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2011-07-30 12:03 | カテゴリ:未分類
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大地を離れて空を突き抜け天まで届く、塔は階層、高きに住むは選ばれし者たちで、下層に生きるは選ばれなかった者たちだ、

誰がそれを選ぶのか、例えばそれを神だとしよう、選ばれし人々が自らの都合に合わせて造りし神だ、

高き場にいる人々は下ばかりを眺めて喜び、地を這わされる下層の者は、塔の頂、雲の上を睨みながら憂いてる、

その足音は天には届かず 垂れ落とされた唾液を浴びる、塔が崩れ落ちない限り、それは永遠に連鎖する、
祈りを阻むかのように、階と階の間に鉄が挟まれ、投げつけた石くらいでは音さえ鳴らない、

最下の剥げた地に住むロメオ、大地の揺れを聴いていた、それによって傾きかけた塔の頂、光に照らされているのを見てた、

少年ロメオ、鳴らせる金属拾い集めて雄叫びながらリズム鳴らした、伝わり響くノイズにも似た、荒々しいリズム、狂い始めたビートの嵐、

ただの乱痴気、馬鹿騒ぎ、冷たい目をして見る下層暮らしに慣れた者、ロメオは憧れなどなくて、衝動まんまに岩さえ転がる打楽器鳴らした、

走る眼差し、沸騰する血、細胞さえも焼き尽くす、ロメオは炎の塊で、揺さぶるビートに子供たちは踊り始めた、高く見上げることに飽き、踵で大地を踏み鳴らし、無意味で歪んだ言葉吐き出す、

揺さぶって転がす感じ、
揺さぶりながら転げる体、

ロメオが鳴らすは“ロックンロール”、誰かが口にし、子供たちはその言葉を叫び始めた、

反逆のリズムとビート、反撃のノイズとリリック、
ロックンロールが鳴り始めた、
ロックンロールが鳴り始めた、
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2011-07-30 10:22 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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ただひたすらもがきながらも突端をゆく、
せいぜい吠えろと高みにいる影は言う、
そう、いつも先は見えない煙、印字のないカレンダーをめくるよう、
盲目的な歩者であれ、

ただひたすら足掻きながらも突端をゆく、
せいぜい吠えると口角吊り上げ伏し目がちにニヤリ笑う、
そう、征くものに道はなく、霧吹く季節がただ待つも、
流れ続ける愚者であれ、

笑顔はどうだ、陽灼けて煤にまみれた頬だ、
なにひとつも美しくなどないだろう、
ずいぶん長く歩いてるだけ、たいした景色はなかったと、いずれせせら笑うもあるだろう、
それが末路の想いにしても、

いまはただひたすらに、這うよう進む無名でいい、
目指す先など見えはしない、闇に差し込む光があった、曇る空から雨は降る、
いまはそう、吠えながらも先をゆく、無目的な歩者であれ、
地平がどうだ、そこにあるがしれたものだと、わかっていても征くだろう、

ここに生きる者として、
ここに生きる者として、


JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--110728_113025.jpg




photograph,text,illustration by Billy.
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2011-07-29 07:47 | カテゴリ:poetrical punk 00B
波打つ草原、夜闇の色はブルーベリー、
かすかな光が散らばるなかを、
紛れ込むよう走るキャンピン・バン、

根を張らずに生きると決めた、
誰よりも孤独で自由だ、ゆく先々で誰かに温もりだけを分けてもらって、

星を数えるなんてもうやめたんだって、
何ひとつもつかまないから、
何ひとつも失わない、鹿の角でできたライター、
それくらいなら、

ブルーベリーをつまんで煙をふかす、
自由を手にしたんだって悲しそうに喜ぶふりで、
スタントマンは月夜に眠る、

連れてきたイヌから甘い匂い、
天使みたいなふりをして、冷たい頬を舐めている、

“何もいらないからさ、僕はここを離れるよ、手にしたはずの誓いなら、いまここで叶えてやるから”

橋の向こうに僕を繋ぎとめる花が咲く、
エンジン途切れたあとの月夜の草原、
狂うくらい静かできれいだ、


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text,photograph by Billy.
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2011-07-26 08:01 | カテゴリ:poetrical punk 00B
夜に想うはいつも同じで、今夜はどこか遠くに吹鳴が、あるいは風が届けた花火の音色、インディゴ・ブルーの宙に触れてる、

“アブソリュート・ゼロってヤツが”

失くしたらしいをひとつひとつ数えてみたら、下らないね、無理に数にしただけなんだ、たかがしれてる、それは俺だけじゃないはずで、

“アブソリュート・ゼロってヤツが”

なんでもいい、まだ生きてる、それだけで、
耳鳴り、不愉快、空気と空虚を切りつけたい、ナイフの気持ちはよく分かる、イヌが吠えてた、疲れ果てた声だった、

“アブソリュート・ゼロってヤツが”

無駄吠えでもいい、そこのあんた、あいつを黙らせておくれ、ガタガタうるさくってたまらない、つんざく感じは好きなんだけど、

“アブソリュート・ゼロってヤツが”

ついさっきまで抱いていた、利き腕のなかに残る熱源、恋人ばかり想ってる、まだまだ足りない、生き足りないってことさ、

“アブソリュート・ゼロってヤツだから”

