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JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--ジョニー パンク.jpg


「テクニカルなギターワークは必要ない、パンクなんだ、とにかく勢いで弾け、衝動をぶつけるんだよジョニー!!」
「ち、小さい生物をぶつけるのかい、天野くん……?」
「それは小動物だ、ぶつけちゃダメだ、いちいちややこしいなジョニーは!!」
 ともあれ、ジョニー、天野くん、ヒラサワくんによるパンク・バンド、その練習日である。
 ジョニーはコードの意味もよく理解できないまま、天野くんに教えられたスリー・コードとやらを鳴らしていた、ぎこちなかったストロークも反復を繰り返すうちに切れ味を増し、漂う空気を裂くような音圧を持ちはじめていた。
 ノイズは混じるが、初めたばかりの素人である、むしろ、その上達は意外に早く、金髪痩身の見映えするルックスの相乗効果もあり、すでにパンク・ロッカーとしての攻撃的な雰囲気を放ちつつある。

 ジョニー乱入事件以降、彼らのバンドは予定していたライヴの中止を余儀なくされた、ライヴハウスから「出入り禁止」を言い渡されたのである。当面、活動は天野くんの自宅兼スタジオでの練習のみであった。

 繰り返す練習が苦にはならないらしく、ジョニーは淡々すぎるほど淡々と、表情すらなくコード・ストロークを続けていた、天野くんとヒラサワくんはその様子を眺めていた。
 動作こそ淡々としているが、その背中からは噴き上がるような赤いエネルギーが、同時に殺気立つ青白い霊気が漂っている。
 常軌を逸した、あの野性と運動能力。尋常ならざる集中力。
 天野くんはドラムに、ヒラサワくんはベースを抱えたままだが、すでに音は鳴らしていない。ふたりは唾を飲み、呆然とジョニーを眺めていた。

……コードを鳴らすだけでこれほどの存在感である。様々な奇行の目撃者であり、被害者に近いふたりだが、やはりジョニーが持つ底無しのポテンシャルを感じずにはいられない。

「天野くん……」
「ヒラサワくん……」
ふたりはマシンガンのようにギターを掻き鳴らすジョニーの後ろで、その勇姿に見とれるばかりだった。
 すごいバンドになる……ふたりは確信した、やはりコイツはイカレているだけじゃない、生粋のパンク・ロッカーなんだ……。

「ぶはぁっ、もうダメだ……」
緊張感に包まれたスタジオを切り裂くような不協和音とともに、ふいにギターがフェイドアウトしてゆく。当のジョニーはうずくまってしまっていた。
「ど、どうしたジョニー?!」
圧倒され続けたふたりがジョニーに駆け寄る、その表情は青白く、その薄い胸が激しく上下していた。
「あ、天野くん……ヒラサワくん……」
まるで死がそこに待つかのように、ジョニーは衰弱していた。
「だ、大丈夫かよ、ジョニー?!」
「何分経った?」
「……ジョニー、なにがだい……?」
「ギター弾き始めてから……何分くらいかな?」
「時間か……分からない、なぜ?」
「集中しなきゃダメだと……ずっと……息を止めてたんだ……」
「え?!」
さっきまでの緊張とは違う意味でふたりは顔を合わせた。脳内に数百の?がちらつく。
「ギターって……大変なんだね……」
ジョニーはつぶやいた。

 あの性急で衝動的なギターストロークは、ジョニーが呼吸をしていないから発生した偶然だった。
「ジョニー……別に息はしていても……」
「呼吸はやめるな……」
ジョニーは思いきり酸素を吸い込んだ。



<不敵に不定期に続く>

失笑必至の前回まではこちら♪



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JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--ジョニー パンク.jpg


無軌道なのか本能か、ひたすら我が道を生きる男、ジョニー(本名・助 新)のおマヌケ青春ストーリー!!

彼はどこへ向かうのか。
そしてその果てに何をつかむのか。

※ここまでのおまとめです。

∞イケメン・ジョニーはスーパースター。
∞イケメン・ジョニーは働かない。
∞ジョニーもようやく何かに気づく。
∞イケメン・ジョニーはやっぱり、頑張るあなたを応援しない。
∞ジョニーは今日も相変わらずで。
∞イケメン・ジョニーは食べることに精一杯で。
∞イケメン・ジョニーに相談事は向いてない。
∞イケメン・ジョニーは秋晴れの天気が良い昼下がりに昼寝くらいしかすることがない。
∞イケメン・ジョニーも働かざるを得ないらしくて。
∞お久しぶりのイケメン・ジョニー。
∞イケメン・ジョニーはパンクロッカー?
∞イケメン・ジョニーがパンクに挑む。
∞イケメン・ジョニーがパンクに吠える!!
∞イケメン・ジョニーよ、どこにいる?!
∞イケメン・ジョニーも変化の季節?
∞イケメン・ジョニーがライヴに挑む?!
∞イケメン・ジョニーがパンクに吠える!!

∞イケメン・ジョニーがギターを鳴らす!!

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何がなんだか分からないまま、パンク・バンドに参加したジョニー!!

いよいよ、オリジナルTシャツ制作に連動しつつ、ジョニーがロック・シーンに殴りこまない!!



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2012-03-30 00:43 | カテゴリ:未分類
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冬の森をようやく越えて、
見晴らすそこは緑の野原、クローバーを探すリス、
さえずる小鳥と花の匂い、
ずいぶん長く歩き続けた少年は、
色づくつぼみの坂道で、

靴の底は擦り減って、乾いた泥をひとかけら、
淡い青と遠く臨む、緑色のグラデーション、
陽だまりのなか昼寝のウサギ、こんにちはってあいさつを、
夜明けに咲いた景色を見てる、古びたコートを脱ぎ捨てて、

サクラの季節がようやく来たと、ペンダントに呟いて、
真上には流れる白の、クジラが東へ泳いでく、
夜明けはいつも僕らを待って、
開くはずの種といた、今日は誰に出会うだろう、
過ぎる真冬は金色の雨、そのなかを舞う雪の羽根、

夜明け前に見た夢は、大好きなあの笑顔、
夜明けになって探すのは、レンゲ畑にいるはずの、
はるか遠く歩いてきたから、
はるか遠く歩いてきたから、
ほらもう夜明けがそこにある、
花咲く季節を風が僕らに教えてくれる、

