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2010-02-28 16:08 | カテゴリ:未分類
相棒、その面構え。
痛みだらけ、ブレーキも軋みやがる。

    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image409.jpg

コイツんなかでROCK'N'ROLL鳴らしながら走ってるときはかなりいい気分。

名前は“RODEO THE RUN-CHICKEN”、ナンバーは6960。
走る弱虫、荒ぶるロデオ。

どこへだって行けるような、そんな気がする。

ブレーキかけると悲鳴をあげる、止まりたくなんかないんだろ。

走らせるよ、果てちまうまで付き合うつもりさ。
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2010-02-28 10:41 | カテゴリ:未分類
店に名前はないみたい、“インディアンの店”って言われてる。

    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image308.jpg

これが理由だろう、知らないけどね。

ノドを焼くアルコール、体中に響いてる。マグマを飲んでるみたいな気分は悪くない。

ガキが店の女の子にちょっかいかけてる。めんどくさそうに笑ってる。
ここのマスター、怖いからやめときな、カウンターの下に金属バット隠してる。

ビールばっか頼んでいたらウイスキーがやって来た。“何か食べろ”ってさ。
チーズでいいか。サンドイッチも食べようかな。ここは野菜サンドがやたらウマい。

マスター、「飲みに来てケータイなんか触わるなよ」って笑ってる。
終わりにしよう、いまから話そう。


はい、今日の更新、終わり。
じゃあ、明日ね。
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2010-02-28 09:19 | カテゴリ:未分類
時間を止めて風をまとってチュンガは踊る、青い空間まるごと廻して呼吸すらなく踊ってる、

街中雑踏ノイズに合わせて心臓リズムでどこででも、体流れる血がビート、宙浮く踵が星を蹴る、チュンガは裸足で舞い踊る。

踊り娘ジプシー、占い師に嫌われて、彼女は踊る場なくしてた、世界を変える魔法と呪われ、ひとりきりで果てを旅した、

チュンガは裸足で踊ってる、
チュンガは裸足で踊ってる、

体流れる野生の血、彼女は獣と戯れて、ひとり踊る術を得た、ステージ、衣装、何もいらない、音楽さえ必要ない、

チュンガは世界を旅して踊ってる、
チュンガは星を廻して躍ってる、

回転する星、それを感じて時間空間まるで気にせず、今日も彼女は踊ってる。

チュンガは世界を変えて踊ってる、
チュンガは星を廻して躍ってる。

漂い、ゆらめきながら、好きな色に空気を染める。
すぐそばにある風景を、身近な景色を塗り替えながら、チュンガは踊る。
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2010-02-27 16:32 | カテゴリ:未分類
春色グリーン、カウボーイシャツを着て、気分次第で季節をひとつ進めてやろう。森のリス目覚めたって、渡る鳥の囁き聞いてた、

太陽は照れ臭そう、久しぶりに顔出して、光を大地に踊らせる。

冬は終わり、それでいいよな、また新しい季節を迎えて気分がいいや、大好きなあの娘に電話して、湖に誘ってみよう。

重いコートはもういらない、彼女もきっと春色、クローバーのワンピースを着てる、

バーガースタンド立ち寄って、溶けた氷の湖で、アヒルたちをひやかそう。
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2010-02-27 11:52 | カテゴリ:未分類
くちびるを尖らせる、トランペットやサキソフォン、自在に形を変えられる。

あらゆるメロディ鳴らしてきたけど、リズがいま鳴らしたいのは高速回転、壊れた観覧車が軋む音、音を楽しむには何よりリズムが大切だって気がついたから。

リズはあるだけ空気を吸い込んで、風の口笛、好きに鳴らしてる、部屋にぼんやりしてられなくて、また鳴らされない音を探して旅に立つ。

“生きて帰るよ、そのときまた口笛を聞かせてあげる”

