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2011-08-31 20:57 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
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「今年もやるの、ほら、火のお祭り?」

あのときは私はそう聞いた。いまでもはっきり覚えてる。玄関口で靴を磨いていた父の背中は広くて大きかった、だけど、ずしりと重い雨雲のような気配が漂っていて、あまり多くを聞くことはできなかった。

「祈り火の祭なら、また夏の終わりにあるよ」
「……うん」
「母さんと行けばいい。そのころには少しは落ちついてると思う」

じゃあ、また。
引き戸から射し込む真夏の光は真っ白くて、目眩を覚えるくらいだった、その光のなかに吸い込まれるように消えてゆく父の後ろ姿を、何度も何度も私は思い出す。


帰郷するのは久しぶりだった、何年になるだろう、大学を卒業してからは帰っていない。在学中もあれやこれやと理由をつけ、なるべく故郷に戻らないようにした。幼かったころの私、子供のままの変わらない私を期待されるのが好きじゃなかった。結局はその小さな村から逃げるように東京の大学に進学し、そして卒業後は小さな出版社に就職し、日本各地を転々とする編集者としての生活に慣れ、いつの間にか生まれた土地を記憶から追い出すように多忙極まる日々に埋没していった。

狂った方位磁石のように自分を振り回し、ありとあらゆる地域の祭や催しを写真に収めた。
ごく最近では流星群を撮影に行ってきたばかりで、そのために夏期休暇も自ら棒に振った。
私が感じたのは、どのような意図があれ、その地域特有の文化や伝承があれ、結局、ありとあらゆる祭と呼ばれるものにそう差はないということだった。
どこに行ったにしても、私は故郷の祭を思い出すのだ。
あの「祈り火の夏祭り」を。


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photograph,illustration and story by Billy.
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2011-08-30 22:44 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
祈り火と過ぎる夏<1>
祈り火と過ぎる夏<2>
祈り火と過ぎる夏<3>
祈り火と過ぎる夏<4>
祈り火と過ぎる夏<5>
祈り火と過ぎる夏<6>
祈り火と過ぎる夏<7>
祈り火と過ぎる夏<8>
祈り火と過ぎる夏<9>


それぞれが持ち寄った花火たちは残り少なくなり、そして見知らぬ同郷の人々、この地に縁のある人々はぽつりぽつりと自らを語り始めた。
ある人は生まれ育った地であり、現在は他の地にて生きている。
またある人はこの地に生き続けてきたが、今回、別の土地に生きることを決意したと言う。
迷いはあるが、今後を考え、土地の再生に余生を費やす覚悟があると話す老夫婦がいて、しかし、それにどれくらいの時間が必要なのか、それは分からないとこぼした。

最善であるべきこと、それは誰にも分からない。
今日を生き延びた、しかし、明日が無条件に用意されているとは限らない。

「もともとは……」
ソウスケは遠く昇り始めた太陽に向けて話しはじめる。隣にいるその横顔が赤い陽に照らされ、徐々にはっきりとしてゆく。
伏し目がちな眼差しと、こけ落ちた頬。もつれた少し長い髪。
ミズキはその青年のかすれた話し声を目を閉じて聞いている。

「祈り火の祭はもともと、この地に生きて亡くなったご先祖に生きた花を流して海に送るのが、そのはじまりだったらしいんです。あまり知られていないけれど、ここは農地にも漁場にも向かなくて、それを人が住める場所にしたのがご先祖さまたちだから。いつの間にか村興し、町興しの祭になって、少しずつかたちを変えてしまったんですけど……」

小舟に灯火を浮かべて祈る、願う。ずっとそう思って祭を見てきた。ミズキはその歴史を知らなかった。
「じゃあ、いまの祈り火の祭は、先祖の方々にはあまり喜ばれないかもしれないね」
「そんなことはない」
ソウスケは即座に返す。やや語気を強めたが、ミズキに向けられたのは精一杯の笑顔だった。
そんなことはないよ、ソウスケはもう一度、そう言った。
うん、ミズキはただそれだけを返す。

「ほら、また新しい日が来た、祭ではなかったけれど、祈り火そのものかもしれない。ね?」
立ち上がったソウスケは誰かにではなく、自分に告げるように、けれど、その場を共にする人々にも伝えるように、東に浮かび上がる大輪を指差した。
その背中をミズキはいつまでも記憶していようと見続けていた。


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story and photograph by Billy.


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2011-08-30 13:15 | カテゴリ:日々のこと
時々、読者さんから「外食ばかりなの?」みたいな質問を受ける私ですが、実は私、なかなかの料理好きなのです。
暑い時期、あまり火は使いたくないんですが。

とは言え、夏バテ対策には辛いもの。

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“ビリー流炎熱鍋”

塩胡椒で下味をつけた肉類、根菜数種、厚揚げを投入し、キムチを一瓶、コチュジャンで辛味を増し、とろけるチーズでマイルドさも。

輪切りの一味も一袋、ポイントは出汁に投入した赤ワイン。

パーペキです。
見た感じはイマイチですが、実はかなり好評のこのビリー鍋、ビールもぐいぐいすすみます。

ええ、単身生活長いですからね、私(笑)。
一通りできます(笑)。

以前は金曜夜の「ビリーバー」なる催しを毎週やってまして、真夏の鍋はガールズがビキニで鍋をつつく、なんてこともありました。

誰か一緒に食べてください……。
ビキニでなくてもいいですから……。
かなり辛いですが、カプサイシン効果で発汗し、ダイエットにも繋がるかもしれないです。
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2011-08-30 12:41 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
祈り火と過ぎる夏<1>
祈り火と過ぎる夏<2>
祈り火と過ぎる夏<3>
祈り火と過ぎる夏<4>
祈り火と過ぎる夏<5>
祈り火と過ぎる夏<6>
祈り火と過ぎる夏<7>
祈り火と過ぎる夏<8>
祈り火と過ぎる夏<9>


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突堤には数多くが集まっていた、その多くは災害によって住む場を追われた人々だったが、それでも、彼ら彼女らは生きた土地を慈しむよう、そして慰めるよう、傷にまみれてこの地に集う。
この世界で最後の海岸、そんなふうにミズキには思えた。
彼女の傍らにはかつての父が松明を手に祈り続けていた。
彼にはすでに別の生活があり、そこにはミズキの知らない場所がある。

