビールはたまんないよなぁ……」
天野くんも同意する。
 いつものごとく寡黙なヒラサワくんはうんうんと頷きながら、チーズ鱈を口に運んだ。
 あまりに呑気な風景だった。

 彼らはパンクロック・バンドである。すでにコンビニを辞めてしまったジョニー、日雇いの仕事を転々としながら農機具小屋に暮らす天野くん、そして素性がいまだに分からないヒラサワくん。
 午前のバンド練習を終え、昼食をかねて小さな宴を開いていた、窓から満開のサクラが見えていたのだ。

「天野くんさ」
「や、ジャックだよジャック、いい加減に憶えろよジョニー」
「ずっと聞いてなかったんだけど、おれたちのバンドって、なんて名前なの?」
「ああー……バンド名なぁ……」
天野くんは少し考える。前身バンドのヴォーカル/ギターが抜け、ジョニーが参加したが、名前についてはまだ考えていなかった。
「前は……や、前のことはもういいや、新しい名前を考えねーとなー」
「ジョブレス・スリーなんてどう?」
「ジョブレス・スリー? なに? 仕事がない3人ってこと?」
「だってさぁ……おれ、バンドに誘われたとき、スターになるから仕事しなくていいやってコンビニ辞めちゃったし。バンド、仕事になってないじゃん」

 そんなすぐにスターにはなれないんだよ、そう思いはしたが、あえて発言しなかった、ジョニーには世間的な常識が通用しないことを痛感しているからだった。
「ぴったりじゃん」
「ジョニー……無職3人なんて……あんまり笑えないよ……第一、俺はたまに働いてるし……。ヒラサワくんって、普段、どうしてんの?」
話を向けられてもヒラサワくんは反応しなかった、ポマードでかためられたリーゼントも微動だにせず、無言でサクラを眺めている。

「ヒラサワくん……起きてる?」
あぐらをかき、背筋を伸ばし、堂々たる姿勢でタバコを吸うヒラサワくんである。
「ジョニー、天野くん」
顔を向けるでもなく、姿勢を変えるでもなく、ヒラサワくんは唐突に口を開いた。
「そのバンド名は……ダメだ。俺は……もうすぐ仕事をする。実は……田舎に帰るんだ」
「……え?」
「聞かれなかったから言わなかったが……俺は君らのように若くはない。田舎の家業を継ごうかと考えてる」
「か、華僑……ヒラサワくん、お金持ちじゃん!!」
「華僑じゃない、家業だ、ジョニー、ちょっと黙っててくれ。ヒラサワくん……バンドを抜けるのかい? なぜそんな……急に……」
いきなりの告白に早くも泣き出しそうな天野くんだった、驚く二人にヒラサワくんは続けた。
「すまない……せっかくジョニーが入ってくれて再スタートだと思ったのに……俺、実は40過ぎなんだ、君らとずっとバンドをしていたかったけど……カミさんに子供ができたんだ、まっとうな仕事に就いてカタギになろうと決めたんだよ」
「か、カミさん……子供さん……40歳過ぎ……」
確かにそのややシミやシワの多い顔、年上だろうとは思っていたが、まさか……結婚なさっていたとは……。
「最後にこのバンドでライヴをやりたい、そして俺はこのバンドを抜ける。ありがとうジャック、ありがとうジョニー」
「ヒ、ヒラサワくん……」

 ヒラサワくんはけっこういいオトナだった。
「ほんとだ、よく見たらオジサンだね、ヒラサワくん」
ジョニーは言わなくていいことを口にした。



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<不敵に不定期に続く>

失笑必至の前回まではこちら♪

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ビリー・オリジナル(ジョニー・バンド)のTシャツの販売は来週末あたりになりそうです。



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2012-04-13 22:00 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--ギター 油絵.jpg


弾けて澱んで溜まりゆく、夜が内に巣食ってやがる、
午前か午後かどちらも同じ、盲目的な闇が降るころ、
キャンディなんて奥歯で砕いた、傷だらけの右手にギター、
左手、ポケット、突っ込んだ、
唇はひび割れて、真似た鳥の泣き声は、
生まれた瞬間殺される、悪魔の叫び声みたい、

死神が欲しがっていた、だから左は夕が終わるまで寝てる、
氷みたいに冷たいガラス、そんな左手、羽根はちぎれた、
地獄行きのバスに乗るには、天にそいつを掲げりゃいいって、
虚無になるまで浄められ、別の命に変えられる、
彼は生まれ変わるつもりがない、

172度の火を点けて、瞬い閃光放つ吸い殻、
グラスの赤は昨日の残り、裂いた花の血が匂う、
引っ掻き廻すメロディで、不愉快になる昨日を殺した、
代償には世界地図、生くべき地がない星を、
天に掲げた、だからきっと明日はない、

