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2010-04-30 20:56 | カテゴリ:未分類
交差しながら風のなか行く白と黒、流されてくんだろ、行き先は決めていないって言っていたから、
吹き込むサックス、そんなかたちのくちばしで、方向を探してる、ターゲットになってるって分かってるけど、

羽根はやまない、堕ちてゆくより墜とされるが性に合ってる、分かってる、

水上に生きるアバディーン、盗品だらけの船に揺られて、またどこかへ流されてゆく、

ライフルをかまえては鳥たちを狙ってる、食べられないサカナが増えた、いつも空腹ばかりだけれど、死にたいとは思わない、

絶望なんて言葉は知らない、だからキャンドル、火を灯しては夜に光る月の海に飛び入って、

“食えないまでも死にゃしねえさ”、麦わら帽にクラストパンツ、浮かんでたボトルはアルコール、読めないラベル、分かるのは度数だけ、

羽根が飛んでく、堕ちてゆくより墜とされるが性に合ってる、そうなんだろう、

絶望なんて言葉はいらない、だからライフル、空に向けては舞いゆく羽根を狙ってる。

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2010-04-30 12:23 | カテゴリ:未分類
分け隔てられたボーダーライン、運河を境に2つにされた国と国、鉄の橋にはネイビーブルー、監視者は舌をなめずる、

優しい季節が始まる前に、空まで刺さる国境線が引かれては、有刺鉄線、鳥たちがあがいてる、

クルーザーにカレーニナ、彼女はDJ、同じ言葉で唄う歌を線上から届かせる、兵に撃たれて折れたアンテナ、だけど、カレーニナは電波ジャックで好きな歌を流してる、

国境ラジオ、カレーニナの“ラウンダバウト・イン・スクール”、ダイアルは37.564、反戦でもなく憂国でもなく、ラヴソングばかりを廻す、

渡る鳥たち、羽根を休めるクルーザー、彼女のファンキー・フルーツ号、トレードマークはハトの足跡、

誰の都合かボーダーライン、運河を境に2つにされた人と人、鉄の橋にはネイビーブルー、監視者がピストルなめる、

クルーザーにカレーニナ、彼女はDJ、同じ言葉で唄う歌を国境から届かせる、睨む兵にピースサイン、そして、カレーニナは電波ジャックで好きな歌を流してる。

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2010-04-29 19:19 | カテゴリ:未分類
    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image483.jpg

開いてた黄色い花弁、わずか見ないうちに旅立つ準備をすませてた、

酷く風の強い嵐に似た日、吹かれるままに飛び立ったんだろ、

また咲く季節があるのなら、
かたち変えるもいいだろう、

また咲く季節を待つのなら、
その日を待つより僕は生きよう

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2010-04-29 16:04 | カテゴリ:未分類
港にコンビナートが見えるだろ、あちらこちらにブルーベリーが咲いてるさ、誰かが爆破したらしい、地が揺れた、それから赤い黒か黒い赤、派手に天まで突き上げた、

オイル雨が土砂降って、滑らせながら踊り明かした、警報鳴るなかスカダンス、フラッグチェックの白は染まる、

慌てるサイレン、集まる群衆、
“……people,people,people……”

タンクに激突した水牛たちは破裂して飛び散った、角の破片は空を裂く、そして落日、流血しながら炎上する天、まるで終わりを見てるみたいさ、

黄色く喚く子供たち、パーティだとかサーカスだとか、退屈しのげりゃなんでもいいって口々に、

オイル雨が土砂降って、滑らせながら踊り明かした、悲鳴乱れるスカダンス、返り血浴びて海ひとつが汚れた泥で、

それはそれで悪くはないし、
それはどこか狂った悪魔の宴、

壊れゆくのを見るだけで、その場所まるで終わる世界で、
オイル雨が土砂降って、オイル雨が土砂降って、

酩酊しながらキスをして、騒ぎ立てるを背中に浴びて、ひとつ世界が終わるを見てる。

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2010-04-28 08:17 | カテゴリ:未分類
風の向きは変わってきてる、
ニオイも不思議に澄んできた、
空ははるか遠いのか、思うよりも近いのか、
どちらでもいい、
この世界にある絶望を海だとしたら、
誰もが孤独に泳ぎ疲れた。

“俺は狂ってなんかない”、そう叫ぶは厚化粧の老紳士、
欠伸まじりに眺める少年、背中に羽根が生えていた。
氷よりも冷えた鉄螺旋、休むに飽きて飛んでった、たぶん、月に帰るんだろう、影を薄く残してる。