「〇〇さん、あなたはいま、何を祈るの?」
ミズキは父だった男に尋ねた。あの広く大きな背中はない、すでに老いを迎えはじめ、弱々しささえも漂わせている。
時間は止まることがない、ミズキはすでに父だった男よりも強く立つことができる。

「何を祈ればいいか、実はよく分からないんだ」
「それは私もおなじ、小さなころからそうだった、みんなが何を祈り、願うのかが分からなかった」
「そうか、祈り火なんて言っても、漠然としたもんだな」
男は自嘲気味に笑う、ミズキはそれには答えず、人々が持ち寄った花火の一本に火をつけた。

あたりは暗い。月の光、そしてそれを反射する海が微かに映る。
まるで世界の終わりだ、ミズキはそう思う。奇跡的に生き延びた私たちが最後の祝祭をするかのように、静かで誰の声も弱々しい。


「火を借りてもいいですか」
ソウスケはじっと光の行方を見守る女性に近づいた。
彼女の姿はこの田舎にそぐわない、きっと故郷を離れて生きているんだろう、でも、その視線には抱えた痛みを堪える強ささえ感じた。

どうぞ、ミズキはその男にライターを手渡した。それを掴む彼は力強く、盛り上がった筋肉が二の腕からうかがえた。

ソウスケはその火をもって、明け方近く、点り始めた空に祈りを託すよう、最後の花火に火をつけた。




photograph and story by Billy.
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2011-08-29 00:16 | カテゴリ:日々のこと
オッス、オラ、ビリー!!
兵庫在住、職業海賊、好きなものはタバコとビール!!

今週の「祈り火と過ぎる夏」はどんなもんなんですかね?
正直、テーマの重さに書いてる自分がウンザリで、早いとこ終わりたいんですけども。
8月中には終わるつもりですけどね。

一応、ここまでのおまとめを。

祈り火と過ぎる夏<1>
祈り火と過ぎる夏<2>
祈り火と過ぎる夏<3>
祈り火と過ぎる夏<4>
祈り火と過ぎる夏<5>
祈り火と過ぎる夏<6>
祈り火と過ぎる夏<7>
祈り火と過ぎる夏<8>


未読の方はぜひっ♪


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ケータイからもビリーブログ!!


さて、本題に入りますか。
残暑は今日も残暑でございますわな。
秋はまだ遠い関西地方です。
とは言え「おしゃP」を目指すファッション・ブロガーでありますオラ、しっかりと秋ものを買ってます。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--110826_173827.jpg
ベストが大好きなオラはSUBCIETYのペイズリー柄ベストをチョイス。
シャツの上に着たり、ジャケットのインにしたり、使い勝手がいいのでこれから大活躍しそうな一品。


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リアルレザーのパーカ。
今年もレザーは買います。写真にはないですが、やはりリアルレザーのジャケットも購入済。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--110826_173508.jpg
デニムのライダース。ストレッチ素材なのでストレスフリー、加工もイカしてます。


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デニムパンツ。真夏以外はほとんどデニム。今年は秋冬もハーフデニムを穿こうかと。


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シューズはやはりラバーソールとブーツ。
ベージュのはVANSのラバーソール型スニーカーなんで履いてて楽だし、スウェードなので季節感もでる。


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超セクスィーなナミさんのフィギュア。
ワンピース・グッズの収集も相変わらず。


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大好きなモデルさんの写真集。
最近は藤井リナさんがいちばん好きです。
私、桐谷美玲さん、藤井リナさん、田中美保さんのアメンバーにもしていただいてます。

私、アフィリエイト収入が月に150万ほどあるので、こんなに買い物しちゃってます。
……ウソです。一円ももらってません。

ちなみに、かなり以前からビリコレのリクエストがありながら、それをやらなかったのは……。
片付けるのが面倒なんですよ、これ!!

じゃ、片付けましょうね。
やれやれ。
やれやれやれやれ!!
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2011-08-28 10:52 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
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祈り火と過ぎる夏<1>
祈り火と過ぎる夏<2>
祈り火と過ぎる夏<3>
祈り火と過ぎる夏<4>
祈り火と過ぎる夏<5>
祈り火と過ぎる夏<6>
祈り火と過ぎる夏<7>


農地としての再生には相当な時間がかかる、それがソウスケらの結論だった。先祖代々、この地で農業に従事してきた彼にとっては生き方そのものを抜本的に見直す必要のある決断だった。
久しぶりにタバコをくわえた。もう、この地からは離れなければならないだろう。他の地でなにができるかなど見当もつかない。
だが、生きてゆく以上、この地を離れざるを得ない。なにもなくなったんだ、ただその言葉が体の内側に響き続けた。

 なにができるのか、なにをなすべきか。
それははっきりと答を導き出せていない。
だけど、このまま故郷を離れるわけにもいかない、それだけは分かる。
ソウスケはまぶたに描く。祈りに充ちた光が暗闇に浮かぶ、あの瞬間を。


「やらないか、祈り火」
電話口で父はそう言った。あの日、再会して以来、数日ぶりに聞く声だった。それ以前は20年近いブランクがある。
父だという認識はあまりなく、かつて父であった初老の男としてミズキは距離をつくっている。
アパートの外は夕の刻の赤みがかった空で、太陽は溶けて落ちてゆく。
その景色のなかに赤とんぼが舞っているように見えた、最初はそれが赤とんぼだとは思わなかった、そんなものを見つけることがあまりなかった。

「祈り火……?」
「ああ」
「今年は中止だって聞いて、それでもうこっちに帰ってきたんだよ」
「祭は中止だけど。でも、祈り火ならできるだろう、君も僕もあの土地に住むことはもうないかもしれないが、それでも、生きた土地なんだ、そのことには変わらない」

父は母と私を置いて出て行った、あの光に消えた背中の残像がなんども頭に浮かんでは消える。
その父が祈り火をやろうという。何をどうするつもりかは分からない。

「……分かった。やります、祈り火」
意味もろくに飲み込めないまま、ミズキは再び故郷へゆくことを決意した。




photograph and story by Billy.
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2011-08-26 19:43 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
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祈り火と過ぎる夏<1>
祈り火と過ぎる夏<2>
祈り火と過ぎる夏<3>
祈り火と過ぎる夏<4>
祈り火と過ぎる夏<5>
祈り火と過ぎる夏<6>