十時に裂かれて吹き出す赤は紅蓮の炎、
終わらせるつもりで砂漠へ向かう、
×字に断たれて吐き出す声は産声みたい、
昨日のことは忘れちまった、消えてなくなったんだろう、
それがいい、それがいいんだ、
無言の左が戯れ事だって、耳障りに笑ってやがる、



<love girl?>
“girl Tammy diary”
“girl Tammy diary-2”
“girl Tammy diary-3”


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2012-04-12 18:36 | カテゴリ:日々のこと
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ハローハローハロー。
オリジナルTシャツ第一弾はやはりジョニー率いるパンク・バンド「THE CIGARETTES」のバンドTシャツをつくることにしました、昨日、仮発注まで済ませてきたんです。

進捗状況、制作過程はまた後ほど記事にしますが、UネックのMサイズ(メンズL相当)、Sサイズ(レディスL相当)に加え、やや着丈が長く、ワンピースのように着られるレディス用の「Uネック・ロング丈」の三種を考えています。

プリント以上にボディの素材やシルエットにこだわったので、ボディカラーやプリントは一種しかできませんでした……。

キッズサイズのアイデアもいただいてましたが、サンプルのボディがポリエステルの混合率が高く、肌触りが良くないことと、その単価も考慮し、今回は見合わせることにしました。
ごめんねー……。

レーヨンならドレープするし肌触りもいいんですが、大量生産できないのでコストがかかりすぎ、それも今回は見合わせることにしました。
僕が個人的に肌触りにこだわって洋服を買うので、人口繊維は20~30%までにしたかったんです。
ほんとはジンバブエ・コットンがいいんですが、それはボディになかったし、なかなか厳しい選択でした。

記念品や土産みたいなものは作りたくないんです。あくまでタウンユースになりうるものでないとダメ、部屋着にもならないし、多少は値段がかかっても「洋服」として価値のあるものをつくりたい。
そこは洋服好きとして、「自分が着たいもの、友人やガールフレンドが着られるもの」が第一です。

ミッシェル・ガン・エレファントやTheBirthdayはファッション・ブランドとコラボレーションして、タウンユースになるものをグッズ販売してますし、そんなものをつくりたいんです。

無料というわけにはいきませんが、価格以上の価値を感じてもらえるものを作り、次回や次次回に「また買おう」と思っていただけるもの。
つくりたいのはそんなものです。

次回はパフスリーブとかシルエットがカワイイものもつくりたいなぁ。
素材やシルエットから注文したい。
洋服好き、爆発の昨日でしたよ(笑)。


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※おまけ
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「水の惑星」

昨日、描いた油絵。
まだ未完成ですが。

しかしまぁ、花粉症で家ー家ー。




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2012-04-12 12:46 | カテゴリ:3minute rockin novel
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 君とずっと遠く離れて、いまも僕は歩いてる。
名前はもう忘れちゃった、呼んでくれたらきっと憶い出せるのに、僕の名前を知るヒトはいない、だから名前も憶い出せない。
 目を閉じれば南のほうから波打際のさんざめき、楽しい声も聞こえてくるんだ、だけどそれは幻かもしれないって、君と過ごした世界でいちばん美しい日々、想い出でしかないのかもって。

「星みたいな眼をしてる」って、頭をなでてキスをして、
「君と僕はずっと一緒だから」って、小さなころからいつも君は側にいた。
 君がいる、ただそれだけで、僕は生きてられたんだ。
何度も何度も名を呼んで、淋しさなんて感じたこともなかったんだ、振り返ればいつだって、笑顔の君がそこにいた。
 両手を広げて抱き寄せて、頬と頬をこすりつけ、僕もいつも君の名前を呼んでいたんだ。

 君と僕は同じ言葉を持ってないけど、それでも伝わる温もりがあった、優しい声はまるで子守唄みたいに思ってた。

 いま、僕は君のいない土地に迷って、ただただ歩き続けてる。かすかに香る君の笑顔を探してるんだ。
 冷たい雨と淋しい風に打たれても、この世界のどこかに生きて、僕を探す君のことを思ってる。

 すぐに帰るから、必ず君のそばに走ってゆくから、そのとき僕の名前を呼んで。
 僕が忘れた名前を呼んで、それからぎゅっと抱きしめて。




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2012-04-11 18:37 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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繕うように過ごしても、消えてゆくもの、
ずっと胸に生き続けるもの、
そう私や私たちはそんな数々を紡ぎ出す、

小さな勇気やかすかな想い、
細く長い糸みたいに編み合わせ、
どこにたどり着くかは誰も知らない、
ひたすら沖を目指すだけのボートみたいに、

光のかすむずっと向こうへ少しずつ、
ただそう生きる、
それ以外何ができると言うんだろう、

神様は遠く遠く空の上から私たちを眺めてて、
残る時間を計ってる、彼はあとどれくらい、
彼女はもう残りもわずか、そんなふうに砂時計を何度も何度も回転させて、
ありとあらゆる言葉を探して、
羽根をもぎ取るタイミングを探してる、