大丈夫だと言ってくれ、君はまだまだまだまだ大丈夫、熱の源、そいつのありか、宿る胸を知ってるんだろ、

大丈夫って言ってやる、なんならTVジャックして、他に欲しいなんてそうはないだろ、
喉が裂けても、言ってやる、

“アブソリュート・ゼロってヤツら、まだまだまだまだ大丈夫、まだまだまだまだ生き足りない”って、

タバコの火だけ、それからいつものアルコール、それだけ寄越せ、

“アブソリュート・ゼロの俺らに、アブソリュート・ゼロだから”って、


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photograph,text by Billy.
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2011-07-26 07:58 | カテゴリ:未分類
疲れ沈んだ太陽の 果てるオレンジ稜線 瞬間だけ透き通る 離れてく温もりは明日までお預けで 僕は君からもらった手紙を開く

灯ったままのテールランプ 赤く列をなしたまま動かなくって 寒々しいクラクション噛みつき合ってるみたいに喚く
行きたいんだよな 離れたいんだよな

冷たくかじかんだ指 書かれた丁寧 彼女の想いが匂いと届く 滴で滲んでる 封からこぼれた花びら 空を泳いで靴にひらりと

もどかしく手紙を戻してペンを探して
もどかしく綴る言葉を探り当てたよ

何枚も書き破り 足らなさ喘いで僕は街をゆく
あたりはもう暗くって 吐く息白い煙みたいで 暗がり闇夜をクロールしながら 君の住む街へゆく

悲しむ夜の粒子を水に見立てて クロールしながら 君の住む島へゆく

悲しむ夜の粒子を海に見立てて クロールしながら 君の住む島へゆく

もうそんなに遠くないはず かすか燈る光 あの娘からのサイン

真夜中はまるで雪のやまない暗がる海で 息つぐのももどかしく 僕はクロール 君の島へゆく
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2011-07-24 23:50 | カテゴリ:billy gallery
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery-
「アベフトシ」

この世界で最強のロックンロール・ギタリスト。
彼のギターこそがロックンロールのエネルギーを「共鳴」させる、この世界でいちばん優しい武器だった。
7月22日は彼の命日でした。もちろん、彼を超えるギタリストはいない。俺にとってはね。



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「朽ちた船」

なぜこんなところに船が置き去りにされてるのか分からない。
でも、撤去されるわけでもない。
砂になるまで、ここにいるのかもしれない。



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「夏の花」

一面が黄色く染まる庭。
夏の楽園。
あまりに暑くて、完全にバテたけどね(笑)。



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「真夏ゆきのバス停で」

ここから出るバスは太陽に向かって走る。
少年たちを、少女たちを乗せて真夏へ。



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「海岸までもう少し」

530m、徒歩20分。
子供たちは転がるように降りてゆく。

俺は降りなかった。
もうバテてたから(笑)。



いよいよ夏本番ですね。
ビールがうまい季節です。飲み過ぎないよう、今日も美味しく飲みましょう!!
未成年の方は……コーラがあるね。

カンパーイ!!


illustration,photograph,text by Billy.
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2011-07-23 00:42 | カテゴリ:未分類
ピアノから生まれたんだとばかり思ってた。
最初に覚えてるのが真っ黒な低い天井で、それは廃棄物の集積場に放置されたグランドピアノだったからなんだけど、もう音は出なかった。
鍵盤は欠けて虫歯だらけみたいだったし、天蓋は割れてしまってた。
泣き声はあげず、黄色くなったミルクを吐き出してたらしい。
なんとなく覚えてる。覚えてるような気がする。
忘れたいことはいつも覚えてる。

育ったのは海が見える高台の一軒家、周囲は高い壁に囲まれて、僕は2階の窓からいつも海を眺めていた。壁には有刺鉄線が張り巡らされていて、這い上がる度に頬や腕をえぐり取られた。傷口が塞がっても痕は稲妻みたいに残ったままで、僕はそれが好きだった。
痛みと傷み、流れる血が「生きてる」って実感をくれるんだ。
僕と僕以外を分け隔てる証みたいな感じかもしれない。

棄てられていた僕を拾ってくれたのは酷く無口な老夫婦だった。
実際の年齢は知らないままだけど、腰が直角に曲がっていて杖をついた山羊に似た男が父親だと名乗り、そいつとは正反対に世界中の食糧を体に詰め込んだような太った女が母親だと名乗った。
父親は杖がないと訓練中の軍人みたいに、ほふく前進で床を這い廻って、母親はクレーンで吊り上げないとベッドから起きることも出来なかった。

暮らし向きはそう悪くなかったんだろうけど、僕はその壁の外を知らなかったから、壁の中にいるときはリアルな世界なんて存在さえ知らなかったんだ。
後になって分かっただけなんだ。
僕はその家の地下、老夫婦がシェルターと呼ぶ窓のない部屋でほとんどの時間を過ごしてた。
鍵はかけられていなかったけど(トイレまではなかったからさ)、シェルターから出ることは禁止されていた。
あなたは子供だから外にはまだ出てはいけないのよ、母親になんどもたしなめられたよ。涙まで浮かべてね。
だから、僕は老夫婦が眠る夜を待って、それからこっそりと窓の外の、開かれた世界を見ていたんだ。