そして僕らは語り合う、咲かずに散った、
冬の花の命のことを、
やがて僕らは想い合う、芽吹かず枯れた、
咲くはずだった色のことを、




<dust-stars?!>
夜明けを探せ
韋駄天ブルーズ
剣客ジャズ



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 彼はいったい何をしているんだろう……。
 不安ではあるが予想範囲内の疑問が去来する、目の前に繰り広げられる光景はいまだかつて見たことがない、だが、自らが体験済と言えば体験済のことでもある。
俯瞰したことがないのだ、実体験によって眼前で行われている男の行動を追体験している。

「ひとつ聞いていいかな?」
「……ん? なんだい、天野くん?」
 呼びかけには応じたが、彼はその活動に疑問はないらしい。自ら持ち込んだ大量の荷物……衣服や日用品、丁寧に新しいハブラシまで用意しているようである……そんな多種多様な生活物資を広げ、以前からそこにあった棚にひとつずつ収納し、または選別の末、狭いスペースの隅に追いやられてゆく。
 引っ越しに慣れた人間らしく、実に手際よく作業が進んでゆく。

「ジョニー……えと、君はひょっとしてここで生活するつもりだったりするのかい?」
 天野くんは恐る恐る疑念を言葉にしてみた、いま、天野くん自身が生活する納屋の2階は大幅な改修が急ピッチで進められている。
……彼の意思に反し、しかも事前に相談すら受けていない状況である。
「んー、いきなりなんだけどね、俺、また住むところがなくなっちゃって」
「……また?」
「前はアパートにいたんだけど……家賃を払ってなくてさ。最近まではほら、この間のコンビニの休憩室に住んでたんだ。でもほら、バンドやるんならコンビニはいいかなって辞めたんだ、すると住めなくなっちゃって」
「ジョニー、まさか俺んちに住むつもりで……?」
 返ってくる答はほとんど予想できたが、それを聞かないわけにもいかなかった。この目の前で悪意もなく不法占拠を遂行しようという、少々風変わりな男……「こんなの」と同居しなくてはならなくなるのか……。
 不安はほとんど的中していたわけだが。
「とりあえず雨風しのげるし……バンドメンバーなら家賃もかからないかなって。天野くん、空きスペースは使っていいよ」
「あ、空きスペース?」
「うん、そのへん」
 ジョニーは人差し指で円を描き、かつて天野くんが寝起きした布団のあたりを示している。すでに布団は丁寧に折り畳まれていた。
「ああー……空きスペースね……なるほど」
「バンドだからね、やっぱ、仲良くやんなきゃ」
「あ、ありがとう、ジョニー……」
 どうやら自らのスペースも確保されているようだ、もう何も言うまい、言ったところで無駄だろう、彼を止める方法などありはしない。
「気にしなくていいって天野くん。ほら、バンドは運命共同体なんだろ? 御礼なんて汗くさいよ」
「水くさい、だよジョニー」
 完全に勘違いをしている、天野くんの脳内にはアラームが激しくなり続けていた、だからといって打つ手はない。
 運命共同体……ジョニー、寝食を共にするって言いたかったわけじゃないんだよ……説明しても分かってもらえそうもないけれど……。
「住めば都なんて言うからね」
 ジョニーは爽快なまでの笑顔だった。もう何も言うまい、無言で頷く天野くんがそこにいる。

 ともあれ、ジョニーは新たな住居を手に入れた。


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※不敵に不定期に続く。

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「ジョニー、見ろ」
 天野くんは顎をしゃくりステージを示した、そこにはすでに演奏を始めたバンドがいる。
 観客たちは嬌声をあげ、そのバンドが弾き出すリズムに合わせ、揺れては踊る、ピエロの扮装をしたヴォーカリストは場慣れした様子で聴衆を囃し、煽り、空間を支配するかのように振る舞う。

 ジョニーは観ていた、ライヴを体感していた、そしてライトを独占し、無敵に跋扈する異形のものを観察していた。
 たたき起こされたばかりでどこか呆けた表情ではあったが、視線は真っ直ぐにバンドを貫いている。

 これがパンク……これがロックンロール……。
 初めて経験するロックンロールのライヴ。
 速射砲のように放たれる音圧に撃たれる、だが痛みはない、快感さえ憶えていた、血液が沸騰し細胞が燃え上がるような感覚。ジョニーはそんな経験をしたことがなかった。
「天野くん……」
「……ん?」
「すげえね、俺たち、こんなことやるんだね……」
「ああそうだ、ジョニー、よく見てなよ」
「天野くん、俺、挨拶してくるよ!!」
「……は?!」
 そう言うなりジョニーはステージに駆け出した、一迅の風がごとく人と人の隙間を縫う、意味を聞こうと、あるいは制止しようとする天野くんとヒラサワくんを置き去りに、気づけばステージに上がってゆくジョニーの後ろ姿にライトがあたっていた。
 一連の動作にはまるで無駄がなく、音速を思わせる速度があった。

「しゅ……瞬間移動?」
「あ、あいつ何を……?!」
 天野くんとヒラサワくんは顔を見合わせた、いったい、ジョニーは何をするつもりなのか。
挨拶する、そう言った。
それは何を意味するのか。宣戦布告ということかもしれない、遥か格上のバンドにケンカでも売りかねない……。
様々な思いが脳裏をかすめ、そして走馬灯のように過ぎてゆく。

 演奏は途切れていた、突然、ステージに闖入してきたジョニーと、その不穏な気配がライトの下を支配する。
同時に、なぜかヴォーカル・マイクはジョニーが手にしていた、その瞳を輝かせ、沈黙するヴォーカリストと相対している。
 ライヴハウスに沈黙が走る、その場に居合わせる全ての者が突然の珍客に注視していた。
「ジョニー……いったい何を……」
 天野くんは状況を、現実を飲み込めずにいた。
「もう……ここでライヴなんて……やれない」
 ヒラサワくんは一ヶ月後に控える自バンドが活動を自粛せざるを得ない状況にまで追い込まれることを想定していた。
 そして、誰もがジョニーの第一声を待っていた。

「おれ……おれ……パンクやるんだ、やるよパンク!! みんな、よろしく!!」
 ジョニーは興奮を隠さずに叫んだ、それは単なる個人的な決意表明でしかなかった。
「あ、おれ、ジョニー!! こんにちは!!」
 ジョニーは宣言どおり挨拶をした、わりに普通の挨拶だった。
 演奏を止められたバンドも、そして一挙手一投足を見つめていた観客も、肩透かしをくわされたのだった。