転がる石を鳴らしたり、平和な街には機関銃を鳴らしたり、戒厳令がしかれる国にはネズミのマーチ、6連発のリボルバーは難しいねって。

リズは世界の音楽飲み込んで、あきれるくらい自由を鳴らしてる、部屋にぼんやりしてられなくて、また鳴らされない音を探して旅に立つ。

“生きて帰るよ、そのときまた口笛を聞かせてあげる”

世界中のベッドルーム、そこから漏れる愛に耳をそばだて、ひとりの口笛、それだけは真似られないって頬を緩めて、リズは恋人待つ部屋、鳴らし合ったメロディ描く。
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2010-02-27 01:28 | カテゴリ:未分類
錆び鉄ラクダでよたよた進むは砂の国、見渡す景色は一周全部砂嵐、塵まじりに吹かれてる。

給水塔の頂でチンピラたちは大の字寝そべる、昼間の月は仲良く2つ浮かんでた。白く霞んで淋しそうで消えそうだ。

キャラバン隊は太陽嫌う、夜になるまでだらけてよう、慌てるような行き先なんて持ち合わせてない、のんびりしてよう、砂漠のオアシス、ライダース・カフェで。

錆び鉄ラクダは夜になるまで欠伸をしてる、焼けた風にさらされて、ぎりぎり軋む鉄の四肢。

オイルがないから54度のテキーラ浴びせて、陽が落ちるまで眠らせる。まだまだ行けるよ、ラクダの笑顔。

キャラバン隊は月の砂漠をのんびり進む、慌てるような行き先なんて持ち合わせてない、のんびり探す、砂漠のオアシス、ライダース・カフェを。

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2010-02-26 08:02 | カテゴリ:未分類
ブラックベロアに身を包む、ドクロのあいつに跨がって、暴れる死神乗りこなせ、

そいつ秘めるは内なるリアル、退屈な日常か、
曇る空色、水を飲ませて、奪ったカマを喉元に、俺はけらけら笑ってる。

悪くないね、吐き気するまで笑ってやるよ、
かなりいいや、憂鬱リアルに唾を吐け、

ブラックベロアに身を包む、ドクロのあいつに跨がって、暴れる死神乗りこなせ、

東に行けばいいんだろ、陽が沈めば生き絶えるんだろ、無人ハイウェイ突っ切りながら、薄病む明け方、染まるオレンジ、俺は死神、ロデオする、

ブラックアウトに隠れたい、ドクロのあいつに跨がって、暴れる死神乗りこなせ、

夢を見なきゃいいんだろ、
分厚い脂肪を切り裂いて、
血迷いながらどこか遠くへ、
ここじゃなきゃいいんだろ、

だから行けばいいんだろ、未来連れてゆくんだろ、

ブラックベロアに身を包む、ドクロのあいつに跨がって、暴れる死神乗りこなせ、

ブラックベロアに身を包む、ドクロのあいつに跨がって、暴れる死神乗りこなせ、

暴れる死神、ロデオしながら生きたい場所へ突っ走れ
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2010-02-25 17:56 | カテゴリ:未分類
また生き返る、似た続きに思えても、運ばれてんだ、導かれてる、未来が何を用意していても、世界は廻り僕らは生き返り続けてる。

漕ぐに疲れて、流れに身を委ねても、運ばれてんだ、連れてかれるよ、果てしない続きがあるし、答のない旅、それを日々に繰り返す。

鳴るサイレンに耳を塞がず、鳩時計は再生を伝えてる。

また生き返る、似た続きに思えても、運ばれてんだ、導かれてる、未来が何を用意していても、世界は廻り僕らは生き返り続けてる。

帆を張って風に体を預けよう、行く雲や流れる水と僕らは同じ、

新しい世界を見つけに、
新しい世界を探しに、
今日のリズムを踏み鳴らせ、目を閉じ描く虹の国はすぐそこだ。
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2010-02-24 22:24 | カテゴリ:未分類
永遠なんて軽々しく口にする軽薄を、
僕はいつも嘲笑われて、青臭さに苦笑う。