空は今日も水色で、そこに滲んだ血が混ざる。
棄てた者と棄てられた者、重ね合わせる呼吸と体温。
路上に熱がたまってる、冷めないまんま上がればいい、獣たちも夜を迎える。

風の向きは変わってきてる、ニオイも不思議に澄んできた。
空ははるか遠いのか、思うよりも近いのか、
どちらでもいい、
この世界にある絶望を海だとしたら、
誰もが孤独に泳ぎ疲れた。

夜にもがいて、朝に不快で、世界の終わりを待っている、終わる世界が人々包む。

背中に羽根のある少年、遠く地球を眺め回して、眠い目こすり、見飽きたふりして飛んでった、

月の向こうに帰るんだろう、下弦のそいつに跨がりながら、光る八重歯を磨いてるだろう。


    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image480.jpg
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2010-04-27 23:39 | カテゴリ:未分類
澱む息を吐きながら、殺し屋はさらなる澱みを探して明けたばかりの朝に唾を吐く。

紛いもののクリスタル、地球儀を突いては廻し、散る埃に吹き飛ばす。
オペラシティで撃ち殺した誰か、別に知りたいわけもなく、理由だけは聞いてみても良かったと、レモネードをなめていた。

雨ばかりが続いてる、肌寒いのも変わらずで、サイズの合わないボーリング・シャツを着る。
あちらこちら、しみだらけ 渇いているのに鉄が臭う、それに怯える。

弾かせるタイプライター、何気なく綴る駄文は誰に見せるわけでもない。
赤い首輪の黒い猫、膝の上にうずくまる。
あたたかさが伝わった。

光が宿る目を閉じて、膝の上に黒は眠った。また出かけなきゃと思うけれど、温もりから離れられない、殺し屋はしばらく眠っていようと、地球儀をクズカゴに放り込む。

外れたクリスタルは開けたままの窓から飛んでった。8階から墜ちた地球、砕け散るのを見たのは夢か。
“どうでもいい”とタイプライター打ち込んで、テーブルに突っ伏し眠っているふりをする。
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2010-04-27 23:35 | カテゴリ:未分類
飛ぶべきでない生き物が、鉄を空に飛ばしてる、嵐を巻き起こすほどの力を与えられていないはず。

鳥たちはその身犠牲に反逆を試みる、
“空まで舞い上がるにはお前たちは下卑すぎるんだ”、それから垂らす唾液には菌、渇望、そして

明日は来る、君はただそれを待つ、僕はどうだ、やはり君と同じように生きている、鳥が夜空を切り込むように、犠牲を強いる覚悟があるか、

ないって言い切れるんなら君は素直だ、あると言うなら、今すぐ何かやれるだろう

僕はただ夢か幻か、どちらかともない現実の、輪郭に寄り添う影も同じで、誰かの“大丈夫”を待つ臆病さに立ちくらむ

初めて空を見上げた瞬間、それをまだ憶えているか、
初めて空を感じた瞬間、それをまだ憶えているか、答えはノーだ、

僕たちは空をゆくにはあまりに弱く、
僕たちは焦がれながら見上げるくらいがちょうどいい。
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2010-04-26 23:44 | カテゴリ:未分類
刻印は59、頭と双肩、手の甲に、そのナンバーは刻まれてる
シリアルナンバー59、ヒトを模して造られた、彼の名は“59”、以上はなくて以下は抹消、唯一なるヒトでないヒト、それが“アンドロイド59”

記憶は持たない、568秒ごとに更新される
熱源だけを感知する眼、音楽は認識しない耳、警報だけを発する口、雨ざらしで錆び始めた関節を軋ませて

誰もいない地平線、サンドペーパー擦るみたいに歩く
痩せた光は直線で、59はただ歩く 無駄に警報、鳴らしながら、ただ歩く

針の欠けたレコードを無理矢理、回してるように
針の欠けたレコードを無理矢理、回してるように

59はやがて倒れた、理由は彼にも分からない
59は倒れたまんま、その足をもがいてる
59は地中に熱源、感じてる、うらぶる声を感知する
59は土のなか、うめく声に気づいてる

朝から陽が暮れるまで 59はその熱源を探して 荒々しい土を削った、まだかすか感知できる呼吸と熱を見つけたいって 割れた口から警報だけを鳴らし続けた

59は自分以外に熱源あること初めて知った
59は生きてるものを初めて知った

手首が折れて、肘からちぎれて、剥き出す鉄の骨で59は土をえぐった、熱源が小さくなってく、59も地中の熱も

夜が冷たい風を鳴らすころ、59は熱に触れた、生き埋められたコヨーテだった、荒ぶる牙は59のアタマ噛み、それでも59は痩せたコヨーテ引き上げた、冷たくなりゆく獣を抱いて、59は熱を渡した、59は熱を捧げた