<不敵に不定期に続く>

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2012-03-29 08:07 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--ロウソク.jpg



夜をゆく足の音、凍りついたレモンをかじる、
そんな音によく似てた、秒速5センチくらいで夜は、
さらなる深みを増してゆく、

胸に十字を光らせて、漆黒へと紛れゆく、
神の扉をこじ開けに、手にはスパナとリボルバー、
きざなそぶりでビールをあおる、

海岸沿いを波乗りたちが焚火をしてる、
射抜く目つきで餓鬼らを制した、
辺境にてどこ吹く風を演じてみれば、

夜をゆく足の音、凍りついたレモンをかじる、
そんな音によく似てた、秒速5センチくらいで夜は、
さらなる深みを増してゆく、

悪魔を気取るつもりで歩く、
愉快不愉快どちらもない、握りしめたレモンかじって、
跡のついたそいつを投げる、

夜はさらなる深みを手にし、
世界中から光が消えた、ちぎれた鉄を混じらせて、
そんなにおいが鼻をつく、

星が瞬く、それがどうした、
無邪気な外様が巣くう夜なら、
やがては遠く辺境へ、誰が為に風は鳴る、
夜の響く踵を鳴らし、深みゆく闇をゆく、


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--110703_135219.jpg

<How-low?>
“the fool”
“overflow”
“strangers,high and low”


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2012-03-29 07:59 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--110322_212458.jpg



ブルーズ、夜から手拍子で、
街灯下で鳴らされた、貧しきものが眠らぬ街で、
安い酒を交わしては、その場限りの情けをかける、歌舞いた桜を背に負って、
そいつの花弁を奪う虎、雨は上がりし盃に、
乗る淡雪と口角吊り上げ眉ひそませて、
狂舞い、今日舞い、響舞いと、
鉄ゲタ手にして樽を割る、

ブルーズ、朝から闇を撃つ、
ダイス転がし行く宛すらなく、天が選びし定めをねらう、
葡萄酒、樽ごと飲み干した、
歌舞いた今日も雨が鳴ってた、
雪舞い化粧の枯れ枝を、
泥ごと煙草に見たて吸う、

蝶舞い、 高邁、新参者は、
韋駄天転がし、明日を見ず、

ブルーズ、明日は明日だと素知らぬふりで、
眉をひそめて富める者の憂いを嘲け、
義賊に沸く街、その姿は知らぬが良いと、
晴れ間の道行く根無し草、

死に急ぐは誰彼となく、
そいつは我が身と重なれど、
死に急ぐは愚弄なものか、そいつは我が身に近くあれ、



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2012-03-29 07:56 | カテゴリ:未分類
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気狂い道化は舞台袖までせり出して、奇怪な化粧で灯火に踊る、
打楽器、かち割り撥投げて、淫らに呼吸を乱し合う、

神々に刃を向けて、その身を晒せと挑む目、
三日月、その場限りの不貞は鞘を焼いた刀に似てる、

剣客たちが剥き出す牙で罵る姿、
天を暴く時間が堕楽、
屹立、朝陽に背を向いた、黒く塗られた顔は見えずに、

吐き出し続けて胃袋、空洞、
濡れた花弁を貪った、
路地に這い出す猫みたい、餓えた野良犬みたいだと、

剣客たちが剥き出す自我を自ら嘲笑う、
天女を抱いた夜の魔術はもう解けた、

剣技に数多の日々を狂いし、命をもはや弄ぶ、
明日など不要と刃物に契り、眼前、虚空に振りかざす、


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2012-03-29 07:54 | カテゴリ:未分類
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夜明けを探せ、
あの光が昇る東を向いて、
夜明けを探せ、
この光が宿る東に向いて、

じりじり歩くか、眠って待つか、
トンネルなんて永遠には続かない、
瞬く光、晒された温かみ、
そいつを忘れることはない、

生かされてんだ、誰もかれもが、
ならば呼吸を繰り返せ、この瞬間にさえ命をなくす者もいる、

生存をただ叫べ、
意味はいらない、そんなものはないからだ、

生存をただ叫べ、
明日を迎え撃つくらい、呼吸ができる君には容易いはずだ、


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2012-03-28 12:14 | カテゴリ:未分類
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午前0時はヒトが影になる時間、
夜の世界に生きる悪魔は、
小さな古いうちにいる、聴かれないよう歌を歌って、ロウソクには黄色い火、
“朝なんて来なくていい”って、
ビスケットの残りの数を数えてる、

夜の空は宇宙みたいだ、窓から外を眺めてた、
手を伸ばす、あまりに遠くて届かない、
屋根裏部屋の早見表、妙な名前がつけられていた、
見上げるだけで届かないから、呼び名だけを考えたんだ、
星に名前なんていらない、

足元、影が見えはじめたら、
ヒトがまた動き始める、急いで出かける用意して、
小さなかわいい悪魔たち、約束交わしてロウソク消して、
羽根と尻尾を隠せる服で、ひとりひとり消えてゆく、
ひとりひとり消えてゆく、



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2012-03-27 18:25 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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溶け出す青み、
格子の内からそれを見つめる、
あらゆるすべてが消えてしまえば、
いっそ溶けて失くなれば、

天にいくら想いを馳せど、
救われる身でもなかろうに、
似合うは錆びた鉄の格子のなかか、
寄る辺なき身勝手は、
孤独を気取る寂しがり、

溶け出す青み、
小石ひとつ投げ上げも、
放物線を描いて落ちる、
何のひとつも手にしただろう、
やがては無になる、
それを知るも明日は明日をまた手繰る、

天にいくら願いをかけど、
生かされるまま生きゆくだけで、
どうでもいいと呟いて、
風に委ねる仕度だけ、



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2012-03-27 18:23 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--110103_195136.jpg

風の向きは変わってきてる、
ニオイも不思議に澄んできた、
空ははるか遠いのか、思うよりも近いのか、
どちらでもいい、
この世界にある絶望を海だとしたら、
誰もが孤独に泳ぎ疲れた、

“俺は狂ってなんかない”、そう叫ぶは厚化粧の老紳士、
欠伸まじりに眺める少年、背中に羽根が生えていた、
氷よりも冷えた鉄螺旋、休むに飽きて飛んでった、たぶん、月に帰るんだろう、影を薄く残してる、