例えばあの娘とそれがあるなら、そう想い浮かべるだけで光は宿る、かすかだとして確かな光。

奇跡なんて起こそうにも無理ばかり見て、
やり方なんて何処を探すも触れようにも壊れてしまいそう、
それなら君と奇跡があるなら、それだけで体から熱が出る。

誰かが落としたカケラ集めた、そこに何かがあるような、
この右の手につかめるうちに、愚かしいまま続けてくだろう、

例えばあの娘が傍に笑っているだけ、世界中に光は満ちて、僕は微熱に宙を舞うだけ、

例えば君が囁くだけで、他にいるものなんてないような微熱の錯覚、僕は光を手にしてる。
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2010-02-24 12:24 | カテゴリ:未分類
村とその国、焼き払う声で荒れ地にしたら、ユリウス、天に向けて翼を広げた。
受難の生、それを与えた神の元へ鋭く回転しながら舞って行く。

このとき、彼は神を信じていたが、その姿は知るはずもなく、我が存在、その真意だけを知るために、神の在り処を探って飛んだ。

いくつもの暗がりを、飛び交う星屑蹴り散らし、彼は無限の宇宙を彷徨った。翼はすでに折れ曲がり、カラスもハトも赤く染まった、光を浴びすぎ、その眼に濁って見えるは微かに灯るホワイトライト。

神の居場所を感じるユリウス、余力と翼の余熱を使い、惰性に任せて落ちてゆく。

吸い込む光と吐き出す光の中間地点、その舞台に落下した。
どこかで聴いた歌が流れる、神を慈しむ聞き飽きた歌、ユリウス、血の混じった唾を吐く。

悪魔か天使か、体を突き抜く声に撃たれて、彼は膝から落ちて這いずりまわる。
呻きながら、
“どちらでもいい”、
“どちらでもない”、
泡立つ血飛沫、ひしゃげて曲がる翼はちぎれ、目を開けることもない。

白い光だけを浴び、
その後ろに伸びる影は暗がり伸びる。

憐れみながら嘲笑い、神は彼の形を変えた、
ユリウス、彼は砂になって、散らばりながら宇宙になって、そのカケラは光を帯びた。
彼は流れる星に群れて、夜の地球を黄金のアーチ描いて彼方に消えた。

人々は神の思し召しだと十字を握り、想い想いに願いを託した、
ユリウス、それを聞くつもりもなく地球を離れて弾けて消えた。
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2010-02-23 21:50 | カテゴリ:未分類
受難のために彼は生まれた、異端と見なされ、ユリウス、彼は13歳で断頭台にかけられた。

罪名などない、彼を産み落とした日、父と母は悪魔を生みし呪われし者として、錆びたギロチン、血を吸われてる。

鷲の眼をぎらつかせ、薄い背中を破って伸びた細い骨、やがて一対、翼になって、それぞれ異種の羽根に育った。

右にカラスを、
左にハトを、
ユリウス、その青い髪、夕の闇に溶ける前のグラデーション、空の色。
星がまたたく前の色。

呪われしとヒトになれずに、羽根があるとも空には行けず、彼は死を待つ寸前、
神に祈った、
神は笑った、
差し延べる手などあるはずもなく、ユリウス、突き動かす衝動のまま、飛べないはずの翼を広げた。

宙に浮かび上がる、感嘆、悲鳴が響きわたって、血を吸うはずの断頭台、彼はその咆哮にして村と村人たちを焼き尽くし、受難を浴びせた天に向かって飛び立った。
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2010-02-22 22:53 | カテゴリ:未分類
アルコールの抜けきらない、まだどこか酩酊したままの意識と体をぶらつかせ、いまからまた新しい日々を始める。

タバコに火をつける、ぱちぱち鳴る先、焦げるニオイ、けだるいんだか心地良いやら、どちらでもいい、どちらにしてもリスタートを切らなくちゃ。
動き出そう、過ぎゆく時間を眺めてるわけにもいかないらしい。