13歳になるまで、そんな日々を生きてたんだ。
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2011-07-23 00:26 | カテゴリ:未分類
ラジオは狂騒と焦熱を叫び始めた。
これは音楽か、僕はそう思う。あまりに未完成で未熟で、音を奏でていると云うよりは楽器を痛めつけてるような演奏で、シェルターのなかに数少なく並んだレコードのなかにはこんな種類の音楽はなかった。聴いたことがない。
外な世界には、こんな騒乱が音楽として流れているのだろうか。
アンプリファイドされた、尋常ではない圧が押し寄せてくる。音塊が弾丸になって乱射されているような音楽だ。
衝撃と不快感、けれど確実に放射される熱。
不安に駆られながら、電源を落とすこともできない。不穏な胸騒ぎに似た快感、それがある。マシンガンに撃ち抜かれ、僕は肉片になって飛び散る。高ぶっている。
そのときだった。

“Breakthrough To The Otherside”

向こう側へ突き抜けろ。

確かにそう叫ばれた。唾液ごと撒き散らされた、かすれた声。歌というよりは、叫び声。
悲痛でさえある。優雅さも華麗さも慈しむ優しさもない。
遠慮のない激しさが僕をとらえた。
心臓をわし掴みにされ、揺さぶれている。膨張した血管は濁流のように血液を求めている。撃ち鳴らされるリズム、ビートからニオイがした。
血のニオイだ。

何度も叫ばれる「向こう側へ突き抜けろ」。
向こう側。どこだ? この閉ざされた地下、高い壁の外、まだ見ぬ外界か。

ラジオはすでに別の歌に変わっていた。だけど、僕のなかには、あの声、あの圧、あのささくれだった音が繰り返し流れていた。
あれは願いだ。僕はそれが分かった。狂おしいまでに脱出を、ここではない何処かへ自らを導かんとする意思が呪いのような力を宿していた。

向こう側へ。
この地下を這い上がり、花の咲く地上へ。
突き抜けろ。
高い壁を越え、まだ見ぬ未知の外界へ。
12歳の冬、13歳を迎える一ヶ月前、僕は自分を満く武器を手にした。
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2011-07-23 00:03 | カテゴリ:未分類
13歳という年齢がどんな意味があるかっていうと自分でも分からない。別に意味なんかないかもしれないし、何かあるのかもしれない。
ただ、僕は大人になりつつある自分に気づいていたんだ。
急速に背が伸びて筋肉が発達し始めた。変声期を迎えて、話し声に掠れた太い声が混じる。
変化。
肉体の急速な変化は僕の心、感情、精神……いろいろな言い方があるけれど、内側にある閉じられていた扉をこじ開けようとしていたし、僕もそれを望んでいた。
存在の在り方、ありか。自我ってやつだ。

シェルターと呼ばれる地下室が世界のすべてなんかじゃなくて、広がる外界がある。
それに僕は両親を名乗る老人が好きになれなかったんだ。彼らがなぜ棄てられた僕を引き取り、そしてなぜ、地下室に軟禁するような育て方をしたのか。させられたのか。そうする必要と理由があったことはずいぶん後になって知るんだけど、そのときはまだ理解できなかったし、しようとも思うなかった。
学校にも行かなかったし、それがどんな集合体で何をする場所なのかも知らされなかった。テレビもラジオもなく、ただ、本棚に日本語の本と海外の画家の作品集、かび臭いレコードはクラシックと対訳のないオペラで、昭和になるまでの歴史が書かれた史書だけ。
誰かに見せることもできない醜い生き物なのか、そんなふうにさえ考えたことがあった。
鏡に映る自分が自分なのかどうかさえ、自信がなかった。
老夫婦を別にすれば、僕は他人を知りさえしなかったから、しかたがなかったんだ。

暗い闇に飲み込まれた……特殊な病原のサンプルとして試験管に押し込まれてる……そんな想いすら抱いていたんだ。
管理された新種の生き物かもしれない、とかね。

老夫婦は命の維持に必要な最低限だけを与え、そして彼ら自身も家からは出ず、息を潜めるように生活していた。
週に2回、地を削りながらエンジンが鳴る。生活に必要な物資を届けにくるトラックだ。配達員の彼らもほとんど何も話さず、食糧やミネラルウォーターを詰めたダンボールを置いてゆく。季節の変わり目には新しい衣類や石油や毛布や、そんなものをさ。
夏に着るシャツも、冬に着るニットも、僕に与えられるのはいつも同じくすんだベージュで、サイズが少しずつ大きく更新されてゆくだけだった。変化を感じさせまいとしたのかもしれない。

無傷かもしれない。無菌かもしれない。だけど、そこに留まるには力は強くなりすぎて、自ら卵を割り外界を求める命と同じで、僕は僕を殻のなかに閉じ続ける二人を憎みさえし、やがて、世界を反転させたい衝動が僕の体の中心から火を放ち始めたんだ。

“空に触れなければ、大地に足を据えることもできない”

僕がその言葉を手にしたのは、もうしばらく後のことになる。
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2011-07-22 22:34 | カテゴリ:未分類
すでに今夜はビール5本目、思考能力も普段以上に減速しつつ……んなこと、どうだっていい。