空は今日も水色で、そこに滲んだ血が混ざる、
棄てた者と棄てられた者、重ね合わせる呼吸と体温、
路上に熱がたまってる、冷めないまんま上がればいい、獣たちも夜を迎える、

風の向きは変わってきてる、ニオイも不思議に澄んできた、
空ははるか遠いのか、思うよりも近いのか、
どちらでもいい、
この世界にある絶望を海だとしたら、
誰もが孤独に泳ぎ疲れた、

夜にもがいて、朝に不快で、世界の終わりを待っている、終わる世界が人々包む、

背中に羽根のある少年、遠く地球を眺め回して、眠い目こすり、見飽きたふりして飛んでった、

月の向こうに帰るんだろう、下弦のそいつに跨がりながら、光る八重歯を磨いてるだろう、

愚者は愚者とて今日も変わらず、まだ見ぬ海に焦がれ彷徨う、

愚者は愚者とて明日も同じで、まだ見ぬ明日に焦がれて吠える、
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2012-03-27 12:50 | カテゴリ:未分類
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祈る言葉を持たないことさえ罪らしい、
切れた灰色、曇るなかから愚者を掴む手は伸びた、

揺さ振り嬲る、さあ誓いを吐き出せと、
姿を見せず声が轟く、雷鳴さえも降り注がせて、

無法者タバコをくわえて引き攣り笑いを浮かべてる、
彼の名はギャロ、お前なんか幻なんだと誓いを拒む、

“ひざまづかせたいんだろう、その力があると示したいのか、
好きにすれば構わない、力に屈するくらいなら、いまこの場で命くらいは果ててやる”


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2012-03-27 00:17 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--120321_133626.jpg


泳げない、海に垂れ流された汚れ泥、
近くそびえる鉄の骨とアスファルト、
パズルみたいに組み合わされた港のコンテナ、
徘徊する野生は白いカモメが狙ってる、

花火が飛び交い、気狂いイヌが放たれる、
橋の下のダンボール、誰かが確かに生きていた、
ジョガーは見えないふりをして、規則正しい息でゆく、
キレイなものしか見たくないって、

漂着したのは溺れた魚、
かろうじて息をする、死を間近にまだ呼吸、
片目が潰れた、絶えどき狙う黒いネコ、
とにかく何か食いたいらしい、

きれいを探して見つからないから、
なにげなく空を見る、
曇天、別にきれいじゃない、
咲く花にさえ泥だらけ、
目につくのは汚れたものだけ、

憂鬱、疲れに爆ぜた群れ、
横目に眠い目、こすって慣れた道を走らせる、

汚ないものばかりが目についた、
見たくないばかりが目についた、
誰が線を引いたんだろう、
誰も線は引いたつもりもないんだろう、

相変わらずのカラスの羽根は、
そいつだけはきれいだった、
煙る朝に降る一枚、
そいつだけは舞ってくれたら、
黒い羽根、朝を汚して笑ってくれる、
黒い鳥、星を笑って汚してくれる、



<CHECK IT>
ここにいたこと
“alice in love holiday”
夜の愚弄者



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FBやってる方、お気楽にお願いします!!
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BillyTanaka
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2012-03-26 19:23 | カテゴリ:日々のこと
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黒い鳥は墜ちてゆく刻を知りたくない、
羽根を舞わせて灰の空、鉛を溶かした雲のなか、
獲物は光るあの先か、燃え上がる太陽を、
鉄のくちばし、尖らせて、
貫くまで加速する、

泣く声まるで不良の声
鳴る音まるで不良の声


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アブラカタブラ、いまだ油絵乾きません。もう置き場がありません。誰か解決法を教えてちょ。

疲れたらスープを飲もう、ぶらぶらしてる心優しいユーレイだって誘ってやるか。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--油絵 ジョニー.jpg

ジョニーがパンクに吠えている、僕は今日もタバコを吸う。


そしてやはりイチローさんはカッコいい。
今年は打順が3番になるそうですが、イチローさんはまた進化するはず。
そうであって欲しい。
カッコつけるのがサマになる人ってそういない。

よく分からないのは「世界の」や「世界に誇る」という言葉。この国は世界に含まれていないのか。隔絶されているのか。

よく分からない。
分からないけど、日本人俳優がハリウッド映画に出演されることと、イチローさんの存在というのはまるで違う。次元そのものが違う。
イチローさんはゲストとしてではなく、主力として最高峰の場に居続ける。
とにかく、今年もまた野球のシーズンがくる。

アブラカタブラ。
今日はすごい風が強い。
皆さん、良い週末を過ごしてくだされ。

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2012-03-25 19:22 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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明けたばかりと思った今日も、
すでに陽は落ちてゆく、
過ぎ去る日々を慈しむには、
僕にはまだ早いらしくて、
明けるころの月の匂い、
また再び闇にゆく、

ショーケースに見た自転車は、
テント前でピエロが乗ってた、
前輪のやたら大きなおどけたやつで、
もう彼は素顔だろうか、赤い鼻を思い出す、

またどこかで子供達にキャンディーを、
小躍りしながら配ってるかな、
放した風船、空の青みに溶け込んで、
南の向こうへ流されてった、

夏の空に散る風船、
色はとりどり、原色ばかり、
いくつか樹に引っかかる、いずれ川へ流される、
見えなくなるまで見ていたい、
感傷なんだと分かってる、

バイバイ、サーカス、夏の日の束の間の、
弾け飛ぶソーダにも似た甘い夢、
うつつをぬかした、もう逢うもないだろう、
メイク落としたピエロが手を振る、
僕はそれが誰なのか、
大人になるまで分からなかった、
後輪巻き上ぐ砂煙、埃の匂いは憶えてる、

いまでもずっと憶えてる、
あの日咲いてた花の名を、
僕はいまだ知らないままで、
視点がずっと高くなっても、
近くで見たその色を、
いまでもずっと憶えてる、


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2012-03-23 19:04 | カテゴリ:未分類
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飲まずや食わずで何日経った、
ジョリー、もう覚えてなんてない、
空腹なんて感じない、
“ずいぶん体が軽いや”
なんて、少し酔った気分で歩く、

ケネスの街をぶらぶらと、こんなに何もない街だっけ、
葉を落とした寒々しい枝ばかり、
それ以外は灰色廃墟と曇る空、
色らしい色はない、
危うく踏みそう花だけ鮮やか、

行きつけタバコ屋、場違いネオンのカウボーイ・バー、
外れでジャズを鳴らしてた、クール気取る少年たちは、
見渡しても姿はない、

“どこか誰かいないのかい?”
なんども声を張り上げる、
語尾はかすれて咳込んだ 、そのはずなのにまるで空気が震えない、

慣れたはずの生まれた街を、
彷徨い歩き、懐かしい人、
細切れフィルム、めくるトランプみたいに浮かべてく、

切れ間から刺す光、
彼は思わず手をかざす、
透けた手の平、じっと見つめる、
驚くでもなく、悲しむでもなく、
苦く笑って気がついた、

“そうだ、そうだったんだよな”
おかしいと思ったよ、
俺は街ごと消されちまった、
十字組んだ枯れ枝ばかり 、そこらあたり刺さってる、

“帰らなきゃなぁ”
眠気もないのにジョリーは欠伸、
ぶらぶら浮いてく、
ぶらぶらぶらぶら歩いてく、


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--明け方 パーキング.jpg


love?
peace?
Rock&Roll?