昨日と違う風の匂い、くすぐったいな、
西へ行こうか、今日もまた生きなくちゃ、

誰かのために、自分のためにも、また歩き出そう。

リアルに跨がりロデオする、
リアルに跨がりロデオする、

唸り出すロックンロール、心臓に突き刺さる、血液を突き動かす、空気が震えてる、エンジンだって鳴る、

生きるよ、
歩くよ、
深呼吸して、荒ぶる声で満たしてみよう。
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2010-02-22 17:47 | カテゴリ:未分類
ねえ、どこかにしまったままのスケッチブックを開いてみなよ。
幼いころ君が描いた君がいるよ。
かたわらには君のそばにいた人がいる。

その人は今、君の近くにいるのかな。
幸せそうに笑ってる?
もしもさ、悲しんでいたり、淋しそうにしているんなら声をかけてみようよ。喜んでくれるかもしれない。

ページをめくってみよう。
きっと真っ白がたくさん残ってる。少し黄ばんできたかもしれないけれど、まだまだ描けるよね。

鉛筆くらいあるだろう?
色鉛筆もあれば、もっといいな。
輪郭が黒なんて決まってないよ、君の好きな色でかたちを描きなよ。
好きに描きなよ、人でもネコでもウサギでも。

君は描く、何を描いてる? 僕はあの娘の笑顔を描いて、風景はミドリ色、君はどの色? なんだってかまわない。

下手くそでいい。
僕らは絵かきじゃない。好きな絵ばかり、たくさん描きなよ。
大好きな人とかさ、
きれいな花だとか、
いつか見た景色でも、
行きたい場所を想像してもいい、君が好きに描けるなら。

楽しいよね?
いくらでも描けるよな。
ありえない風景でいい、君のなかにある理想の世界を描いてみてよ。

なんだっていい。
なんだっていい。

僕は君が好きだ、これからずっとね。
君が描いた風景、見てみたいよ。これからね。

奇跡はずっと。
奇跡はずっと、君がいる限り続くんだ。
描いた未来を開くたび、笑顔が溢れてる。

そのなかに笑う僕がいるなら、それだけでいい。
それだけでいい。
それだけでいいよ、君が描く未来を僕は愛する、誓うからさ、新しいスケッチブックを用意しよう。

ふたりで描くんだ。
ふたりが描くんだ。

そこに笑う人々を想像しようよ、きっと、みんなが笑っているから。

ねえ、スケッチブックを探してきなよ、もう足りないよ、まだまだ描く未来があって、僕らはまたページを開くんだ。


※ひとつの想いがあり、過去の記事を再び更新させてください。
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2010-02-22 07:43 | カテゴリ:未分類
魔女狩りみたいなもんじゃないの?
やめる理由なんかないし、ルールは守ってる。

    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image396.jpg

タバコ吸えば死んじゃうらしいや、吸わなくたって死ぬけどね。

あれやこれや腐るくらいの情報、まるでトグロ巻く毒持つヘビ、少しくらい疑ってみなよ。

カネはかかるし、吸わない人にすすめたりしないしね。
全部自由、それでいい。

体に悪い、いくらでもあるって知ってるよ。
そんなにイヤなら排気ガスも吸わず、バーベキューもやらなきゃいいさ。

俺はやめない。
満たされた時間があるし、憧れる人らはスモーカー、ずっとスモーカーで居続けるって決めた。

好きにすればいい、
それだけだね。
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2010-02-21 18:50 | カテゴリ:未分類
春はあまり好きになれない、咲く花きれいでむず痒いし、何か変えなきゃならないような焦燥が耳に鳴る、

変わらざるならしかたないけど、そこらじゅうからリスタートを要求されてる、そんなの欝陶しいだけさ、

春はあまり好きになれない、だからって好きな季節は別にないけど、文句のひとつくらいは言いたくなるよ、

生き物たちはそうじゃない、ネコの欠伸は止まらないし、森を歩けばリスや小鳥たちが歌ってる。
巡る季節が嬉しいんだ。

柔らかいシャツを着て、陽射しに身をさらすのも悪くない、
大好きなあの娘の手をとって、渡る鳥たち見に行こうか。

大好きなあの娘の手をとって、春が光る海を見にいこうか。
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2010-02-21 18:48 | カテゴリ:未分類
    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-無題.jpg