祭が中止になることを知ったミズキは東京へと帰り、当たり前のはずの日常へと埋没していった。
すでに秋の気配が色濃く漂う故郷と違い、まだ東京には夏の太陽が空にしがみつくように残っていた、それを不思議にも思わなかった。旅に慣れたのではなく、旅することが当然になると、見た景色の変化を受容するのに戸惑うことがなくなる。

私は新聞記者ではない、ミズキは自分に言い聞かせる。

私は祭に活気づく町の高揚を写真にし、記事にするのであって、それがいくら生まれた土地であっても、崩壊の危機にある村を追うのは自分のやるべきこととは違う、くすぶる何かを胸に抑えながら、忘れたふりで生きるべき日常にいる。

通り過ぎてゆく。
私はいつも通り過ぎてゆくのだ。深いため息と共に、見慣れたパソコンの画面を睨む。



何度も通り過ぎてしまうと麻痺してしまうような気がした、いかに激しい変化であれ、そのなかに身を投じてしまうとどこか他人のような気分にもなる。
ソウスケは自宅があったはずの周辺を片付けながら、そこに痕跡を探し求めた。ここに生きたものの痕跡だ、水に濡れて色をなくした写真たちや春になれば花をつける庭の梅の木、そして納屋に収納されていたはずの農機具。
なにひとつ残されていなかった。始めたばかりのゴルフクラブ数本が見つかったが、使い道も必要もない。
墓標代わりにそれを土に突き立ててみる。柔らかく緩んだ土はしばらくそれを立ててくれたが、やがて力を失い倒れていった。

くそっ。
誰ともなく吐き捨てる。あちらこちらで似た声が聞こえた。ひと気は少なくも、ここはやはり人が生きた場所なのだ。

祈り火の季節。
もうそれも中止が決まった。だけど、いまこそ必要な、そんな気がする。
ソウスケは思う。
この土地に暮らし続けるのはもう無理だろう、世代を超え、土がまた生き返るまではこの地に花は育てられない。薙ぎ倒されたミカンの木々、ビニールハウスに絶えた花々。

この地を愛し、留まり続けた者として、祈り火を燈そう、いま、それをするべきだと彼は思った。




photograph and story by Billy.
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2011-08-26 09:16 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
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祈り火と過ぎる夏<1>
祈り火と過ぎる夏<2>
祈り火と過ぎる夏<3>
祈り火と過ぎる夏<4>
祈り火と過ぎる夏<5>


「ことしの祈り火大祭は行われないことになった」

僕がそれを聞かされたのは退院から三日目の夜だった、そのこと自体は予想していたし、驚きもなかった。村の実行委員会に名を連ねて最初の祭だったけれど、肝心の村はいま存在しないも同然の状態だった。
退院のとき……僕はタクシーのなかから大雨に飲み込まれたその様子を眺めていた、空腹の蛇はありとあらゆるものを咀嚼し、そのほとんどを吐き出して海に帰った、そんな風景が広がっていた。
復旧作業はスタートしていたが、それは別に村人たちの生活を元に戻すには至らず、現状ではまだ彼らの生きていた痕跡を剥き出させるに留まっていた。
うず高く積まれた土砂と崩れた民家、その横を拡大した川が流れてゆく。山から流れ、せせらぎながら海にたどり着くまでを追いかけたことがある。小さな灯火を舟にのせ、それをずっと追うのが、この地に生まれた子供達の祭の楽しみ方だった。
この濁り、勢いだけを増した川では、舟は瞬時に沈められてしまうだろう。

生き延びた村人の多くは隣町の宿泊施設に一時退避を余儀なくされていると聞いた、もう戻ることはできないかもしれないと僕は思う。
いつか再生があったにしても、そのとき、この土地はまるで別の村になっているだろう。
生き物だけではない、そう思う。そこに生き物を住ませた土地もやがて死に至るのだ。
永遠なんてどこにもない。
それが事実だろう。

水位の増した沿岸部は満潮時には小さな漁港すら飲み込むようになったという。地盤がゆるくなったんだろう。

いま、この世界において、僕は何を祈り、願うべきなのか、すでに痕跡すらない自宅を前に、僕はただ立ち尽くすだけだった。




photograph and story by Billy.
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2011-08-26 09:15 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
祈り火と過ぎる夏<1>
祈り火と過ぎる夏<2>
祈り火と過ぎる夏<3>
祈り火と過ぎる夏 <4>
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記憶しているのは飲み込まれてゆくときの狭くなる視界そのものだった、あの日は夜明け前に降り出した雨が突然強くなって、マシンガンが浴びせられるような雨音に目を覚まし、それから僕は寝姿のまま外に飛び出したんだっけ、氷柱ほどに巨大な雨粒で空を見上げることさえままならなかった、細めて見た一瞬、黒い雲が裂け、その切れ目は獲物を狙う蛇が口を開けているみたいだった。

そのあと……そう、そのあと全ての視界はまるで色のない暗黒、突如現れた荒れ狂う海に投げ込まれたような感じだった、そして渦のなかで手足をもがれるように翻弄され、なす術さえなく虚無に飲み込まれて意識を失ったらしい。

そこで記憶は途切れてしまう。記憶の次にあるのは真っ白い天井で、僕はその見知らぬ景色に戸惑いながらもどこか気を許していた、生まれたばかりに見たはずのそれに似ていたからかもしれない。見覚えがあったのかもしれない。
真っ白い天井とシーツ、人工呼吸器と吊り下がる点滴、音もなく落ちる滴。雨はもうやんでいた。

幸い、怪我はたいしたことがなかった。ほとんど奇跡に近いと担当医師は首を振った。そして、僕の住んでいた村の壊滅的な状況と行方の分からないままになっている人が多くいることを知る。
ほとんど全てが豪雨に流され、海に運び込まれたんだという。
事実を告げられても、それが現実なのだとしても、それをうまく飲み込むほどの想像力が僕にはなかった。ただ、ぼんやりと真っ白い上の一点の染みを見つめながら、淡々と話す医師の低くくぐもった声を子守歌のようにして、再び深い眠りについた。




photograph and story by Billy.
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2011-08-25 23:42 | カテゴリ:未分類
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右と左は似て非なるもの、猫より廻るオッドアイ、
自称は“キャンディ”、不快な月曜朝をスキップしてる、