※この絵を書いたのはいつもどおりオラなわけですが、ふと目に入ると正直、ちょっと怖いす。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--海賊ビリー ロゴマーク.png
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2012-03-21 08:44 | カテゴリ:billy gallery
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--心臓.jpg

「心臓」

8ビートで脈打つ心臓、どこから来てどこへゆくのか、
根無しに生きる野良犬は、8段階のギヤを持つ、
新たな手段を手に入れる、


……なんつって。
 ハローハローハロー。春分の日はトランペットが鳴っている、皆さん、お便器? あ、いや、お元気?
 昨夜、いきなり油絵を始めることにしました、ハイスペックなエロクリエーター、ビリーです。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--油絵 緑 髪.jpg
「green hair girl」

うむ。まだまだだすな。調子に乗って夢中になって、ひたすら描いては手がベタベタになっていた、新しいことをやるって、なぜこんな楽しいんだろうねー。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--Tシャツ デザイン 決定案.jpg
「Tシャツ 図案」

ジョニー・バンド、そのオリジナルTシャツの図案は一枚目をこれにしました。
かなりカッコいいと思いますがな。やっぱね、ドクロは信念の証。
海賊とはそーゆーもの。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--120319_194835.jpg
こんなのも作ったけど、一色ではプリントできないので(二色目から値段があがる)、まずは一色で再現できないとね。

たぶん、今日は一日中、絵を描いてます。
すげえの描きたいから。
そのためにはまずバナナを食べる。
ウキウキ。




JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--海賊ビリー ロゴマーク.png

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2012-03-20 10:47 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--明け方 パーキング.jpg



偉人の言葉を借りて賢者を気取る、
お前は汚らしいから部屋が汚れるって追い出された不良少年、
なんだか不思議に愉快な気分、
少しばかりは悪いこともしてみたい、

呼び捨てられる覚えはないね、そう誰かが言う通り、
僕は悪態、減らず口、
そいつに煙を混ぜて吐き出すだけの、
相変わらずのお調子者で、なんだか今日も愉快な気分、
水溜まりを蹴散らして、どうでもいいって口笛鳴らす、

宝物を探してる最中なんだ、ルールやモラルに構ってられない、
賢者は縛られたまま生きてなよ、

偉ぶるヤツには興味がないし、そのぶんナイフは錆びつかない、
教えになんか靡いてられない、

そうそう、僕はろくでなし、
汚いブーツを踏み鳴らすのが大好きな、

僕は不良、口汚く罵りなよ、
その向こうを知ってるんだ、
見えるよう気がするだけだとして、

ねえ、僕らは他人の言葉を借りないで、
稚拙でいいから自分の言葉を話そうよ、

ねえ、使い古しの偉人より、生きてるヤツが好きなんだ、
宝物を探しに行こう、

青臭くていい、理想ばかりを吐き出そう、
大人を語り出したら終わりだよ、

だからさ、宝物を探しに行こう、
不良ばかりが手を取って、偉人置き去る未来へ行こう、

らしいとからしくないとか、ときにはやり方がどうだとか、そんなの単なる戯れ事だろう、ひたすらやり続けるくらいはできるんだろう、ただひとつでもやれることはあるだろう、それならひたすら牙を剥く、裂ける何かもあるだろう、噛み砕く
音が聞こえる、どこからなんだ、そうか、この顎にとらえたからか、次は喉を狙うんだ、誰が敵かなんて知らない、立ち塞がるものがあるなら、引きちぎって視界をつくれ、



JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--モノクロ ジョニー.jpg



ゼロ
サーカスガール・アンジェリカ
それいけジョニー!!



JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--海賊ビリー 新ロゴマーク.png
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2012-03-19 10:49 | カテゴリ:日々のこと
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--120318_111602.jpg

JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--120318_111623.jpg

 ハローハローハロー。
 いきなり描いてる最中のイラストからスタートしてしまいましたビリーさんブログ日曜の怪。
 起きたばかりで眠気が抜けません。今日はきっと眠いまんまでせう。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--PicsArt_1329224027195.png


 それはそうと。
 いたって善人、ビリーです。言わば一般市民代表としての意見をここに記しておくべく、このような記事……告発、暴露とでも言うべき内容になりますが、それを書いておこうと思います。



JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--冬の終わり 夕方.jpg
 
 いつもと変わらない時間帯、夕刻に慣れ親しんだアパートに帰ると……。

JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--贈り物 1.jpg

「こんにちは、そしてお帰りなさい、僕は不審物です!!」と言い出しそうな謎のトランクが玄関に。
 宛先や送り主はどこに記載されていない。つまり、直接、ここに持参されたわけである。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--贈り物 2.jpg

 放置しておくわけにもゆかず、揺らさないよう、刺激を与えないよう、室内に運び込み、爆発物の可能性も考え、ホウキの柄でつついてみる。
 耳をそばだててみるも、時限装置にあるカウンターらしき音はない。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--贈り物 3.jpg

 開封を試みる。新聞紙に包まれた、サイズのわりに重量感のある、しかも硬質な感触が指に伝わってくる。
 硬く冷たい中身。しかし、もはや開かないわけにもいかない。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--贈り物 4.jpg

……。
…………。
……これ……ピ〇トルじゃないですかね。てゆかピス〇ルですよね。
 そこで僕はこの謎の贈り物について考えてみる。簡単に答えを導き出す。


 そう言えば。
 例の親分が「ブログ開始40周年」とやらでプレゼントを送りつけてやる、みたいなことを言ってたな……。なるほど……これがそうか……。
 冒頭に申し上げた通り、ビリーはあくまで一般市民であり、このようなブツは使い道がないんです。

 必要な方、回収ののち、頭領を逮捕してください。お願いします。

 しかし……40周年ってすげーなぁ……。俺が生まれる前……つか、ウチの両親が出逢う前からブログやってたんだからねぇ……。親分、もう人間じゃないんだろなぁ……。あんまり連絡しないようにしよっと。怖いもんね。
一応、御礼だけ。
ゆず親分、ありがとう……。でも、もうちょっと平和利用できるものにしてねっ!!