その夜、59の沈黙は始まり、コヨーテは鉄のアタマをなめていた、59は尽きたはずの力で警報じゃない音を鳴らした

それはコヨーテ、泣く声真似た、月に向けて吠える音声
それはコヨーテ、泣く声真似た、月に向けてこだまする声

ふたつの音が共鳴する月の夜、
ふたつの音が共鳴する夜は月。
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2010-04-25 23:35 | カテゴリ:未分類
夜の湖、まるで溢れ返った星空で ちぎれた尻尾も泳いでる 自由気ままな流星が光を投げて降り注ぐ

もうすぐ雨になる
二度とやまない雨になる

雨空ごと地球は廻って 海と湖、抱き寄せ合って一つになる
大陸を飲み込んで 泳ぎ疲れた僕たちは
生き場の増えたサカナたち 止まり木なくした鳥たちは落ち 人々はあきらめる
ドライフードはぷかぷか浮いて サカナの子供がそれを食う

賢者たちは船を浮かべて漂流したが ニンゲンなんてもう要らないってカミサマ、氷柱を降り注がせて 彼らの船を湖底に沈ませた
この星の未来は新しい命に渡すんだって

地球は巨大なアクアリウム ヒトは誰もいなくなって 水の中で呼吸のできる命だけが生き残ってる
神は生まれ変わる星を眺めてる 別に特別じゃないって顔してる

いつかまた星が乾いて陸地ができて サカナたちがヒトに進化を続けたら
神様はまた星をひとつアクアリウムにして再生させる
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2010-04-25 20:53 | カテゴリ:未分類
仮面は笑ったりせずに 踊り狂うコッペリア 舞曲に舞うか廻されるのか 月が正円描くその日まで

洞穴だらけのモビー・バレー街 岩をえぐり取った穴のなかで暮らしてる 照らすキャンドル 獣の装束、首のタトゥは黒い神様

続くカーニバル、月から還った運命背負う 一対の少年少女は やがて神を産むらしい ふたりはその視線すら合わせずに

続くカーニバル、月から帰った新たなるヒト 名前すら知らされないまま ボレロに合わせて神を創るベッド乗せられ

仮面は笑ったりせずに 表情もなく舞う仮面 洞穴から顔を出しては、神の産声だけを待つ

月から還った少年は 初めて見た少女の諦めたよう顔 “神など産まない”そう決めて 聖なる天蓋突き破る 獣に変わった雄叫びあげて

仮面ひとつひとつを剥がしにかかる
色なき顔を回転しながら蹴り飛ばす

月が真円描く前、ふたりは手を取り、バレー街の喧騒にも似たカーニバルを走り抜く

月が昇るその前に ふたりは互いに名前つけ、ヒトに生きると初めて合わせる笑顔でカーニバルを突き破る
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2010-04-25 20:40 | カテゴリ:未分類
やみたくない雨にさらされ踊ってる ずぶ濡れてたい 路地裏逃げないネコは痩せてた

旅立つ靴をいくつも揃え埃を掃う 新しい街にゆくんだろう 笑ってバイバイできたらいいな

光のなかを彷徨った 闇に紛れ毒を飲む 古臭い脚本家、次に始める戦争のプロットを

眠るウサギの呼吸はレゲエ 負が連鎖するなら希望だって連鎖するだろ 眠りこけた星を見た

ガーリー・スウィング 脈打つスラップ 恋人たちは抱き合って その指からませギターを奏で

キャンディ・ラインはまだ遠く 足りない星を打ち上げた 焼けた赤い鉄の星
キャンディ・ラインはまだ遠く 宇宙船の窓から眺めてる

長い金色、ひとつにくくった少年は やせ細ったヴェネチアン・ガラス・グラスの細工を体に切り込んで 眠る星のなかにうずくまる

クジラは吠える ノースリーブのライダース エンジンが楽譜を読んで 記号無視した音の波

パラレルして繰り返す
パラレルして繰り返す

キャンディ・ラインはまだ遠く 足りない星を打ち上げた 焼けた赤い鉄の星
キャンディ・ラインはまだ遠く 宇宙船の窓から眺めてる
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2010-04-25 01:21 | カテゴリ:未分類
ジャックナイフを手にしたロッシ 触り慣れず持て余す 左手そっと45度に滑らせて 赤く流れて滴る血液