“極まる不愉快、そんなものを溜め込むんなら、
さっさと次を探しなよ、我慢するほど無駄な時間はないって気づいてんでしょ、あんたたち”

両切り葉巻を弄ぶ、香なんて珍しくもない、
生きたにおいも飽きてるくらい、そこらに漂う憂鬱さ、
生ゴミ漁る虫に似てるよ、あんたたち、

昨日の夜は星などなかった、うろつく野良犬、
その毛並みにも似た、毛羽立つ黒が月も食わえた、
ブラックホールを眺めていたよ、

落下したシャンデリア、優しさは誰だって見つけてくれる、
そんな瞬間だけじゃない、確かなものは用意されない、

右を見てから左を睨む、オッドアイの自称は日毎に変わる、
“名乗ることもそうないし、あんたら、そんな暮らしに憧れるだけ、手にする勇気はないんでしょう?”
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2011-08-25 23:38 | カテゴリ:日々のこと
基本的にはガラクタみたいな人間である私。
あ、いや、グータラにしておこう。

現在、すでにビールを飲みつつ、「もー春やん」などと思う。
今日は昨日よりあったかいね。

相変わらず眼鏡を探しに奔走した昨日ですが。
見れば見るほど……なにが似合うのか分からなくなる……。

黒フレームを試着し、「ジョニー・デップみたいやん」と、のたまうも、同行者に鼻で笑われ。
「いやいや、ジョニーも同じ二足歩行の人間で男性。オラだって髪は長い」と主張。
店員さんが笑う。
同行者は笑わず。

花粉症の季節でもあり。
鼻の奥に塗り込む薬を購入するも。
塗りすぎてヒリヒリ。
ついでに綿棒で突き過ぎたせいか、鼻血。
同行者、笑う。

夜は夜で変わらずのアルコール漬け。
火を点けたら派手に炎上するであろう私の体。
デスペラードなるフランス製のテキーラベースのビールをぐいぐい飲む。
こたつで寝る。
酔いながら書いた記事(「夜の愚弄者」)は完全に自らであろう。

現在。
布団を干す。
花粉にやられる。

コメントをいただく。
おバカコメントで「いかにボケるか」を一義になさる読者さん、多し。
方向性について考えるも……自ら率先して、おバカコメントをしてしまう人間である。
解決策、なし。
解決する理由も、なし。

ついでに藤井リナさんのブログを少し見る。
素敵だ。

そして、「美玲さんの生活。Super!」を見て、にやにやする。

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この記事をアップしようかどうか、迷う。
ええい、ままよ!!

ポチッとな!!
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2011-08-25 23:26 | カテゴリ:未分類
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緑色だけ生まれ変わった、絡まる青臭い蔦、
ところどころに花を浮かべる、土埃に舞う光さえ、
吸い込んでゆく果ての星、

ヒトはもう残ってなくて 黒いヘビがとぐろ巻いてる、
赤い舌打ち、あれが花の色ならいい、

錆びた鉄に跨がって、メットはいらない、あの娘とふたり乗りしてる、
抱き寄せてキスをした、
それから口ずさむ、好きな歌をいつまでも、

緑色さえ干からびた、泣くウサギは青白く、
倒れた耳はしおれた花みたいに見えた、花はもう咲いたりしないのに、
いまだ僕らは夢に見る、

色らしい色さえ消えた、波打際に絶えたサメ、
消え入るように溶かされた、見ないふりを決めこんだ、
忘れようが胸に撃つ、忘れないが胸を撃つ、

錆びた鉄に跨がって、メットはいらない、
あの娘とふたり乗りしてる、抱き寄せてキスをした、
それから口ずさむ、好きな歌をいつまでも、

星が弾けて原始に還る、生まれ変わりはないだろう、
制度がまた生まれたら、やがて地を這う獣は立って、優しさばかり振りかざす、

無駄な空想、無意味な妄想、虚無の上に立ち上がれ、
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2011-08-25 09:26 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
祈り火と過ぎる夏<1>
祈り火と過ぎる夏<2>
祈り火と過ぎる夏<3>


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海の近くまでとぼとぼと歩く、私と父はその距離を互いにはかるように少し近づき、そしてまた少し離れる。
あの日……そう、父が家を出た日から、私は一度も彼に会うことがなかった。
両親の間に何があり、どんな話し合いを経て、それぞれに生きたのかは分からない。
あえてそれを問いただすこともなかった。

「今年は……祭はないんだろうね……」
「私はずいぶん久しぶりなんだ、この村にくるのは」「そう……」

いつか父の背中に似たことを問いかけたことがあるのを思い出す。
あのころの父とは別人のようだ、痩せて衰え、すでに老いが漂いつつある。
だけど20年の月日が経っても変わらないこともある。歩き方や、引っ切りなしにタバコを吸うくせ、そんな記憶になかった細部に若き日の父が見えかくれする。

「あの人は……母さんには会ったのか?」
私は黙って首を振る。
小さなころに遊んだブランコ、児童公園。
誰にも使われていないままのようで、背の低い雑草たちが風にさらされ、声をあげていた。

「死んだんだよ、お母さんは。私が20歳のときだった」
知らなかったの。その思いを飲み込む。

暮れ始めた公園のなか、父の点けたタバコの赤がぽつんと灯る。
ほたるにも似たその微かな光。海に消えてゆく、あの祈りの火の群れ。
誰かが大雨を避けるような願いを託していれば、こんなことにはならなかったのかな。
ふとそんな気にもなる。
関係ない、そうも思う。

私たちはいつも無力で祈り願うことしか知らない。だからこそ、あの炎たちがより強く見えたのだ。




photograph and story by Billy.
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2011-08-25 09:24 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
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祈り火と過ぎる夏<1>
祈り火と過ぎる夏<2>

カメラをかまえながら、けれどシャッターを切ることもなく、ファインダー越しに故郷を睨んでいた、そして無邪気な暴力によって急激な変化、破壊された村をくまなく歩いてみる。
祈り火の小舟が赤々と連なり流れる、あの川のほとりをとぼとぼとゆく。
河川敷には本来、たどり着くべきでないものが数多く見られた。
例えば村にひとつだけあったバス停、あるいは家屋か農作業小屋か、その痕跡を感じさせる瓦礫、壊され、原型を失ったものもの。