見果てぬ先の最後の地、彼はにらんでた、見つめるさきに何があるのか、それは分かっているつもりだった。
遠く雷が鳴る、鎮まる気はないようだ。

怒りか嘆きか悲しみか、あるいはその全てを吐き出すように、立ち上るは断崖、煙。

失くすものはないはずだった、孤立の地平をゆくはずだった。

自由と孤独は同義と知った、孤独の果てに見るべきだった。

たどり着くはずだった、孤高を疑う術がなかった。

見果てぬ先の最後の地、彼は立ち止まる、立ち尽くすわけじゃない、
踏み出す足のその先を爪先で探してる。

背中を向けた旅路の果ての、きっとここが残す足跡、終わりの地点。

新しく生まれ変わるこの世界を、その目に焼きつけ、ここに立つ。
ふと目を閉じる、そして描くは塗りかえられた世界地図、それは終わり始まる最期の風景。

全て見てきたその先に、
拡がり続ける地平がまだある。

“そうか、そうだった”
彼が歩き続ける間にも、世界は変化を続けてた。
まだ見ぬ果てへ、足を踏み出す。


picture/aya
text/billy


※今回は3人による合作になります。
ayaさんの絵をモチーフにしたものは今後、アップしますが、今はリンクしないつもりです。

今回、合作したのはAki/hello live in now!!で、二度目の合作です。
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2010-02-20 17:33 | カテゴリ:未分類
赤いサインは停止って意味らしい、そんなのまるで知らなかったし、どうせだったら知りたくなかった、

エンジンに火を点けろ、それじゃダメな世界になったみたいだ、

アウトバーン、最高速度で炎上したい、心臓が燃え上がる、音の速さに追いつきたい。

右側ミラー、ガードレールに削り取られた、分離帯にあくびするブーツ片方、たぶん右足、

アウトバーン、最高速度で炎上したい、心臓が燃え上がる、音の速さに追いつきたい。

視界に突き刺さるブルー、星のゆるいカーブに果てはない、
白いな、白いよ、メルセデスのクラクション、後ろで泣いてろ、

アウトバーン、最高速度で炎上したい、心臓が燃え上がる、音の速さに追いつきたい。

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2010-02-20 08:57 | カテゴリ:未分類
悲しいことがあったから、
俺は世界を終わらせてしまいたくって、
四角に切り取った空を傷つけてやる。

    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-裂けた空.jpg

泣けよ、
終われよ、
届かないって分かっていても叫んでやるし、
無理だと分かっていたって、瞬間、世界を終わらせる。

泣けよ、
終われよ、
届くはずだと思いたいから、どうせ眺めている空を、引っ掻き、傷をつけてやる。
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2010-02-19 22:36 | カテゴリ:未分類
頭のなかに歌が鳴ってる、それは誰も聴いたことがない音楽で、
その声も旋律も、そして脈打つリズムさえ、今の楽器じゃ奏でられない、
なのに、胸の奥から響いてる。

それを誰かに聴かせたくって、
好きな人に聴いて欲しくて、
死んだ母に聴かせたくって、
どうにか奏でてみたくって、

彼は楽器を創ってる、それを音に鳴らしたいから、
彼は音階探してる、メロディ乗せてみたいから、
彼はリズムを打ってみる、まだ打たれないリズム、彼は歌を探してる、その胸に抱く音楽を。