膝は震えた、小刻み揺れた。やっぱり僕は生きているって 残る時間は分からないから アスファルトに生傷こすった

ストリッパーに恋をして だけど名前も分からない フリンジついたテンガロン 以外は脱ぎ捨て安い光に踊ってた

立ち並ぶビルの路地裏 見上げる空は 切り取られた窓 なぜだか滲んでいるような

ジャックナイフを手にしたロッシ 目の前、空を切り刻み 左手甲に突き立てた
貫き石の壁まで刺さり 熱を持つ手が憎らしくって 膝から落ちた このまま消えてしまえばいいと、残る時間はもういらないからって あの娘を連れて行きたいだけだって

どうせ汚れた指だから きれいな花には触れもしないし 汚れゆくだけ魂だから この手で咲く花 枯らしてやりたい

ジャックナイフを利き腕握り いらない左手、壁に置き去る

ジャックナイフを利き腕握り テンガロンのフリンジちぎる
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2010-04-24 18:49 | カテゴリ:未分類
悲しみはただそこにあるだけで その存在を知るだけで それはひとつの生き物として僕のそばに生きている

呼吸をしてる 小さく座ってときどき顔上げ 重い息を吐き出してる よく分かる、いつだってそばにいる

まとわりついて脅かす 色濃い疲弊を漂わす 飲まれかけたら終わりが少し近づいた

草木も生えない 荒廃に立ち尽くす やがて見える、あれが光だとしたら 疲れが残る手足をどうにか 行けるだけは行ってみよう

よろこびはたたそれを感じるだけで それがあるって知るだけで 僕らは少し背伸びして 10センチぶん澄んだ空を吸う

ふと横を見る 描いた光、そのなかを走りゆく自分のかけらたち
きれいになんて生きられない 泥水を飲む緑と同じさ

わずかでも高みへと 限界知るため生きるわけじゃないけれど
ちっともかまわない
大丈夫だと言ってくれ

今日をまた生き延びるだけ 明日なんてなくていいから
大丈夫だと言ってくれ
大丈夫だと言ってくれ

僕は君にそう告げるから
君は僕の背中に触れていて
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2010-04-24 17:01 | カテゴリ:未分類
スポットライトにさらされて 少女は服を脱ぎすてる 両手にポール握りしめ 囃す声に耳塞ぐ

ひざは震える、体が揺れる、繰り返しても慣れないままで アンコールを含めても 残る時間はあとわずか 練習どおりにぎこちなく舞う

空いた時間は泣くって決めてる 悲しいやら悔しいやらはもうなくて 費やすだけの命に対して体中はカラカラで ずぶ濡れタオルにくるまって 吐き出すためにガロン単位で水を飲む

出入口の通路から、時々、視線は感じてた 届かないライトの近く ひとりきりで震えてた

右手にナイフ、血に濡れて 誰かを刺してきたんだろうって

彼を見てたら震えが止まる どうせ刺すなら、ここにいるヤツ、皆を殺して
ついでにあたしを連れ去ってくれたらな

偽りながら生きてる罪なら まとめて血にして流させるから

走り去った少年の 痩せた背中の肩のライン ずっと憶えていようと思った
ストリッパーはステージ踊る
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2010-04-24 17:00 | カテゴリ:未分類
眠っていても夢を見ない少年ルーカー、目覚める瞬間 まぶたに映る世界の姿を絵にしてる

レンチに縛り付けた万年筆を握りしめ イメージだけ逃がしたくない 消えゆきつつある輪郭を 壁一面に描き出す

架空の海は青より緑に近くって 名前は知らない宝石によく似てる クローゼットにしまわれた 彼には触らせてもらえない光

眠ることをやめたルーカー 消えゆく光を探してる 細めた目に揺れる陽光、伸びた髪が風にさらされ 開け放した窓のそば においのない陶器のサボテン

架空の世界は雲の果てまで続いてる 羽根なんて生えてない ここから一歩も動けない それでも見果てぬ風景、描いてる

架空の空は立ち上がる雲が塔のようにいくつかと 虹のカーテン 静かに見下ろす太陽と

眠らないから 世界のリアルを知らないから 見たい景色だけを描き続ける
指先で世界に触れる

雲の果てまで景色は続く その先、いつか見えるかもって 光をなくした目を閉じる

雲の果てまでたどり着けるさ、誰もいない部屋のルーカー いつか出逢う友の後ろ姿も書き加える
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2010-04-21 21:33 | カテゴリ:未分類
乾いたブルーのデニムシャツ 打ち付けられた鋲の数を数えてる 剥がれたシルバー ひしゃげたコーン
空はたぶん白と青の中間くらい まだらに灰色 かたちを変えながら流されてゆく雲ばかり