河川の氾濫は容易に見てとれた、防波堤代わりに植えられたはずの松の木々が折りちぎられ、そして、行き場をなくしたようにそこかしこに放置されたままでいる。

村人の多くは隣町の小学校に避難しているそうだ、すでに故郷を離れ、別の土地での生活に踏み切った者もいると聞いた。
そもそもが過疎の進んでいた土地だ、このまま名だけを残して消えてゆくのかもしれない。

今年は祭どころじゃないかもしれない。
正直にそう思う。いま、何の祈りを、願いを火に委ねるのだろう。
私は思う。
かつてここに生きた者として、そしてその地を離れ別の地を選んだものとして。

取材も何もなかった。
私はかつての故郷を、変わり果てた風景に溶け込むことのない異物として海から吹く冷たい風を正面から受けている。

帰ろう、私は思った。
「帰ろう」か。ふと思ったことに自分の変化にも気づく。私の帰るべき場所はもうここではなくなっているんだ、記憶の遠くに置き去り続けた故郷はもう私の場所じゃない。

ミズキ、背後からかすれた声が聞こえた。
私の名前、私を呼ぶ声。
聞き間違いかと振り返る、声の主は、あの日、光のなかに消えた父だった。




photograph and story by Billy.
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2011-08-25 09:21 | カテゴリ:短篇小説「祈り火と過ぎる夏」
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祈り火と過ぎる夏<1>


8月も半ばを過ぎれば乾いて冷たい風が吹き始める。秋なんて趣のある季節は足早に去り、すぐに冬が訪れる。
それが私の生まれた土地だ。
坂の多い山に囲まれた村で、その頂上からは小さな集落が手の平にすっぽりおさまるくらいに見渡せる。
雪に備えた、旧来的な日本家屋で、屋根はすべて南に向かい、平地のほとんどを埋めるくらいビニールハウスが並ぶ。
貯水池のある山から一望する風景にいつも私は溜息ばかりをついていた、そんなふうに思い出す。

なぜ、ここには何もないんだろう。
流れる川のずっと先には、あれほどに広がる海までが見渡せるというのに、冬になれば薄暗い雲を見上げて、あたたかい季節の到来だけを待つ。

いま、私は久しぶりにその場所にいる。
でも、あのころの風景はそこにはない。
私の知る故郷は、もうすでに失われ、損なわてしまったことに、そしてそのことに酷く動揺する自分が意外でもあった。

半年前になる、三日間続いた豪雨のせいで、この村は再生不可能なほどのダメージを受けていた。
私がそのニュースを見たのは会社のデスクに突っ伏して眠っていたときで、同僚にその被害を聞かされた。
テレビの画面に懐かしい風景はなかった、それはすでに消失したしまっていた。山の頂上の貯水池があふれ、濁流は村を削り、押し流し、その圧倒的に無邪気な暴力によって、木々は薙ぎ倒され、集落を縫うように細く海にまで続けていた川が捕食したばかりの蛇のように膨らみ、風景を飲み込んでいた。

私はそのとき、ただ呆然とそれを眺めていただけだった、手を出そうにも自分の意思では動くことのできない夢を見せられているようだった。
奥のほうがざわめき立つ、床から10センチほど浮き上がったように覚束ない足元で、ゆらゆらと揺れているような感覚にとらわれていた。

アナウンサーは興奮を殺しながら冷静さを保ち、淡々と被害の状況を伝えていた、見慣れたはずの景色は一変している、なぜか私は思った、連綿たる日常は変化を繰り返す、良くも悪くも変わらないもなんてどこにもなかったんだ、と。


夏が過ぎてゆく日々、移ろう刻が好きだった。
その季節は祭の季節でもある。小さな村にとってただひとつのニュースになる祭だ。

祈り火の祭。
海に繋がるその川に紙を折り込んだ小舟を浮かべ、そっと火を点ける。やがて舟は燃えて沈むが、その紙には祈りが書かれている。
そしてそこに書かれた祈りは誰に話すことも許されていない。
水の神だけがその願いや祈り、託された思いを受け取るだけだ。

その季節がくる。
私は生まれた土地へ、その祭の取材にきたのだ。




photograph and story by Billy.
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2011-08-24 16:43 | カテゴリ:poetrical punk 00B
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery-


熱はまだ残ってた、温もり触れた手、
ちぎれて消えてってたんだ、残る手ハットをひっつかむ、
二度とは戻れない場所を、まぶた描いて消し去って、
投げたコインで行き先探す、生まれた街に伸びる影、

振り返らずに踏み締めた、ずいぶん汚れたブーツは赤く、
ハットと同じ色してる、カウボーイを気取ってたいね、
くすむ黒のキャデラック、エンジン鳴らして横たわる、
旅立つサインに火をつけた、

何はひとつも答えなんてなかったよ、
あきれるくらい僕は手ぶらで、あてすらなく漂流してく、
なくした左手、それを探しに行きたいわけじゃなく、
残った片手に握るものを探すだけ、

名前なんて捨ててしまった、愚痴るよりは歌っていよう、
砂風まじりのラジオが歌ったロックンロール、ちっとも懐かしくなんてない、
口笛吹いて指を鳴らした、
もうここには戻らないと振り返りもせず、またどこか歩き出す、

旅立つサインに人差し指でピストル放った、
旅立つサインに人差し指でピストル放った、




photograph and text by Billy.


※2010-08-18 07:53:42に投稿したぶんのREMIXです。
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2011-08-20 23:47 | カテゴリ:billy gallery
こんにちは、相変わらずの飲んだくれ、気分だけはロックンローラー、海賊ビリーです。

高校野球は今日が決勝戦ですね。
日大三×光星学院、さてどちらが栄冠を手にするんでしょうか。
僕個人は高校野球が始まるときの高揚感が好きなんですけどね。
花火大会でいうなら、クライマックスよりも始まる瞬間が好きなんです。

高校野球も決勝戦までくると、「今年の夏も佳境かなぁ」なんて思います。
暑さ自体は続いても、夏もひと区切り、みたいに思うんですよね。

8月も20日を過ぎれば、なんとなく物悲しく切ない気持ちになります。


さて、パソコンから閲覧なさってる方はお気づきかもしれませんが、このページは大幅な改修が進んでいます。

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サイドバーから過去記事のなかで好評をいただいた記事にリンクが張ってあるんです。
もし、ご興味があるなら見てやってください。
どこにコメントをくださっても構いませんので。