 ほんとはこれ。
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※注

 ゆず姉から「ふざけんな!!」と、お怒り(脅迫/恐喝)の連絡があったので、実際にいただいたプレゼントも載せておきます。

ももんが。



JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--海賊ビリー 新ロゴマーク.png
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2012-03-18 20:50 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--110905_165710.jpg



風が鳴り止んだ午前4時らしき時間は、
時計の長針が折れているから正確さは分からない、
焼けて爛れた汚れ風が吹き込んでくる、
半分破れたムービースターのピンナップ、枯れ葉が地を走るような音ではためく、

昨日の夜の食べ残し、
油の浮くフライドチキンに火を点けたばかりのタバコを押しつけ、
赤か黒か見分けのつかない薄暗い半地下の窓、
格子を突き抜けたのか、あるいはそれに刻まれたのか、
黄色い光が斜め48度から射し込んで、
朝が近づいてることだけをアジトに知らせている、

深海を泳ぐような日々だ、
そこには道標なんかない、目を閉じようが見開こうが、
映るものは変わらない、海面に顔を出した初めての生き物は、
そのまばゆさに何をどう思ったろう?
驚き、一度深海へ逃げ込んだかもしれないし、
その神々しさに急速な進化を決意したのかもしれない、

“お前は何を手にしたんだ?”

そう問い掛ける声が地下室に反響する、
掠れてはいるけれど、どこか落ち着く静かな話し方だ、
その問いにはこたえられなかった、
何を手にしたわけでもない、スタートがゼロなら、やがてまたゼロに還るだけだ、
ならなぜ、執拗にも求め続けようとする?

“そしていま、何を手にしようとしているんだ?
あるいは何を手放そうとしているんだ?”

深海だ、ごく端的に思いつきを応える、
そうか深海か、声は語尾に苦笑いさえ含めている、

生温い感触が身体にまとわりつく、
そう、骨を持たない軟体が呼吸を途絶えさせようと這い回る、
ナイフを突き立て、その身を切り落とすよう、
体中に切っ先を向ける、

そいつをようやく寸断しきり、
再び暗くなりゆく外へ足を向ける、
地上には人工の星が夜を塗り潰し、
吸血鬼は居場所をなくす、どこに夜行性は居場所を探す?

ここがゼロなら、向かうもゼロだ、
それはそれでかまわないとスーツケースからピストルを出し、
思いつく限りの顔を浮かべて、それが笑う虚空になんども撃ち続ける、
なんどもなんども撃ち続ける、
ゼロにするために、



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2012-03-18 16:10 | カテゴリ:日々のこと
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 ジョニー・バンドのTシャツはこれがいいかもしれぬ、と昨夜、壊れかけのMacで画像を加工。
 ドクロだけどシンプルだしクールな気がする。
 ロックンロールで海賊なのだから、当然のように好きなモチーフ。髑髏は御守でもある。

 プリントは白じゃなくベージュやグレーもいいかもしれない。ボディカラーは……などと考えるとなかなかキリがない(笑)。

 ポップなイラストのも作ってみようかとも考えてはいますのです。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--Image021.jpg

 “3.11”は過ぎたけど、課題は山積みなわけで、とくに遊んでいるようにしか見えない政治に携わる偉い偉い爺さんたちがキライ、だけど、税金払ってなかったよ、オイラはイヌだからね、ニンゲンはニンゲンで縛られてなよ

 無音のひかりがまばゆく、美しい世界はどこにある?


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「美しい世界……? んー。夢心地なら、だいたい美しいもんじゃない?」
 は相変わらずジョニーなわけで。
 社会性を持たないから、自由な動物そのまんま、ひとつの生き方としてはこれほど理想のものはない。


追記/

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 なかなか乱暴な言い分である。持ち帰ってしまう人はいるんだろうか。罪に問われた場合、広告主はなんらかの責任を負えるのだろうか。
 本気にする子供だっているかもしれないし、ジョニーだって本気にする。

 それはそうと。
 春はまだかい?


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「ジョニー、見ろ、一ヶ月後には俺たちがあのステージで演るんだ」
 天野くんが言う。トレードマークのニット帽は被っていない、茶色く染めたトサカを固めて立たせ、その姿はさながら串団子を連想させる。
「天野くん……アタマに槍が……」
「槍じゃない、モヒカンだよ。ジャックスタイルのさ。ちょ、ジョニー、触るなって……。このアタマは言わば、戦闘用の天野ジャックってワケだ」
「戦闘なら天野弱になっちゃダメだよ。けど、天野くんってこんなアタマしてたんだね」
 未知の生き物に遭遇してしまった、だが、その生き物は外見に反して危害を加えるような種類でもない。ジョニーは天野くんのアタマを不思議そうに見ている。
 ふたりから少し離れたところでヒラサワくんはビールに口をつけていた。

「で、ここは?」
 フロアは薄暗く、紫煙が霧のように漂う。がらんと広い地下1階には、地上には出られないような不気味な出で立ちの男女が入り混じり、タバコをふかすなりビールをあおるなり、めいめい好きなよう雑談に興じていた。
 剣山のように、あるいは怒り狂ったハリネズミのように髪を逆立てている者もいれば、目の周囲を撲られた痕のように塗りつけた女もいる。

「ジョニー、ここはライヴハウスだ、俺たちはここでライヴをやるんだよ」
「よく見てなよジョニー、すぐに始まる」

 ライヴハウス「ブラックダリア」。
 近隣のインディーズ・バンドが集まるライヴハウスである。数こそ少ないが、ブラックダリアからメジャーデビューを飾ったバンドもいないわけではない。
 ライヴを前に解散寸前にまで陥った、だが、ひょんなことからジョニーをバンドに発見しバンドに引き入れた。あまりに特殊なキャラだがコイツには何かがある。
 自分たちバンドが何をしようとしているのか体感させよう、それが天野くんの狙いだった。
 第一、口で説明したところでどうせ理解はしまい。