見えないものばかりを描いてた 終わりがあることなんて知らなかった 削げ落ちた頬の肉

探しものを忘れてた ただひとつしかないはずなのに アルコールに溺れたふりで どうにか昨日をやり過ごした

待たずとも明日はくる
小さな赤いソファに転がって 思い出す懐かしいカーニバル みんな笑ってた
繰り返すが当たり前だと思うなら なぜ未来を願うんだろう
繰り返しに慣れるべきだと思うなら 未来なんて探すべくもない

空は何色だとしても どうせ空色、それだけで
歯ぎしりながら咲かない花の色を想った

穢れた体は穢れたままで
死んだら死んだできれいになって
土砂降るリアルに飲まれてる

ちぎれる気分でまた這うがいい
ちぎれる気分でまた這うがいい

乾く間もないタオルみたいだ
乾く間もないタオルみたいだ
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2010-04-21 19:11 | カテゴリ:未分類
純粋さを追い求め 世界を廻り続けてた 新聞だとかニュースだか あらゆる情報、遮断した 感覚だけを頼る旅を続けた

“そんなものはありはしない”
訳知り顔にそう言われ 幼稚さを呆れられたり それでなお探し求めた

生涯を旅に捧げた 太陽を左目に 右の目には月明かり 賑わいを横に見て 屈折した影を背中に

握りしめた記録帳 雨水と泥を吸い 書き連ねた文字は汗に滲んだ

純粋が支配する 夢にまで見た国は どこか気づいていたはずの 楽園には程遠い凄惨なる土地だった

穢れなく、罪もない
欲求だけに忠実な、汚れるなんてさえもない

純粋だから、残酷なゲームで傷つけ合う
それでなお絶えない笑顔
純粋だから、理性すらなく奪い合う

野生に生きる獣のような 欲望がルールの世界
希望と絶望、入り乱れて混ざる、純粋に生きている世界

それはかくも美しく 自由に満ちた悪魔の姿
それはかくも美しく 自由に満ちた美しい世界
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2010-04-21 12:21 | カテゴリ:未分類
サンタを死なせたのは僕たちだって分かってる
デリンジャー、だって子供のときサンタクロースは絶対いたんだ

なんの悪戯だか知らないけどさ 銀行強盗 脱獄犯らと同じ名前さ
偶然なのか運命なのか しみったれた泥棒稼業で怠惰に生きてる無法者

逃げ足だけはガキのときから早くって マーケットごと盗んでやるって思ってた

今はもう思わない なぜってトマトやポテトは腐っちゃうしね ドライフードはすぐに飽きちまう。

相棒は恋人ラリッサ ピストルひとつで深夜のカジノを狙ってる 寂れた田舎の退屈カジノ ヒマすら潰せない店さ

暇つぶしに生きてる気分、ねえ、そんなのって分かるだろ?
もっともらしい理由はいらない、そんな生き方嫌いじゃない

流れ星を死なせたのは僕たちだって分かってる
デリンジャー、だって子供のとき流れる星に託した願いは忘れてない

土星の輪っかはサーキット カートで駆ける夢は潰えた
マーケットは夢の国 いつからなんだ、カラフルさに慣れたのは

デリンジャー、また世界を奪いにかかる
デリンジャー、ノスタルジアと分かっていても
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2010-04-20 21:51 | カテゴリ:未分類
くしゃくしゃ丸めて形なくしたボルサリーノは穴が開いてる
君のベッドに潜り込んで朝の太陽 閉め出して夜をつくりたい

出鱈目でもいい 優しくって誰も傷つかない嘘を並べて
甘い夜を部屋につくろう

ベッドシーツを巻き込んだ 柔らかい36度のドレス キャンドルに照らされ溶かし合いたい 生温いクリームになる

今ここにたどりつくまで 渇ききってしまったんだ
心地良い水に浸かってたいだけさ

お気に入りのボルサリーノ 甘い匂いがしみついた バッグには枯れない花がひしめきあって 港の汽笛がラッパに聞こえる

まだ動けないから しばらくはここにいよう
欲しいものはそんなにないし 数少ない言葉でいいなら 途切れながらも綴れるさ

遠い地には今日も悲劇が喜劇みたいに語られて 神様は暴かれる どうやら世界の終わりが近いって うわさだけれど、それでもいい

また風が冷たくなったら 体を溶かし合ってよう
ここはシェルター 時間なんてなくなった

二度とは出られない だけど他にいるものなんてないからと 僕らは何もかもを喪失しながら 地下の暗がり、眠りについて

ボルサリーノ、もういらないよ
ボルサリーノ、そこで君も眠っていなよ
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2010-04-20 13:37 | カテゴリ:未分類
映りこんだその顔に 不愉快そうに睨まれた ひどく痩せて目だけをギョロつかせた どこか見た記憶の男