で、この夏に書いた記事のなかで自分でも気に入っているものを記事でまた紹介しておきます。

ここにいたこと

うたかた

少年たちとホラー・ムービー

海賊ラジオ

旅路の果てのラスネール

小説「流星ツアー」 完全版


「流星ツアー」はとくにたくさんの方々から高評価をいただき、光栄のいったりきたりでもう、「立て、立つんだビリー!!」な心境です。

連続ものはお好きな方も多いことですし、また近くスタートするつもりです。

残暑厳しいおり、スイカ片手にビリーブログもオツなもの。ビール片手にビリーブログもイキなもの。


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「秋近し またもヒョウに なるビリー」

おあとがよろしいようで。
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2011-08-18 23:18 | カテゴリ:未分類
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怪人なんかじゃなかったよ、ほんとはみんな知ってるはずさ、
彼ははただただ淋しがり屋のひとりに過ぎない、
それからずっと、人より優しいところもあった、

あばら家生まれたカリギュラは、野牛のミルクをすすって育つ、
だけど彼の目、左右の色が違ってて、右目で過去を、左で未来を見通せた、

村の神様、太陽を指す大木が、枯れつつある根の姿を見てた、
その葉に茶色が混じってくのを、小さなころから気づいてたんだ、
神と崇めたその大樹、ただの朽ち木と言葉にしただけ、

若い娘の生き血を注ぐ、くだらないと言い放ち、
あきらめ顔の娘の頬打ち、胡散臭い伝え話の犠牲になるな、
そう叫んで走り出す、

凶弾倒れたカリギュラだけど、少しあとになってから、
手を尽くせど腐る木の根を知った村人、
長老までが、木を腐らせたのはカリギュラなんだと、
彼を怪人呼ばわりしたらしい、

色の違う両眼が二度と、この世界を見ないよう、
巻き付けた黒い布、見えない代わりにカリギュラは、
地下牢のなか叫んでた、

僕は怪人なんかじゃないって、
僕はただの人に過ぎないって、

娘はやがて、自ら産んだ子の名をカリギュラ、
聖人の名だと言って微笑む、
牢にまだ生くカリギュラはそれを知って涙した、そして静かに眠りについた、


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photograph,text,illustration by Billy.
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2011-08-18 08:14 | カテゴリ:未分類
ぬるいコーラを飲んでいた、光る雲を見つけ叫んだ、
流れる汗など気にもせず、無意味ばかりを分からず叫んだ、

そして僕ら駆け出した、
ペダルは軋んだ、立ち漕いでは肩に乗る細い手の感触を忘れない、

オレンジになる夏の陽は潰れた果実に似てた、
トマト畑に壊れた自転車置き去って、

星が響く夜だから、
僕ら雲の光が消えたこと気づいた、
それでもそれに笑ってられた、

あの夏の日々に輝く雲は一瞬だとか永遠だとか、
そんなことはどうでもよくて、
時間なんて消えてくれたら、
それだけで、

あの夏を切り取った一枚は、
鮮やかなる優しさだけを胸にして、
ずっと忘れないままで、


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※2010-08-09 19:54:30に投稿。




photograph,text by Billy..
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2011-08-17 22:17 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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鉛を溶かしたような空気が、頭からも足元からも、
噴き出すように押し寄せる、なんだこの行き場のなさは、
浮かれるたびに押し潰される、なにかひとつに手を触れた、
すると忍び寄る影、またも引きずりこもうとする何か、
祝祭やら狂騒やらは不要に過ぎず、平穏さえもろくに与えはしないと云う、

誰もが幸福な夢を享受した、そんな季節は過ぎたらしい、
向かい風と追い風が、同時に吹く真ん中で、焦燥ばかりを手にしてる、
ずいぶん疲れた、気づき続けて重ねる日々よ、
どこへ歩めば新たな地平を見せるのか、辛辣なるときを経た、
それでもどうだ、迫り寄せる何かがあって、そこで再び血を吐けと?

いくら待てど救済はなく、乞えど乞えども無力さばかりを数えるばかり、
足るを知り、足らぬも知れど、そうまた傷は増えるだけ、
痛みに耐えうる体になれと、届けられた紙の束、
火をつけ焦がせ、灰になるまで焼き尽くす、なおもまた届くなら、
この手のなかに握るだけ、いっそ潰れるくらい力をこめろ、


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photograph,text,illustration by Billy.
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2011-08-16 21:59 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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“疲れてんだ、しばらく起きる気にもならない”
寝そべったままそう言った、貨物列車のコンテナの、血が臭う塊のなか、調香師はそう言った、
騒々しさには慣れたみたいで、決まり文句を続けてる、宣教師を無視してる、

“動かなくても景色は変わる、いまはここが気に入ってるから”
熱に浮かれて倒れた道化、魔法を売るマジシャンや、
壷を抱いたヘビ使い師、逃げたことにはまた気づかず、
片腕なくしたピアノ弾き、嗚咽さえなく泣いていた、

“別に探す匂いはないし、行き着く先は血の匂い、それはいつもどこでも漂う世界で”
森を抜けた列車はもう、市街地なんて忘れてた、
夏の街から冬の村へと、シベリアにも似た氷土を走る、
ラジオニュースは今日の戦死を数えてる、

“終わりなんて何処にもなくて、延々たるが続くだけ、
見飽きたところで代わり映えもありゃしない、
嘆きや愚痴や説教なんて、その口、泥でも食わせてやるよ”

濁り空の曇天が、あらゆる匂いを吹き荒ばせる、
雨季を越えた地上には、やはり血が匂ってる、



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2011-08-16 08:27 | カテゴリ:日々のこと
目覚めるのはずいぶん早くなった、寒くなると冬眠したいと思う彼だが、最近は休日でも早くに目が覚める。
老人化だと笑う向きもあろうが、おそらくはそれが原因ではない。
単に暑くて目覚めてしまうのである。

目覚めた彼はビアジョッキになみなみとブラックを注ぐ、それを飲み干してから前日に買っておいた適当なパンを朝食に貪る。甘いものはあまり食べないほうだが、朝だけは不思議にクリームやチョコレートがどさりと乗った菓子パンを好む。
体に糖分が足りていないのだと何度か注意されたが、だからと言って積極的にスウィーツを食べることはない。