 会場のBGMがフェイドアウトし、ステージにだけ照明が集まる。
「ジャンクフード・イーター!!」、そう聴集のひとりが叫ぶ。
「……そろそろ始まるよ、見てなよジョニー、俺たちはもっとすごいロックンロールをやるんだ」
 返事はなかった。人混みに紛れたのか、いや、あいつは人混みのなかでもムダに目立つ、どこに行ったんだ?
「天野くん、ジョニーなら向こうに……」
 背後からヒラサワくんが解答した、親指で出入口付近を指差している。

 ジョニーの周囲には数本の空になったビール、食べ散らかしたナッツやスナック菓子が散乱していた、ポップコーンのバケツを抱いてジョニーは座り込んでいた。
「遠足かよ!! ジョニー、何やってんだよ!!」
「ハンバーガーまで持ち込んでたんだ、ジョニーくん……」
 ふたりの呼びかけに反応はない、空腹を満たし、酔ったジョニーはすでにすやすやと寝息を立てていた。

 ジョニーの寝顔は仔犬のように無防備だった。




※次回、いよいよジョニーがステージに?!
緊張と弛緩の次回へ続く。
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失笑必至の前回まではこちら♪




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2012-03-15 22:16 | カテゴリ:3minute rockin novel
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 横から吹き抜けてゆく風はもう冬のそれとは違ってた、あまりに長くて、ひょっとしたらもう終わらないんじゃないかとさえ思った一週間の朝のことを思い出す。
 三年間切らなかった髪はすっかり伸びて、風にさらわれそうなくらいにふわり宙に舞う。
 名前を知らない花の匂い、どこかから流れてきた飛沫、耳をすませば坂道の向こうの海が聞こえる。

 笑う声と鼻をすする音、喜びと期待より淋しさと不安のほうがずっと大きくて、胸はいつもより早く鳴り続けてる。臆病な心臓はまるでせっかちな時計みたいだ。

 きっと何も起きなくて、何もかもが起こり続けた三年間は、むりやりに私を変えようと風を吹かせ続けて、その渦のなかで羽根みたいに舞わされていた、もうそれはそれで過ぎたこと、いつか笑ったりできるんだろうか。

「終わったね」
 風上から大人びた香水の匂い、長くしたまつげと淡い色の唇と。
「終わった……のに、また始めなきゃなんないんだよね」
「……やだ?」
 私たちは臆病だもの。誰も彼もが優しく慈しみ合うような世界には生きていない。もし、そんな世界があるとしても、きっと私は呼ばれもしない。美しいだけの世界なら、悪意も意図もなく私が規律をやぶるだろう。
「ん……でも同じ場所にいられないしね」
「いたいわけでもない?」
「生きてるから」
「だね」
「そうだよ」
 さようなら。それが正しい言葉なのか、それもよく分からない。分からないことばかりで、ほとんど何も知らないばかりで、時間は何かを置き去りながら、私たちを先へ先へ運んでゆく。

 止んだと思ったばかりの風が角度を変えて、私の背中を押していた。
「なんだってできる、そんなのウソだよね」
「できることさえ分からないもん」
「じゃあ、明日から何をするの?」
 明日。明日か。そんな先のことは考えたくない、考えられない。だけど、それはたぶん訪れる。
「これから明日のことを考えようかな。窮屈な制服を脱ぎ捨てて」
「じゃあ、その前に歩いてかないとね」
「うん」

 下り坂をすり抜けてゆく風に押されて、いつもそうしてきたように私は進む。昨日より少し早いペース、小走りで、両手を広げて。
 さようなら、私。
 きっとうまくやれるよ、何が起きて何をやることになったにしても。
 そうするよ。
 あまりに空は青すぎて、見続けてると泣いてしまいそうだった。


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<了>


<spring has come?>

15の森
メビウス
砂の星々
星屑のソーダ水


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2012-03-15 14:56 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--跡.jpg


純粋さを追い求め、世界を廻り続けてた、
新聞だとかニュースだか、 あらゆる情報、遮断した、
感覚だけを頼る旅を続けてた、

“そんなものはありはしない”
訳知り顔にそう言われ、幼稚さを呆れられたり、
それでなお探し求めた、

生涯を旅に捧げた、
太陽を左目に、右の目には月明かり、
賑わいを横に見て、屈折した影を背中に、

握りしめた記録帳、雨水と泥を吸い、
書き連ねた文字は汗に滲んだ、

純粋が支配する、
夢にまで見た国は、どこか気づいていたはずの、
楽園には程遠い、凄惨なる土地だった、

穢れなく、罪もない、
欲求だけに忠実な、
汚れるなんてさえもない

純粋だから、残酷なゲームで傷つけ合う、
それでなお絶えない笑顔

純粋だから、理性すらなく奪い合う

野生に生きる獣のような 欲望がルールの世界、
希望と絶望、入り乱れて混ざり合う、
純粋に生きている世界、

それはかくも美しく、
自由に満ちた悪魔の姿、
それはかくも美しく、自由に満ちた無垢なる世界、


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“higher than the sun.”
少年、森を焼く -JACKPOT REMIX-




JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--海賊ビリー ロゴマーク.png
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2012-03-14 14:11 | カテゴリ:ゆるキャラ 「逆立ちをしてるイヌ」
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--喫煙 イヌ.jpg



 よっ、ニンゲンども。相変わらずあくせくやってんのかい? ご苦労なこった、どちらさんもお好きなようにやってくれよ。

 今日はオイラの出番なんだ、なぜって別に理由なんざないさ。息抜きとか毛抜きとか、おおかたそんなところだろうよ。
 や、別に「勇気を与える」とか「元気を与える」なんて気恥ずかしい言葉なんてオイラにはないぜ?
だって何も与えられやしないからさ。むしろ与えて欲しいってとこだね。
 飼い犬でけっこうさ。尻尾振ってりゃ「カワイイ!!」とか思うんだろ? 単純でいいよ、ニンゲンどもの扱いなんて。

 生憎、オイラは納税の義務もないし、働く気もありゃしねぇ。パタパタと働く皆さんを見ていてやってもいいんだが、どうしようも退屈しちまうってワケでさ。
 今日はもう朝からタバコでも吸って、ごろごろ寝転んでてやろうと考えてんのさ。

 あ? 番犬? そんなことしねぇよ。いまはセキュリティだかなんだか、そんなもんが発達してんだろ。オイラたちイヌはどうしてもアナログだからね、テクノロジーにゃ勝てないさ。勝ち目がないなら寝ててやるってもんでさ。走り廻ったり吠えたり、そうだね、知った顔なら喜んだふりをしてやるとか……そんなことを期待されてるのかもしれないけど、気分次第ってことにしてもらいたいよね。
 そんなもんに癒して欲しいなら、ロボットのイヌでも買えばいいのさ。

 もういいかい?
 もう一言?