感情なくして醒めたふりしてる 虚ろいながら緩めたシルクのタイ 中指にはスカルのタトゥー 隠すためのジルコニアンリング

出自のないイカサマの手品師は 光を放つすべてを嫌悪して 熱の源、太陽を消してしまうマジックを考える

東の方角、神が起きたら そいつを引き抜き もっと濃い夜だけを用意させてやるって決めてる

スパナを手にした手品師は 自分を睨む男を砕いた 粉々に散らばる破片のひとつずつに分散した小さな顔に蔑まれ 悲鳴をあげてそこに倒れた

かけらを拾い集めた手品師は 二度と自分が映りこんだりしないよう 知る限りの様々で鏡を塗り潰し 鉄の枠に封じ込める

神の姿は変えられなかった けれど男のイカサマは 星にある色すべてを映すステンドグラスに変えていた

もう自分を見なくていいとなでおろした胸 最後の無色を突き立てて 鮮烈なる赤にした
よろめきながら欠けたピースをはめ込んで

男は神が目指める前に眠った
男は神が目指めるより早く消えてった
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2010-04-19 20:26 | カテゴリ:未分類
踵のないカウボーイ・ブーツ 季節外れの雪のなかに落ちていた 地球を1周以上歩いてる

乗り継がれたオールド・カーみたい まだ少しくらい歩けるだろう 価値無価値なんかどうでもいい

爪先立ちでモンキー・ダンス タップ刻んで足首あたりに弾む羽根 褪せないビーズがくるくる踊る

左と右で刺繍の違うカウボーイ・ブーツ 月をくわえるオオカミと 太陽なめるネコがいる

アゲハが舞う砂煙 生き延び続ける木に咲くピンク かすむ稜線、久しぶりの春が来て

甘い毒舌ロッカバラード 眠ってばかりの麦わら帽子 それからブランケットは羊の毛

誰かの履いてたカウボーイ・ブーツ 踵がないから爪先立ちでモンロー・ウォーク

転がり続けるのは変わらない
転がり続けるのは変わらない
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2010-04-19 12:46 | カテゴリ:未分類
君が感じるその姿 いつだってそこにいる すぐ傍にいて片眉ひそめ 僕らの様子を嘲笑う

ナイフの柄の部分はハーモニカ 冷たい唇、赤白い舌を這わせて 鋭い銀色光らせる 熟れない果実にむしゃぶりついて 汁と唾液を垂らしてる

ホバリングするマント そいつは宙に静止する ペンダントには鍵がついてる 指を鳴らしてステップ踏んで 背に抱えた扉にキスをした

“ようこそ、迷える弱き愚者たち、行きたい場所はここだろう?”

開く扉の向こう側 何が見えるか分かるだろう
死骸にたかるハエは群れ、業火に焼かれる叫び声、それからゼロだ、まるでゼロだ、虚無の極限、拡がる暗黒、獲物を狙うブラックホールが嬌声あげて呼んでいる

武器はいらない ただ一言だけあればいい
戦わなきゃいい 残る力で叫べばいい

“生きたい”、たったそれだけで
“生きるよ”、たったそれだけで

ピストルのファンファーレ 派手な空砲、撃ち鳴らせ その手を叩け、踵でビートを撃ちつけろ

さあ、逃げよう 勝ち目のない勝負なんてやる気もないや
さあ、逃げきろう 尻尾を巻いて背を向けろ 光はまだ見えるだろ

追いすがる死神の 焦る顔を見てやろう
追ってくる死神に ピースサインをしてやろう

武器はいらない ただ一言だけあればいい
戦わなきゃいい 残る力で叫べばいい

“生きたい”、たったそれだけで
“生きるよ”、たったそれだけで

僕らは生存し続ける
美しくも儚く生きる
僕らは生存、叫ぶんだ
汚れにまみれ 血を吐き流し それでも無邪気な希望を抱きしめながら走るんだ
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2010-04-19 08:33 | カテゴリ:未分類
錆びつく赤茶に見せかけて こびりつくは乾いた血の色 傷つけ合った切っ先の尖るナイフを胸に抱く