独創なんてないと分かった、
新しい言葉じゃ誰にも歌が伝わらない、
独創なんていらないって知った気がした、
聴き慣れない楽器じゃノイズにしか聴こえない、

だけど誰かに聴かせたくって、
好きなあの娘に聴いて欲しくて、
死んだ友に聴かせたくって、
どうにか奏でてみたくって、

彼は使い慣らされた音楽で、ありふれた言葉を使って、溢れたリズムを借りて、どこにでもある歌をうたった。

ようやく歌は形になって、音楽は鳴り始めた。

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2010-02-19 22:28 | カテゴリ:未分類
生があるからいるんだろ、死を睨みながら走ってんだろ、そんなの知らないってフリしてんだろ、意味なんてなくっていいって分かってんだろ、

デラシネ、お前はどこか歌ってんだな、
デラシネ、思いつくまま適当に、
デラシネ、口笛ばっか鳴らしてんだろ、
デラシネ、何者にさえならないんだろ、

紛いの光をチラつかされて、舌を出して笑ってやがる、クールさ気取ってヘラついてるよ、そこらあたりは誰かに似てる、

春はすぐそこ、なんだかむず痒い、背中の真ん中、届かないな、溶けた雪に混ざる土、

デラシネ、お前はどこか歌ってんだろ、
デラシネ、思いつくまま適当に、
デラシネ、行きたい場所はないんだろ、
デラシネ、だけど立ち止まりもしないだろ、

デラシネ、どうせブラブラしたまんま、
デラシネ、軽薄装いうろつきまわる、
デラシネ、意味なんかどうでもいい、
デラシネ、何者にさえなりたくないし、なる気もない。

それでいいさ、
また新しい季節を生きて、
地球のどこかうろついてんだろ。
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2010-02-19 08:00 | カテゴリ:未分類
霧と煙におおわれて、太陽は昇らない、
道ゆく人は誰彼なく青白い肌してる、
光がないから下ばかり見る、花は咲かずに砕けてた、
小石ばかりで石畳を埋め、降る雨、泥を積もらせて、芽が出た瞬間、腐らせる。

イヌに小便かけられて、
イヤミな香水、ごまかした、
抱くパズル、ピースの多さに眩暈すらする、
リバタリアン・ホームシック・ブルーズ、

霧が濃いなか煙の匂い、紫煙が昇れず漂う街、
立ち尽くすは誰彼なく死にたがり、
光はないのに上ばかり見る子供達、憂鬱そうにはしゃいでる、
ここじゃずっと生きられないって見上げる天には灰色天井、アスファルト、廃棄された人の国、

ネコにしかめっつらされて、
思わず唾を吐きかける、
抱いてるパズル、欠けたピースに風抜けた、

リバタリアン・ホームシック・ブルーズ、

リバタリアン・ホームシック・ブルーズ、

なぜか泣いてる。
霧が鳴いてる。
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2010-02-18 18:41 | カテゴリ:未分類
少年は獣の言葉を話す、野生に還ったイヌたちに荒れ地を与え、新しい国を創らせた、

それぞれ種類は違ったけれど、ヒトのように争うことなく、イヌたちは群れ、強きが団を統一してた。

少年はそいつだけに名前を与え、自らは小高い丘の頂の、木の上からイヌたちを眺めてた、混合されたイヌたちはいつの間にか覇権を争い、名前を持つイヌは囲みこまれて殺された、飛び散る肉片、泥の血あふれて首領は死んだ、数多に及ぶ争いを経てイヌたちは激減し、半数以外にまでなった。

神を気取る少年は盛衰を眺めていたが、やがて見飽きて眠りについてた。

イヌたちは言葉を持たないままで、陣取るだけに明け暮れた。

イヌたちは獣であることを放棄した、少年は目覚めて彼らに言葉を与えようとしたけれど、世代を超えたイヌたちは少年を敵にしか見なかった。

慌て逃げるかつての神は、群れ群れに噛み砕かれて言葉をなくし、イヌたちは再び荒れ地に戻っていった。

イヌたちは獣に戻って国はなくなり、獣に国など必要なかった。
ただ、その荒れ地を荒れさせてゆくだけだ。
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2010-02-17 19:26 | カテゴリ:未分類
泳げない汚染の海に垂れ流された汚泥、近くそびえる鉄骨アスファルト、コンテナがパズルみたいに組み合わされた港、徘徊する野生は白いカモメが狙ってる。