“彷徨デイズ” ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-100721_215450.jpg

騒々しいばかりのテレビ蹴飛ばす、もう、おまえは動かなくてかまわない、チリソースのパスタを食べたら、グリルチキンをオーダーしてくれ、そいつに合うロゼも頼むよ、明日があろうがなかろうが、そんなことはどうでもいい、甘いメロディ、スピーカーを殴らせて、もっと衝動おもむくままにマシンガンを鳴らしなよ、大気も空気も切り裂いてやれ、さあ、早く撃ち鳴らせ、マスクかぶって銀行でも襲ってやるか、紙切れに火を点けてやる、あいにくこちらは無法者、ギラギラ光る宝物しか興味はないんだ、タバコに点ける200度で、映画スターを焼き払う、デニスはもういないしね、デ・ニーロいればそれでいいだろ、デニス・リチャーズ連れてこい、

狂うくらい飲んだらあとは寝るだけ、
そんな日々が大好きで、相も変わらず続けんだ、
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2011-07-21 09:11 | カテゴリ:poetrical punk 00B
JACKPOT DAYS!! -poetrical rock n'roll and beat gallery--110718_185040.jpg


群青の夜の世界の、雲はクジラみたいに見えた、
漂っているようで、確かな角度で星を飲み込む、
月の明かりに腹を裂かれて、それでも遊泳やめなかった、
苛立ちもなく、静寂のなか、無音と無限が支配する、
宙はひたすら無言貫く、地上では変わらぬ素振り、水銀みたいに自在を持った、人の光が保たれる、

絵師はその一瞬を、捉えようと睨む上空、
ひとときさえも変わらぬようで、一瞬でさえ制止らしきは見当たらない、
彼は今日も見聞きした、言葉を咀嚼し、ありったけの慈愛と嘲りを、内臓溜めて吐き出した、人はそれを詩人などとは呼ばないと、無駄口ばかり叩いてる、誰も詩人を自称なんてしていない、誰かがその文脈で、語りやすさに閉じ込めたいだけだろう、

どこか遠く、また泣く人がいる、
それを聞き取る心臓を持つ、弾ける波動がその叫び声を手繰ってた、
せめては泣き渡るくらいの異音であれば、それは誰かに必ず届く、
生憎、こちらは育ちが悪い、下媚た上目遣いの笑み、照れ隠しにもならない、

混沌は次の混沌を、捩じ伏せるよう、深みを以って、
泥仕合に持ち込ませてく、その位置からの跳躍だけは、
無限にも似た果ての世界へ向かわせる、その地に鉛の釘を打つ、
シトロエンに乗り換えて、荒ぶるサメの顎の下、すり抜けては飛び上がる、

僕はそれを飛躍といい、君はそれを飛躍という、
君はそれを叫びといい、僕はそれに首は振らない、


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illustration,text,photograph by Billy.
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2011-07-20 16:28 | カテゴリ:poetrical punk 00B
雨に撃たれた、それは変わらぬ季節雨、毒混じりの泥の水に汚された、サマードレスの楽器模様、

どこから来たか片目潰れたハイエナは、足の折れたグランドピアノの下に潜った、滲んだ楽譜が鳴らしたはずの旋律に、

ガラスの声を奮わせ泣いた、鋼の肺から空気を吐き出す、たった一度の終わりない歌、

青白い炎を叫ぶ、それは変わらず続く切り裂く灰雨、熱さえ溶ける優しい雨で、

ネコは割れたギター噛み付いた、詩人残した言葉を拾う、読めやしないよ、野性に言葉は要らないものさ、

そいつに耳を澄ませてタバコを吹かす、虹に似た煙が舞う空、今日もどうやら優しい雨だ、いっそ洗い流すくらい降ればいいのに、

終わりばかりを待つ街に響かせる、誰もが雨に撃たれても、音色だけは消えゆかないし、歌を撃つなら場所がどこかは関係ないと、雨ざらしの赤いシグナル、鳥は羽根を羽ばたかせ、

ヒトはヒトで興じるラブソング、
ヒトはヒトで照れ臭くも愛を囁く、


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text,illustration by Billy.

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2011-07-19 01:21 | カテゴリ:poetrical punk 00B
夜の足音、それは凍りかけの雨が打つ音、

夜の足音、それは氷を衝く鎌のよう、

彼はまたやって来る、その身に染み渡るように、

のたうちまわる、
這いまわる、
影が体を取り囲む、
鐘が鳴る、
どこか遠く水を渡って、

朝に憂いて夜を明かした、夜に怯えて朝を迎える、生きし日々はただそればかりを繰り返す、

彼がまた来る、この身すべてを取り込もうと口角吊り上げ、微笑みさえも浮かべてた、

また暗がりを用意した、彼は破り捨てたあの紙切れを手にしてる、

祝祭の招待状だか、葬列の案内状だか、それとも下衆な醜聞塗れの大衆誌だか、

映りし鏡のその顔は、よくよく眺むば眺むほど、自分自身にしか見えず、

酩酊醒めてみる夢と、
酩酊さなかにみる夢と、
どちらもやはりは青白く、そしてやはりは青臭く、

意味を問う弱さを笑えと迫る月明かりもまた青みがかって、

意味などハナからありはしないと強がりもせず放てる意志と、

夜の足音、それは凍りかけの雨が打つ音、

夜の足音、それは氷を衝く鎌のよう、

変わらずのたうつ無様を笑うその姿、それは眺むば眺むほど、老いた自らにしか見えず、

足音立てて夜がまた来る、
足音立てて夜はまた来る、

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illustration,text by Billy.
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2011-07-18 15:11 | カテゴリ:未分類
扉は連なる日々の境目、無条件で僕らの前に、
選択肢は無限にはなく、
ごく限られた明日を開く、