虚空に振り回す 青さや灰を切り裂きたい それから開いた傷の向こう 何が見えるかそれを知りたい

しなやかなる軌跡を描く 淫らに垂れた赤だらけ まだ生きているって分かる
昨日見た夢の続きはもう見たくない 固まったのなら触らない

酷い死に方させたいんだろ かまわないよ
変わりに好きなように生きてやるさ それで恨みっこなし 悪くはないや

三日月みたいなナイフになって 取り巻くリアルを裂いてたい

三日月みたいなナイフになって あらゆる感傷、切り裂きたい

もう戻りはしないから
一瞬だけを奪いに行くから
もう戻れはしないから
瞬間、衝動、それを頼りに生きてゆくから
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2010-04-19 08:32 | カテゴリ:未分類
死刑台か天国か 行き先は分からない いつの間にか乗せられた 揺さ振られてる、上だか下だか とにかく移動させられる

鉄の檻、くぐもりだけが感覚で 開かない扉の個室 歪んだ鉄枠 左目だけを押し当てて 広がる外界見つめてる

エヴァーグリーン 見果てられない遠くにブルー
虹色の水が流れる河はきらきら光が乱れ撃つ

エレベーターに乗せられた 意思の有無はまるで無視 運命とやらが大河なら そこに飲まれたような汚れ花 呼吸は続く

エヴァーグリーン 最果てにまで流れつく 血を吐きながら傷を見た お伽話だとやり過ごす

エヴァーグリーン 遮断された光のなかで 思い描く景色はミドリ 上下する胸を抑えて 天使にもらった羽根抱いて

エレベーターを抜け出せる
エレベーターを突き破る
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2010-04-17 23:30 | カテゴリ:未分類
雨上がりの海岸通り ギターケースを抱えた金髪ひとり 果実に似た陽のなかをゆく 立てた指に鍵の束をじゃらつかす

二度と来ないはず そう決めた街だった あまりに陽気でぬくもりをある空気 それが輪郭を滲ませる

ビーチパラソル、黄色ばかりで その下には誰もいない ホットドッグ・スタンドは売り子が壁にもたれてビール飲んでる

潮風はまだ冷たくて 波はエメラルドに凪いでいる
西空、雨雲らしきが受かんでるけど きっとこの街を避けるだろう

赤い灯台、そこらあたりに群れるはカモメ 適当に歌ってる まるで泣いてる 奏でるギターは悲鳴にも似たブルーズ・コード

鳴らない海の風、白い煙を吐き出しながら
聞き飽きたギターが軋んで泣いた

弾き終えたら離れよう
嵐の鍵を持っている
弾き終えたら街をでる
嵐を鳴らす場所を探せ
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2010-04-17 23:06 | カテゴリ:未分類
冬は終わり 春を告げた風は正面から吹き突ける
二つに差はある ある、確実にある
日々はさらなる濃さをもって僕を君を吹き飛ばそうとしてる

穴だらけの体を抜けてゆくガラス片混じりのリアル
塞がらないままモーテル近くを西へゆく 天使を抱いていたアッシュ 背中から散弾浴びた
シエラレオネは死んでしまって 蒼いままの胸は冷たくなった
天使の敵を討ちたいって ただ独りの銀髪は中立の非武装地帯を離れ戦地へ向かう

どうやらまだ死ねそうにないって乾いた唇を嘗める アルファロメオを睨んでる 武器さえ持たない丸腰アッシュ 奴らを撃てる言葉を探してる

天使の羽根を一枚 タバコがわりにくわえてる
愚かしさには愚かしさで悪魔になるつもり
吠えるドーベルマンとピストルかまえるブラックスーツ

勝つはなくも負けるわけでもない
しょせんは愚者がその幼稚さと陰惨さを競うだけ
濁流にまた飲まれ
濁流に肺を潰され

また今日を過去にして 昨日なんか忘れたふりで目の前 風を睨んでる
風を突き抜ける

目の前 風を睨んでる
また風を睨んでる
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2010-04-17 14:49 | カテゴリ:未分類
“ベン・E・キングの歌だって 意外に知られてないらしい ジョンが食っちまったからさ”
ずっとそれを憶えてる 毎日みたいに言ってたからさ なのにもう聞こえないよ“stand by me”