彼はずっと遠くに見える、
いまだに温もりだけは忘れない、永遠に無邪気なままでいられるのなら、
それはそれで悲しいのかも、

なににどう逆らおうにも、あまりに無力なヒトの私は、
乗り越えたと思うたびにそびえ立つ、
壁をいくつ前にして、
それでも呼吸はいまも止まらず、
優しいだけの時間を過去に、もっと苛烈に連なる日々を、
どうしようもなくひた歩く、

想い出だけじゃ生きてゆけない、
手にした微かを羽根にして、また来る明日を生きてゆく、
不器用だろうが愚かしかろうが、
そうする以外に道はなく、

今日もどうにか呼吸ととのえ、
忘れる瞬間ばかり探して、それでどうにか生きてゆく、
君はきっとそんなことを教えてくれた、
いまならそう思えるよ、

だからね、バイバイ、
いつかまた、
ワンダーランドはきっとどこかで私たちを待ってるからって、



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2012-04-11 18:35 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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いつの日もいつだって、
私たちには歩いてゆく他になく、
相変わらずの眺める日々が続いてた、
神様なんて見上げる青のどこにもいない、

それを知っても祈る相手は見つからないし、
いつまでだって、彼と生きた季節をおもう、
翼を持って南の空へ、
飛び立つときをずっと願って、

ときにはこの世界にもういない、
胸を痛める幼い恋の、
激しさだけを握りしめ、

私たちはそう、とどまらずに生きられないよ、
変わりゆくこと、胸も大きくなってゆく、
ふと思うのはそれに触れたかった恋人を、そのとき震えた指先を、
高鳴る鼓動と不慣れに赤く照れ合うでしょう、

名もなく何ひとつもない、
唯のひととひととして、
どこか感じた孤独の傷を擦り合わせて、
不遇のような弱々しき想いはずっと、
月日を経ても変わらないまま、

ほんの少しだけでも私、
君と過ごした季節より、大人に見える?
食べられなかったピクルスだって、
君に笑われないくらいは平気、

ねえ、そんなことよりね、
私は翼を手にしたよ、
君が笑うすぐそばにまで、
手を伸ばせるくらいの近く、

きっとそうだよ、いまこの瞬間だって、
ふたりはずっと手を繋いでる、
どうしたって、
それくらいは感じるよ、



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2012-04-11 18:31 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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いつか空を飛んでみたい、小さな頃から思ってたこと、
飛べないはずの蜂はぶんぶん飛んでて、
なのに私は翼さえも持っていない、
自分の意思で飛べるヒト、どこを探すもそれはなくって、

小さな港の見える丘、山にはオレンジ畑があって、
涙に輝く陽を浴び育った、柔らかく連なる日々を愛してくれた、
ライムをかじってうたた寝をした、
気づけば彼がそばにいて、13歳でキスをした、
そんな遠い過去でもないの、だけど、
ずいぶん昔みたいに思う、

寒い朝にはマフラーふたり繋がって、
白い息でスクールバスを待ちわびた、
夏には半ズボンの彼の、白く細いふくらはぎを覚えてる、
目を閉じると何度もよぎる、優しいばかりの甘い日々、
それが終わったことだと知って、

切り揃えた前髪をあげ、おでこや頬にキスしてくれた、
「じゃあまた明日」が口癖で、夜の青みに消えてく背中のライン、
忘れない、

南の空の青さが海と、
繋がる線に浮かぶ雲、ママのパールのネックレスに似た、
そんな色が静かに消えた、あの日は彼が鳥になって飛んでった、
季節の鳥が渡るみたいに遠く、
タミーと私を呼ぶ声の、かすれ始めて照れ臭そうな、
それは飛び立つ小鳥の声によく似てた、

ずるいって思ったよ、
ここでまだまだ生きる私は翼を持つことがない、
いきなり消えていなくって、私の左に冷たい風が抜けてゆく、
それからずっと、鳥になる日を思ってる、



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2012-04-10 21:25 | カテゴリ:未分類
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薄紅纏う儚き花よ、いまなお色を重ね合い、
酔いに集いし祭囃しや酔いしぐれ、散らす間際にあってなお、
四季を東へ導ける、

物見の衆は我が身たらんと、艶姿を奪い合う、
稚拙に過ぎぬと無言に笑う、宴も醒めしは恥を知る、
散り際にこそ集まる灯火、
四季よ凪ぐまま移り気なまま、

薄氷溶かす薄紅よ、さらなる深みをその身に纏い、
一夜限りよ後には馳せず、その雅やかなる艶姿、
今宵も歌に舞いに酔う、赤ら顔を静かに送り、
紅に束の間、享楽模様、

花よ、お前は花であれ、
身惑うことも想い耽ることもなく、
花よ、お前は咲き誇れ、
灯火に集う、おもねるもなく、
花よ、お前は花らしく、
見果てぬ果てへと去りゆくさだめ、




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