見る夢に意味など問わず、
それはかたちがあるにしても孤独に過ぎず、
続く命の扉をこじ開けてゆく、

リアルは泥の沼に似た、
そこで告白ばかりを続けなきゃ、僕らは背に追う影に飲み込まれる、

君はどうだ、僕はそうだ、
ごまかしすら効かない日常を逃げるように生きている、
誰よりも早く走る力なんて生憎ない、

生存を叫んでる、
いま、この瞬間も叫んでいよう、

新たな扉がここにもあって、今日も祝福にはほど遠く、
新たな扉は今日もあって、瞬間だけを積み重ねるから、

僕らは僕らの命を祝福しよう、
僕らはせめて、
この命を祝福しよう、
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2011-07-16 08:19 | カテゴリ:未分類
魔法使いが住んでるって噂がある森がある。それがどんな人なのか、別に知りたいとも逢いたいとも思わなかったけど、その森の中心には小さな畑があって、ひまわりが咲いてるって聞いたから僕は車を走らせた。
助手席はまだ体温が残ったままで、途中で降りたのは漂泊してるトラベリング・ガールだった。
行き先が違うから、それぞれの道を進むだけ。灰皿には彼女が吸ったミントの吸い殻刺さったままで、御礼にキャラメル置いてった。

赤土を削りながら西へ西へ走らせる。
左に見える有刺鉄線、その向こうは青い芝生が広がる軍の基地がある。人が人を殺すための訓練を受けている。
戦争の好きな奴はいつの時代にもいるみたいで、連中はきっと人殺しが悪いことだなんて考えてもないんだろう。
ブルーグレイの空が淋しそうで泣き出しそうで、オリーヴにかじりつく。

真冬に咲くひまわりが見たいと言ってたあの娘はいない。
寒さに怯えて冬眠したんだっけ。ビスケットと缶詰、ドライフルーツ、湖で汲んできた水をボトルに99本、ひと部屋に押し込んで冷えた手は誰かが温めてる。
別々に生きてるだけ。
変わりながら生きてくだけなんだ。

僕もまたそうなんだ。
誰が決めたわけでもない道があって、真冬のひまわりを見てみようかと寄り道をしてるだけ。
ハローとバイバイを繰り返して、独りに戻る。

魔法使いがいるなんて噂は信じないけれど、テキーラはトランクにある。出会うなら仲良くなれたらいいな。
淋しくならない魔法を教えてもらおう。
ないならないで淋しいままだけど、いつか慣れるかもしれないし、大輪を見られたら何かいいことがあるかもしれない。

道はずっと続いてる。
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2011-07-16 08:17 | カテゴリ:未分類
時間は僕を置いたまま過ぎてゆく。もつれた糸みたいに、膝を抱えて小さくうずくまり耳をすましてる。
空が鳴り、風が鳴り、鳥が泣く。
生きている、それを感じるときはあまりに少なくて疲れさえ感じなくなったまま眠りにつく。
タイトロープの上で揺らぎ、僕を無為で怠惰な時間が超えてゆく。
単なる意気地なしの弱虫で、きれかけた糸に気づかないふりをしてる。
無駄な意識を蓄えて、ただのひとつすら活かせないままで。
引き裂いて、ずたずたにしてくれたらいい。
全部受け入れるから。
断頭台にとらわれて、夜に愚か者は逃げることを考える。
突き付けられた最期に怯えて、いまさら生きたいと願う。
もつれた糸を抱えた、もつれたままの人間だった男はいまだ逃げる夢を見続ける。
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2011-07-15 07:31 | カテゴリ:未分類
明日はどこへゆこう。
ゆくあても目的も失われた旅に出て、どれくらい経つだろう。
歩き始めたばかりの道は未知ばかりで、見上げた空、その碧さと大きさに僕は思わず叫びたくなった。
叫ぶ言葉なんて何ひとつこの胸のなかにはないようで、ただ、夜が訪れるのを待つばかりで、ケルアックに憧れただけ。

金星が瞬く。
入れ代わる太陽と月、両手に広がる赤。
遠く鳴るサイレン、握りしめたキーホルダー、水溜まりに反射する星。

ハミングして次の街を探してみよう。
長く伸びた前髪、何もないけれど、それがいい。
僕はただ、歩くために進む。
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2011-07-14 07:18 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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日々はまだ続いてる、如何様なる術を以ても、
史の上、途上に生きる我らには、それは永久にたゆたう氷を滑る光のよう、
某と呼ばれるある者と、法を持てしが小競り合う、
ここにいるは誰もが唯一人の者として、生きとし生けるに捧ぐ慈愛、
そうであると思いたい、