一度でいいから海を見てみたいって 見えなくなった目をこすってた 僕は彼を連れ出して 美しい海を地図で探した、世界でいちばんきれいな青を

モトクロスに無理矢理つないだ荷車を 街が見えなくなるまでペダルを漕いだ 靴底めくれてが足の裏が焦げていた

海はずっと遥か彼方 大陸の真ん中だからさ しかたないって渇く喉に温いコーラ流し込む
眠っているみたい だけど胸は上下して “生きてるかい”って声かけた

「ダーリンダーリン」なんて独り歌い聞かせるみたい 荷車から返事なんてなかったけれど それでも別にかまわなかった

夜がきた、朝を待って踏み出すペダル 彼は変わらず眠ったままで だけどそれでかまわなかった 行きたい場所に連れてくって決めたんだ

どれくらい走っただろう 見たことのない国に着いてた デニムの膝が破れてた 握りしめてた手の平からは血が滲んでた

もうすぐ着くよ そろそろ起きなよマイ・フレンド 眠ってばかりいないでさ ふたりで歌いたいんだ“stand by me” 何か話してよ

ほら、あの落ちる太陽を見てみなよ
ほら、あの燃える空を見てみなよ

だからさダーリン 約束を果たすから 眠ってないで起きてくれ
“stand by me”そう言ったじゃんか
しかたないね 眠ってんだろ 海に着いたら起きてくれたらそれでいいから

あんたに教えてもらった歌だよ“stand by me”
ふたりで歌った歌だよ“stand by me”
もうすぐ着くよ
もうすぐ着くよ
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2010-04-16 10:24 | カテゴリ:未分類
飛び立つ鳥待つカタパルト オールグリーン、くちばしにトキシック 甘い毒をぶら下げて 発射のカウント数えてる

冷えた風にふくらむスカート オーバーオールにすれば良かったと しゃがみ込んではクローバー編む 春を待つ髪飾り

明日、今日より温かいなら 起きずに眠っていよう 少しくらい楽をしたって神様は怒らないから
“あんたきっと変だよね”って彼女は手の平、暖まったコーラにキス

鳥たちは一斉に 矢印型に編隊組んで 太陽近くの雲のなかから放たれた
安い香水振り撒きながら 地表に片翼擦りながら ふたりの草原を抜けてった

“どこまで行くんだろう”
どちらともなく羽根が落ちる場所を想像してる 好きなだけ飛べ 甘い毒で溶かしてくれよ この星、一度 なくなればいい

華奢な肩に降りかかった 鳥一羽は髪飾りをかすめとり 生やしたばかりの羽根を残した

黄金の羽根一枚 つまんで宙にかざしてた
まるで太陽に溶けてゆくように鳥たちを追いかけた

そして僕らは泣き出した
わけわからずに泣き出した
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2010-04-15 23:03 | カテゴリ:未分類
この星すべてのブルーを手に入れる 晴れた空もその日の海も ありとあらゆるブルーを支配する

マリアの青いベール、盗癖男のスウェード・ブーツ、インキュバスの目玉やら、空と海を分け合う線まで

ブルー・ジャックは青さに苛立ち、青臭さを捨てきれず 例えるなら憂鬱ささえ食いちぎる
ありとあらゆる青を食う

世界に溢れるブルーを焼き尽くす 青空を肺に吸い込み 裂けてまで水を飲み込む

青く染めた髪だとか、紛いの青いバラ、夜が明けたあとの憂い、暗がりながら泣いたネコ、

ブルー・ジャックは青さばかりで 変わりゆくさえ知る気もなくて ありとあらゆるブルーを支配する

汚れに満ちていてもなお
汚れがそこにあるだけで

ブルー・ジャックは世界の青を知りながら
ブルー・ジャックはずっと青を狙ってる
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2010-04-15 17:40 | カテゴリ:未分類
月は世界にひとつしかない そんなの悪い冗談だって 隠れたままの昼間にだけ浮かぶ月を探してる

キャンピング・カーは砂傷だらけ 曝され軋んで 小石踏むたびバウンドしてる 気まぐれ、風が吹きすさぶ

鋭利なナイフみたいな三日月 浮かんだ翌朝、昇る陽の裏 まばゆい空にほんとの月を見つけるって

昼間に咲く月の大輪 幻にしか過ぎないと 別にかまわない ないにしても探してる 放つ光線、吸い込まれ 月の民に生まれ変わりたいって願う

アポロは月には行けなかった、あんなの偽の月世界だって 月を探す旅は続いてる

絶望を抱えてる 憂鬱を抱え込む 乗り合うようにバンに人が増えてゆく 地球から離れたい 夢や幻、そんなものから解き放たれたい

鋭利なナイフみたいな三日月 インディアン・ブルーの夜空を舞って 月の旅人たちは寝ぼけまなこで砂漠を漂う

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