 じゃあ……そうそう、オイラの飼い主は兵庫に住んでんだけど、兵庫の知人さんだか痴事さんだかが、大河ドラマにケチつけてんだってね。
 オイラ、どちらさんもご存知ないもんでさ、たいした意見はないんだけども、文句あるなら見なきゃいいんじゃねぇ?
 シンプルなこった。テレビ消しちまえば静かだし、眠っちゃえば余計なことも考えなくて済むさ。

 じゃあな、また機会があれば出てきてやるよ。


〇〇イヌ曜日〇〇
〇〇イヌはイヌとてキャラ立ちばかり考える〇〇
〇〇イヌはろくでもないことばかりを考える〇〇




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2012-03-14 13:27 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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冷えた月の裏側で、青と白の想いぶつかる、
音よりずっと速い速度で、互いに螺旋を描くよう、
澱みきったコールタールの、空気の星に住まう人、
鉛の風がのしかかる、なおも歩かざるを得ないんだろう、
それはそれで、ずっとそれで、
月に生きられない者は、この地に這うよう生きるだけ、

ただでさえ荒れた地に、なおも煙を降らせる雨が、
眩しいくらい光るオレンジ、太陽浴びた、
もう終わりを見せているのに、まだ先を急がせる、
僕らは無目的なイヌ、食べ残すほど弱くはない、
生まれた場所に眠る孤独を、引き裂いても呼吸を保て、
いくらでも汚れてやるよ、ここに生きるものとして、

好きも嫌いも容赦はなくて、抗うことも出来ぬまま、
何がどうだと迫るように問い掛ける、優しさをひと握りだけ、
ポケットに突っ込むふりで、争うものと囃すもの、
その中間あたりを突っ切るイヌは、舌を虚空に滑らせながら、
そのちぎれた尾を廻す、回転式のピストルみたいだ、

冷えた月の裏側は、砂漠と湖しかなくて、
そこには墓標が立っていた、もう幼少過ぎたはず、
かつての子供もいまは大人で、
水辺で花を咲かせる種を、歓び合う日を幻視する、
占い師はいつかここに暖かなる雨が降るって、
細い指で手招きしてる、生きるだけの獣の僕は、
ただそこへとたどりつく、



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2012-03-14 13:26 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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霧にむせぶなかをゆく、手を振りながら消えてゆく、
すべて終わりにしたいんだ、そして15歳は足を早める、

特別な何かがあった、そんなふうには見えないけれど、
誰にそれが見てとれる? 何ひとつも分からないなら、
その正論らしきは封じてしまえ、

閉じて束なる、弾かれては泥に似た石、
発言者が許す円環、それが掟になるらしい、
下らないと吐き捨てられる、その無謀を誰が持つ?

ただのひとつの言葉もなかった、15歳は夜が暗がる森へゆく、
キャンドルに導かれ、淡い光が仄めくなかへ、

煙に似た深く濃い霧のなか、麻薬の誘いさえ受ける、
口ずさむ歌に旋律はなく、単調極まるリズムを鳴らす足音、

わけらしいわけはなく、それで良かった、
もう孤立に耐え切れず、そして孤独に血を吐いた、
孤高気取るほどには強くもないから、

霧にむせぶなかをゆく、手を振りながら消えてゆく、
すべて終わりにしたいんだ、そして15歳は足を早める、

バイバイだけだ、ジャアネはない、
閉じた目、浮かぶは初めて触れた光の和らぎ、
バイバイだけだ、次はもうない、
すべてを閉ざす、足を早めた、影さえもついてはこない、


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2012-03-13 18:36 | カテゴリ:未分類
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--モデル 上戸彩さん.jpg


“太陽は燃え尽きる、そして世界は闇になる”、
彼女はいつも聞かされてるから、
今日が最期になるのかもって、
悲しむふりするあいつに告げた、

朝になるたび聞かされて、“それでいいのよ、
それでもいいから”、彼女はあいつの胸に触れ、
温もり残るベッドを後にする、
そして二人は太陽眺め、あまりの強さに目を閉じる、

太陽より高く舞う鳥たち、その翼に火を点けて、
太陽の命を長引かせようとして、あいつは餌付けた鳥に火を放つ、

“太陽は燃え尽きて、もう二度とは昇らない”、あいつはそう知っている、今日が最期になるのかもって、
オレンジ頬張る彼女に告げた、

繰り返し聞かされて、
“それでもいいから、今があるから”
彼女はあいつの頬に触れ、温もり残るベッドに連れてゆく、
そして二人は太陽を忘れて消えた、

太陽が永遠の眠りにつくのを待って、
二人はそれより早く永遠を手に入れる、


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2012-03-13 00:37 | カテゴリ:未分類
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慌てて開いた春の花、まだ根は凍ったまんま、
垂れた花弁を指につまんだ、息苦しくって泣き出しそう、

耳を澄ませば、
音にならない空気の震え、そんなものさえ聞こえてきそう、
だから時には無音のなかで、
眠り続ける猫みたいに、
静かに浅い呼吸だけ、繰り返してる猫みたいに、

ずいぶん長く眠ってた、そんな気がした、
確かに気がするだけだけで、昨日によく似た、
今日は地続き、さして代わり映えはないみたい、

好きな人と手を繋ぐ、
レンゲ畑を見に行きたい、陽のあたる風の道、置き捨てられたタイプライター、
懐かしい、音楽家の形見がある街、

好きな人と笑い合う、
薄い紫探しに行こう、眠ったままでもかまわない、
寒さがまだ残るから、ブランケットかぶって行こう、
デニムの褪せた、シャーベットの淡いブルーの、
大好きな、人とふたり手を繋ぐ、

耳をすませて、
消えゆくだけの光を探しに、
耳をすませば、
例え消えゆくさだめの光だとして、


“walkin'”
永遠のビーチ
隻眼の王
“gloria”



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