ピースマンはそこにいた、
風に吹かれど、その屈強なる体躯を以て、たじろうこともまるでなく、
雨に打たれど既に冷えたその体、子猫のように泣くもない、

移ろうように流れる四季は、熱を浴びせ枯れ葉を落とし、
吹雪く白に覆われど、なおも彼は揺るぎもせずに其処にいた、
幻に溺れることも、声を荒げることもない、
媚びもなくまた、寄り添う者さえ不要な者で、
ひたすら無言を貫いて、涼しい笑みさえ浮かべてる、

孤独に喘ぎ、貧しさ嘆き、酒に頼る日もあった、
泣きわめくほか出来ない日もあった、すべては去りし遠い過去、

ピースマンは眠ってる、
百数十年を経た今は、彼はその生さえ忘れ、
何ひとつに囚われもせず、風に漂い煙になって、ただただもう眠ってる、
草原に建つ墓標の下で、
ピースマンは眠ってる、


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photograph,illustration and text by Billy.
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2011-07-13 20:48 | カテゴリ:未分類
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非武装の中立地帯、平和主義者が縄を張って戦地のなかを生きている、誰が呼んだかパシフィック・ステイト、

ピースマンは殺された、変わらずの部族争い、神の違いがパシフィスタを蝕んでゆく、

ヒトはただの獣に過ぎず、平和のさなかに争いを、戦いのなかに平和を夢見る、悲しくともリアルは夢を裂いてゆく、

ファンファーレは鳴ってんだ、どちらを目指すものかまでは聴きとれないや、さあ、どちらを選ぶにしても、不毛の地帯に足を運ぼう、

ガールフレンド、ライフル担いで迷彩に顔を塗る、
“やめよう、無駄に命を絶つだけさ”

臆病者だとなじられも、ピースマンの子供は無地の旗を振り続けてる、カメラマンの遺影には弾痕だらけ、縮小してくパシフィック・ステイト、

奪い合うだけかもしれないし、奪われしを取り戻す命の叫びの声にも聞こえ、

もう戻らないよパシフィック・ステイト、
バイバイ、ピースマンと子供達、
争い合う両者すべてを焼き払う歌曲を譜面にしたから、鳴らすプレイヤーを探しにゆくよ、

バイバイ、パシフィック・ステイト、
バイバイ、パシフィック・ステイト、

愛憎超えた歌曲を鳴らしに、歌うたいは中立地帯を後にする、
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2011-07-13 13:04 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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明ける前を駆けぬける、遠くに見た青、それはいつも見つめた空で、
背伸びをしても届かなかった、もう小さな子供じゃない、手を伸ばせば指先につく、
夢にまで見た未知の青、足枷外した獣のように解放されて、
神を笑って試む跳躍、

太陽をも月をも睨む、
祈るだけの両手を伸ばし、朝焼けをゆく鳥のよう、影を持たぬ青を斬る、
運命など何処にもない、逆さ見る瞬の空、
天使だとか悪魔とか、偶像たちに舌を出す、

惑星から見るその跳躍、小さく愚かに見えるだろう、
あるいは閃光ですらないだろう、どう見えたにしても、
鳥に似せたその姿、儚くもボーダーラインを超えてゆく、
鳥人ホーディ、地図を突き抜け破る蒼さはずっと、

深海ゆくサメの化石のペンダント、美しいばかりじゃない果てを、浮つく笑顔で風になる、もう影にさえならない、この線いまは国境だけど、かつては虹がかかってた、

太陽をも月をも睨む、
鉄線を背面にした、朝焼けをゆく鳥のよう、ツバメを乗せた風になる、
運命など何処にもない、逆さ見る瞬の空、
虚像を欺き、次の一歩は新たな世界だ、


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photograph,illustration and text by Billy.
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2011-07-12 21:58 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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彼女は舞う、リズムが鳴ればどこででも、
でもその舞踏に迷いも務めや無粋な念はまるでない、
踊りたいから踊るだけ、気が済むまでは踊るけど、
飽きたら即座に場を去って、汽車に乗ってどこへでも、持ち物ひとつ、古びたそれはトカゲ革、

飛び散る滴は砕いた水晶、彼女が描いた絵のなかの、
未知のアゲハの羽根のよう、水辺に遊ぶ魚のよう、
荒ぶる風に揺れてくすぐる緑の葉、

昼間はだいたい眠ってる、好きなように絵を描いて、食べたいものを好きなだけ、
振る舞う奔放、誰もを魅せる、あまりに自由に愛され過ぎて、
とどまる場所さえ忘れてる、この世界の誰も真似ない、
自由を絵にさえ描いている、

韻律鳴れば街灯下が舞台に変わる、
あくせく生きるにウインクひとつ、我慢は永遠なんかじゃないわ、
どうせ終わりはやがて来る、そのことだけはあなたも私も同じかな、

どこでだって誰だって、好きに踊るくらいの力をほんとは持ってるはずなのに、ほら見てみなよ、世界は鮮やかな色だって、そこらじゅうにあるんだいつも、


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illustration,photograph and text by Billy.
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2011-07-12 21:45 | カテゴリ:billy gallery
昨日、関西は梅雨も明け、いよいよ真夏の到来です。クルマに乗るとき、ハンドルの熱でヤケドしそうになるビリーです。

じゃあ、もう週末恒例になりました“beat gallery”です。



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“bicycles”

学校帰りのカップルが海岸添いを散歩してた、どうしてかワクワクする。


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“雨の日のネコ”

帰る場所を持たないんだろう、雨のなか寄り添っていた、だけど、ひとりじゃない。


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“bridge”

農道に続く橋、セミが鳴いてた、野球少年、真っ直ぐグラウンドに向かって走る。


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“the underground”

かつて銀が採掘された鉱山、真夏でも坑内は13度、涼みに行くにいいかもしれない。


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“some pendants”

夏は軽装になるので、アクセサリーは欠かせない。一年中着けたままのマリア様のシルバー以外にはこんな感じ。
左端はサメの歯の化石を革紐を巻き、石をいくつか通したオリジナル。
右の羽根はある女子ブロガーさんからの贈り物。
ありがとう!!