洗濯はずいぶん慣れたもので、洗い終わるまでの間にトイレや玄関の掃除をすませる。
金運を呼び込むと聞いて日課になったが、いまのところ成果らしい成果はない。
習慣化するとアパートがきれいになり気分は良いが、あまり金回りは良くない。
それに慣れつつもある。

カーテンの向こうは厭味なくらいに晴れ渡り、窓を開けると熱風が室内になだれ込む。

ローカルニュースは鮮やかな水着で飾った女性たちが歓声をあげていることを伝えていた。
ここ何年か彼は海に行っていない。
行きたいのはやまやまだけど、日焼けを嫌う女性しか知らずアウトドアから遠ざかる。

体自体は鍛えているが、彼もまた日焼けすると火傷にまで悪化することが多く、せいぜい、室内プールで浮輪に乗っかるくらいで夏の誘惑をごまかしている。

どうでもいいことのようにも思え、タバコを数本吸って他のことを考える。
考えるべきは数限りなくあり、問題は山積するばかりで、どこから手をつければ良いか考えるのが面倒になり、「暑い時期は考え事には向かない」と半ば開き直る。

テーブルの上には昨夜飲んだビールの空き缶が4本、灰皿代わりにされた痕跡もある。
やれやれと大袈裟なため息さえもつく。
いっぱしの大人を装ってはみるも、取り繕った感は否めない。

ひまわりに水をやる。
先日もらったその種は芽を出し、力強く伸びている。9月になってからでも大輪を咲かせる品種だそうだ。夏の気分が初秋にも味わえるとは悪くない。

何をしようか考える。
とりたててすべきはないが、何もせずにアパートにいるべきでもないような気がする。
ここはあまりに暑い。

外出用のTシャツをかぶり、今年買ったバンダナ柄のハーフパンツの、どれを穿くか少し悩む。
そして、なぜ同じような柄の服ばかりを購入するのか自ら呆れる。
黒以外ならデニムのブルーしか見当たらない。

どれでも変わらないと気づき、適当に選んだパンツに脚を突っ込み、貰い物のブーツサンダルを引っかけ、じゃらじゃらとキーホルダーのついたカギを掴み、予定があるふりで外に出る。

そんな彼は今日も退屈でそれなりに幸せな日が待っていて、もう少し充たされた未来を夢想する。

カホウハネテマテ。
果報だか家法だか画報だか秘宝だか至宝だか。
悲報や訃報や蓮舫以外なら待ってやるか。

いま起きたばっかだから寝ないけど。

「どうでもいい」を100回くらい口ずさもうか。
そんな夏の日、8月15日。

p.s.ひまわりはしっかりとたくましく育ってるみたい。


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text and photograph by Billy.
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2011-08-15 09:11 | カテゴリ:billy gallery
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8月の空の色、すでに残暑の言葉が交い、落陽は少し早くて、移りし季節をまた思う。
夜になれば少し乾いた、砂を混ぜた風が吹く、また新たな時期が僕らを連れてく、君も僕も同じよう、生きてる限りは次を迎える、そしてまた季節が巡る。



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戸を開けるといきなり落下、たぶん、使うことはないはず。
……非常口かな……?
違うよなぁ……。




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「続青春」。
素敵なネーミング。でも「続」ではないような気がする。放置されて錆びてるし、「バイオなんたら」の醸造法も聞いたことがないし……。この周辺は不思議なネーミングのお店が多く、いつもあちこち脇見運転してしまう。



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違うと思う。
違うと思うけど、なぜかセクハラめいたものを感じさせる、ある進学塾。
ものすごい講師とは、なにがものすごいのか聞いてみたい気がする。
どんな教育なんだか。

進学塾にろくな思い出がない男B。
はっきりと偏見持ってます(笑)。


夏休みはわりにタイトなスケジュールで動いてます。
皆さん、ステキな夏休みを過ごしてますか?
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2011-08-08 07:40 | カテゴリ:billy gallery
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曇りからのぞく陽光。
刻々と移り変わる。それはいま、睨むようにも慈しむよう、いつも強くあるものの証。
背中を焦がすような熱の季節。
夏には冬を想い、冬になれば夏を想う。

……過ごしやすい季節って少ないね……。



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ビリーの妹、ビリ子と息子。
四月に生まれたばかり。
健やかに育ってくれたら、それだけで嬉しく思う。
しかし、ウチの妹が母親にねぇ……。
すでに出産を終えた妹に「安産」のお守りを手渡してしまったミステイクはご愛敬。

のようにならず、この人のようになってくれたらいいけどね。

……上記の二名もいつか父親になるんだろうか……。
だ、大丈夫かなぁ……。


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立派な海賊になるようにバンダナをプレゼンツ。



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そんなことを思う日曜。
これが基本姿勢。逆さに見る高校野球。

今日こそ忘れずにボディソープを買おう。

では、明日から「流星ツアー」を再開します。

ほな。
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2011-08-07 22:09 | カテゴリ:短編小説 「流星ツアー」
ここでまとめを。

流星ツアー#1

流星ツアー#2

流星ツアー#3

流星ツアー#4

流星ツアー#5

流星ツアー#6

流星ツアー#7


意外な好評、過大なお褒めをいただきまして、土日はブレイクを挟んだ「流星ツアー」、明日から再開します☆


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あんまり過度なご期待は遠慮いたします(笑)。
ヒマ潰し、くらいの気楽な感じでどーぞー♪

がんばるんば!!
やるっきゃない!!
オーシャン・パシフィック・ピース!!