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“maria and candle”

夏には無関係、部屋にあるマリア像の前にあるキャンドルに火を燈すとこんな感じ。
別にクリスチャンではないけれど、マリア様やロザリオはモチーフとして好き。


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“おまけ”

坑道内にて佇むビリーさん。気分だけはインディ・ジョーンズ。



では、皆さん、ごきげんよう。
でわっ。



photograph and text by Billy.
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2011-07-12 21:33 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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カシュミナの赤、空に浮かぶは氷白の月、
願いはひとつ、願いはひとつ、地に伏しては願う者、雨は降らない、
そして熱源燃え上がる、無駄になったレインブーツ、
朝から夜の匂いを探す、月の波打つ光を待って、泉を持つ森のなか、
おしゃべりな魔女、妖精たちを探してた、

不慣れなサンダル、歩き続けて足が痛い、座り込んだその葉の下に、
小さな光の粒を見つけた、妖精は歌ってた、そっと手にのせ魔女は話した、

“探してたもの見つからないの”

言葉は通じないらしい、いつの間にか彼女は魔法を忘れてた、
いくら記憶をたどってみても、緑一枚、動かせない、探してたもの思い出さない、
いつか人の村で見た、喧騒だけは思い出す、なのに探してたもの、輪郭さえも分からない、

“たぶんきっとね、探しものが分からないのは、いま必要じゃないからよ”

ぽつんと浮かぶ言の葉を、一枚めくって手持ちの本に挟みこむ、
いま探してる何かはきっと、魔法なんかより強い、輪郭さえも定まらない、
強く儚い光のような、かたちには残らないもの、

カシュミナの赤、空に浮かぶは氷白の月、
願いはたぶんひとつだけ、空を自在に駆る船は、魔法のかかったかたまる鉛、
風がなくても、そして熱源燃える青、無駄に潰した一日想う、
朝から夜の匂いを探す、月の波打つ光を待って、泉を持つ森のなか、
おしゃべりな魔女、小さな木陰の家を探した、



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photograph,illustration and text by Billy.
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2011-07-11 23:41 | カテゴリ:未分類
長い髪が揺れる。風なんて吹いていなかった。
夕闇は迫る。輪郭が溶けてゆく。
オレンジに染まってた髪の彼女は言葉の代わりに口笛を吹いてる。
話したいことなんてそんなにないよ、なんだか淋しい目をしてる。

また逢いたいな。
明日からあるのなら、そのときはまた笑ってて欲しい。

星はひとつも見えなくて、夜はただ鉛を溶かしたみたいに重い雲が月を抱き抱えてる。
青い空は悲しいから好きになれない。

明日、また、静かでかすかな笑みをたたえる、彼女を探しに行くから。
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2011-07-08 08:04 | カテゴリ:未分類
太陽を囲むように、円を描く虹が出てる。

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こんなの初めて見た!!
七夕やからかな。

ミラクル!!

photograph and text by Billy.
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2011-07-06 22:39 | カテゴリ:未分類
君の季節が来る前は、いつも霧にむせび泣いてる雨に濡らされ、ほどけて溶ける泥にまみれる、

雲に眠る太陽や暗い海に沈む月、ジラソーレ、お前は燃える光しか愛さないだろう、

激しさだらけで降る雨よ、星ごと沈めてくれてかまわない、
誰が望まなくとも遠慮はいらない、君の季節はまだ先みたいだ、

真夏に生まれた恋人は、やはりこの湿地帯には憂鬱らしい、ジラソーレ、お前が恋しいらしい、

風は吹き散らしても、鳥たちは木々に紛れて消えたふりする、緑色がぼやけて見える、根から腐り落ちたサボテンはトゲが柔らかく垂れちまう。

ジラソーレ、その南に向く鮮やかさ、
ジラソーレ、恋人に光を届けてくれよ、
ジラソーレ、またお前の季節が来るんだ、
ジラソーレ、僕はやり過ごしてお前を待つから、


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photograph and text by Billy.
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2011-07-05 23:45 | カテゴリ:poetrical punk 00B
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永遠なのかと眩暈するほど、長く伸びた線路を歩く、地球は乾いた石ばかり、それ以外は割れた貝殻、ひびの入った、水を見ないヒッチハイクの旅路、何処から流れてきたんだろう、指先錆びたレールをこする、ずいぶん昔のケガの血の味、

コイン8枚繋いだブレス、見たこともない図柄、陽焼けた麻のコートはしわくちゃで、夏の花柄、やたら派手な色使い、

カギが壊れて開かない、拾ったトランク、中身はもう記憶にない、愛されたのに捨てられた、そんなものばかりを詰めた、そのことだけは憶えてる、開かなくてもかまわない、水があれば川に流そう、いつか海までゆくでしょう、

レコードの上ぐるぐる廻る、音の鳴らないプレイヤーになってるような気分が続く、今日も眠るような道をゆく、

擦り切れたフィルムの、ドキュメントかロードムービー、モノクロなのに牧場はミドリ、見てみたいのはそれだけだった、
鈴をつけた羊たち、犬が群れを追い回す、

ターコイズの空と水、雲は生まれたてのキャンバスみたい、そんな何気なくを見たことがない、遠くの想いを手繰るよう、あてもなくただ歩く、

今日も空はただ空で、雲は高く幾重の灰、小さなころから見つめたはずの、景色を今日も手繰って歩く、


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illustration,photograph and text by Billy.
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2011-07-05 00:49 | カテゴリ:poetrical punk 00B
雨の匂い、アスファルト、走るトラック、水飛沫、テールの赤が乗り移る、倒れたまんまの自転車と、ざわめきたつ夜の木々、
幹線沿いのバーガースタンド、吐き気がするのに飲み足りない、流動する景色と意識、
なにもないからなにもいらない、シャツの袖から匂うのは、彼女の好きなシャネルの香水、

そんなのキライなんだと言ったけど、いつの間にか慣れていて、雑踏に紛れるたびに、その匂いを探してる、
どうでもいいって言えればいいな、いまはまだムリそうだけど、ダクトからの生温い、排気が僕を包んでく、歩いてたんだ、どこからなんだ、たぶん向日葵咲いてた風車の街の、時計台のあたりだろう、

チェーンが一周、マーケットは無人の楽園、故障明けのバンで乗りつけ、積めるだけを奪ってくんだ、

星の巡りは最高の日だと、占い師は言っていたのに、どうにもそうも行かないらしい、手早く汚す手、いまはそれ以外に術がない、選べる手札は一枚だけだ、

ただの一人も傷つけない、それがたったひとつのルール、夜は泥の混ざった黒で、
僕はあの娘が欲しがった、あらゆるものを掻っ攫う、サイレンが鳴ったなら、答はひとつ、風より速く走り去れ、


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illustration and text by Billy.
photograph by aya.
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2011-07-03 16:00 | カテゴリ:billy gallery
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「夏空の校庭」

ここを駆けていたのはずっと前、鮮明に憶えているのは、噴き出すような汗と背中を撃ち抜くような太陽。


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「ミドリ」

この葉が枯れて落ちるころ、季節はまた新たな時間へ僕らを運ぶ。
一枚とて永遠はない。


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「秘密基地」

廃棄物が集まる荒れ地、そのなかには少年たちの秘密基地、だけどルッシはこっそりと、できたばかりのガールフレンド、連れてきてるの僕は知ってる。


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「大樹」

秘密基地に影をもたらす神様の樹。あの光は神様の眼。だからそんなに悪さはできない。


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「アイランド」

いつかたどり着くはずの、眺め続ける未知の島。少年たちは無謀にも、イカダをただ組み続けてる。


※みんな、いつもたくさんのコメントやメッセージ、また、記事を拡散してくれて本当にありがとう。
いろいろな想いを残してくれるから、僕は続けられるんです。
エネルギーの循環がすごくいいんだと思います。
暑くなってきたしね、本当に体にだけは気をつけて。
とくにお母さんたち。
子供にとって、貴女の代わりになる人はいません。無理だけはしないで。
いつもありがとう。



all photograph and text by Billy.
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2011-07-02 23:38 | カテゴリ:未分類
楽団がやってきた、まだ鳴らされたことのないリズムを携え、連中はやって来た。

ペイズリー柄のシャツ、細身のスーツに悪趣味サングラス、リーダーは葉巻をくわえたサーカス団出身で、ギタリストは列車強盗で刑務所から出たばかり、パーカッショニストは首から入れ墨覗かせてる、そんな悪党たちが組んだパーティ・ジャム・オーケストラ、トランペッターはウイスキーをぶら下げてる。

連中は街中央にある赤いレンガのダンスホール、楽屋代わりの2階に住み着いて、夜な夜な街を踊らせる。

ブルースハープのアジテーターは坊主頭を銀色にして、いかれた言葉を吐きつづける。吸血鬼みたいな八重歯が唾液に光ってる。

“神を信じるのではない、神を語る言葉を人は信じるだけ”

“安住は足枷だ、我々は流浪する。秩序は拘束具だ、我々は混濁と混沌のなかで呼吸する”

葬送さえも騒々しく、連中は街を掻き回し、樽の酒を飲み干して、夜は彼らによって静けさを失った。満月から次の満月やで、悪党たちは街とそこの人々をかどわかし、手配書が配られる前には去っていた。

街には再び沈黙の日常が帰ってきたが、彼らを真似た少年たちは踵を踏み鳴らし、拳を突き上げ、不満と不安を声にした。
路地裏で、噴水のある広場で、そして赤レンガのダンスホールで。

少年たちは新しく生まれた楽団にこう名付けた。

“ストリート・スウィーパー・ソシアル・クラブ”
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