では、また明日っ。


※通常記事同様、「流星ツアー」は写真、文章とも、私、田中ビリーの完全オリジナル創作小説です。

著作権は本人に帰属いたします。


コピーライトBilly 2011.08.07
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2011-08-07 08:42 | カテゴリ:日々のこと
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森の中からこんにちは、今週はハッキリしない天気が続き、ついでに湿度は高いので普段以上に
ニヤける、いや、ダラけるビリーだす。

今日は突然、森林浴にやってきました。
人生ぶらり途中下車ってことです。

はいはい、そこの貴女!!
ラブレター・フロム・田舎、シベリアの夏の森は涼しいです。

ウソです。
自宅アパートメントにて高校野球を見たり、写真集を眺めたりしています。


さて、たぶん好評な「流星ツアー」、今日明日はお休みです。
まだ続きを書いてませんからね。

物話のほうは主要人物の登場パートが終わり、前半なんだか序盤なんだか、とりあえずひと区切りです。

つうわけで未読の方は是非どうぞー。

<少年少女篇>

流星ツアー#1

流星ツアー#2



<走る夫婦篇>

流星ツアー#3

流星ツアー#4



<旅にたつ老婆篇>

流星ツアー#5

流星ツアー#6


……読まれました?
物語はこのあと加速度を増し、波乱の展開を迎えます。

悪魔の実を食べたビリーは海賊王になるべくドラゴンボールを集め、仲間にAKB48の主要メンバーを揃え、名もなき駅にぶらり立ち寄り隠れた名店を見つけ、ラーメンをすすり、夏の味覚に舌鼓をうちながら、アフロになって上京します。

ええ、もちろん、そんな内容にはならないと思います。
なってたら注意してください。
間に合います。



「断固お断りします」

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そう言いたくなるTシャツが立ち寄ったお店にかけられてました。
私、がんばるのは性に合いません。


※室内森林浴

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たっぷり水を飲むがいい。


では、皆さん、ハッピーな週末を!!

チャオ!!
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2011-08-05 10:52 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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空の下の夏曜日、弾けるソーダの川沿いキャンプ、
上流には釣り人たちが、海の近づく下流の岩場、シエスタごろには木漏れ陽のなかハンモック、
サーフパンツとビキニたちが集まって、
思い思いに水辺に寄って、黄色い声をあげている、

跳ねるサカナの尾がひく飛沫、赤青黄のシグナルカラー、
咲くパラソルの鮮やかさを反射する、
水のあたりで束の間の笑み、安い見栄で肌焼く人々、
下流が似合うリバーリゾート、

バニラビーンズ、ミントチョコ、クローバーを真似た傘、
アイスクリームを売ってる娘、白いTシャツ脱ぎ捨てて、
この夏、初めてビキニになって、足元溶けてかたちをなくした、
クリームなめる黒いアリたち眺めてた、退屈しのぎに丁度いい、

買う気もないのに周囲にたかる、薄っぺらい赤銅色たち、
陰で舌出す、近寄るだけで暑苦しいよ、

夕陽になったらパラソルたたむ、誰もいなくなってから、
岬へ波を見に行こう、風が東を混じらせてたら、
明日はもう少し高いところへ、アイスクリームを売りに行こう、
気取る上流、高値でアイスを買わせてあげる、高みで偉ぶる皆さんを、冷ややかなる目で見てやるの、

好きな場所にゆくくらい、彼女は自由を持っていて、今日から夏曜日なんだと決めた、
もっともっと暑くなれ、いまより自分を解き放つ、そんな気分の夏曜日、


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photograph,illustration and text by Billy.
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2011-08-05 10:49 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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世界の終わりが今日もくる、
見果ての岬の風車は廻らずに、風の凪ぐ季を知らせてくれた、喜びも悲しみもなく、ただそこに在るだけだった、
夕の時間のオレンジは、そこらじゅうを無音に染めて、
夜に沈む雨が泣く、

突堤には風車の番人、
森へ帰る鳥たちを、見えない片目に描いてた、
閃くように飛んでゆく、
彼らの跡は放物線、
球体に沿うように、振り返ることなどまるでなく、

生き場も何もないけれど、終の棲み処に決めた男は、変わらないものはなく、変わり続ける日々を生く、
やがては朽ちるのが定め、足掻き疲れた少年期は忘れたふりで、
もう会うこともないだろう、
長い髪の後ろ姿はただ一人の愛した女、
愛したことさえ幻のよう、

今日はどうだ、少しはマシになったかい?
明日を憂うくらいなら、風が吹くのを待つのもいいや、
誰ともなく呟いたりして、
世界の終わりが今日もくる、
セカイのおわりが今日もくる、


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photograph,illustration and text by Billy.
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2011-08-05 10:48 | カテゴリ:billy gallery
アロハー、ついに夏ですね。完全にバテてます、ビリーです。
年々、夏が苦手になってゆきます……。

そんな暑さをふっ飛ばす案件を例のあいつと考えてますが、時期はまだ未定です。

そんなわけで週に一度のBilly Galleryです。



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“原風景”

沸き立つ雲、みずみずしい緑と流れる水と。
水のある風景はなぜか心躍るもの。



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“路地裏”

猫が横切り、少し経てば氷の旗が、海パン姿の子供たち、向こうの海へ走ってく。



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“吊り橋”

冷たい水が流れる上を、おそるおそる渡ってく、軋む音にひやつきながら、それでも先が待っている。



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“黄昏れる”

夏の夕陽はなぜか切なくなってしまう、子供のころはそんなふうに思わなかった、それに気づくと黄昏れる。



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“月”

マーケットの上に月、白みながら群青のなか、いろを濃くして夜を照らして、かすかにたゆたうように揺れるだけ。



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“浴衣”

昨日、仲良し女子ブロガーさんの浴衣姿を見て描きました。
画像が小さくてモデルにできなかったけど、本人は絵なんか比べものにならないくらいカワイイ人です。



暑いですけど、ビールばかり飲まないように、水分を摂ってください。
熱中時代を迎えないようにねー。

ではっ。




all photograph and text by Billy.
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2011-08-05 10:47 | カテゴリ:billy gallery
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“旗はまだなく”

このポールに旗がなびくのを見たことがない、何を示す気もないんだろう。


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“発熱する空”

発光する太陽は、地表を焦がすように落ちてくるよう。


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“夏空”

何気ないようで、意外に見落としがちな景色、子供のときを思い出す。


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“恋人”

違反だとしても、美しい姿はやはりある、モラルが世界のすべてじゃない。


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery-
“夏祭り”

夏は子供のためにある季節かも、ときどきそんなふうに思う。


☆☆☆


それからおまけ。

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“リゾート・パンク”

某女子猫に「悪趣味なアロハ姿を」とリクエストされて。シルク100%のイカレたブツで。


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“ロックンロールはスーツで”

真夏でもスーツ着るときがあります。
「STRONG WORLD」における討ち入りのシーンを意識したチンピラ風スタイル。ビジネススーツは好きじゃない。


それはそれとて今日もやはりビール日和で。
涼しく過ごす工夫があれば教えてください。
バテてます。

では。




all photograph and text by Billy.
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