花火が飛び交い、イヌは放たれる。
橋の下のダンボール、誰かが確かに生きている。
ジョガーは見えていないふりをして、規則正しい息でゆく。

流れついた溺れた魚、かろうじて息をする。死を間近にまだ呼吸、片目が潰れてた。腐りかけたそれを狙う黒いネコ、とにかく何か食いたいらしいね。

きれいを探して見つからないから、
なにげなく空を見る、
曇天、別にきれいじゃないから、冬に咲く花を見つけてみたい。

憂鬱、疲れにまみれた群れを横目に眠い目こすって慣れた道を走らせる。

汚ねえものばかりが目につく、
見たくねえばかりが目につく、

だけど、相変わらずのカラスの黒い羽根、そいつだけはきれいだった。
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2010-02-17 19:21 | カテゴリ:未分類
地球に生まれ堕ちたから、もうあの星には帰れない、夜ごと見上げる小さな故郷、眠りついたみたいに静か、名前はアンバー、誰もが探す珍しい星。帰りたい私の星、背伸びしても届かない。

灼けた銅色メランコリック、死者にだけ煌めく光、二度と帰れないならせめて祈ろう、せめて願おう。悲しみながら光る故郷が優しさだけを燈すようにと。
炎を囲んで踊ってる、だけどそれじゃ届かない。

星は問う、死者に捧げる気持ちの在りか、
それは憶え続けることなのか、あるいは忘れ去ることなのか。
どちらもできず、死にゆく者はきれいな想いで語り継がれる。

地球で死んでしまったら、もうあの星には戻れない。
夜に咲く花、遥か故郷、私たちと眠ってる。
名前はアンバー、誰もが探す何処にもない星、

微笑みながら問いかける、君はさぁ、どこにいるって。
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2010-02-17 19:18 | カテゴリ:未分類
少女が恋に墜ちたのは21歳、投身、自ら殺したチェリストで、だから彼女は6年後の21、彼と同時刻に同じ死に方するって決めてる。
そいつの傍に行くつもり、それしかないって信じてる。

ろくでもない夢ばかり見て、それに続きはないみたい。酷い夢にうなされ起きて、誰彼なく殺された。
乾いた血の跡立ち尽くす、月に吠えるは噛ませ犬。

カミソリ砕いて粉にして、槍も砕いて粒にする、そいつをスープ混ぜこんで、ガロン単位で飲みこんでやる、体中の傷が開いてバラつきそう、“あたし生きてる”って痛みで気づく。

ねじくれて狂った気分、それがいいって彼女は笑う、たぶんきっと似た気持ちで死んだから、だから今だけそれでいい。

6年後の21歳、少女はすでに大人になって、生きた恋人寄り添っている。
21歳、かつて恋した男と同時刻、彼女はギタリストの肩にもたれて笑ってる。
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2010-02-17 19:15 | カテゴリ:未分類
一直線に走りたいのに、いつだってつまづいて、ずいぶん不器用なほうみたい。

つくり笑いや愛想笑い、適当な言い訳すら出来ないのは正直なのか馬鹿なのか、どっちだって間違いないんだろ。

視界にかかる靄、塞がれてるのは前を向いてるんだと思いたい。
気づけば足元ばかり気になる。

ほら、また笑われてる。
ほら、また嘲笑われてる。

好きなだけ笑っていろって言い切れないや。
見栄を張っているだけなんだろう。

ラウンダバウト、
廻りながら僕らは進む、スパイラルして、
傷だらけを回避できない、

ラウンダバウト、
空虚を忘れて僕らは走る、
スパイラルして、
擦り傷さすって苦笑い、

一直線に走ったようで、いつの間なんだかじたばたもがく、ずいぶん下手なほうみたい。

ラウンダバウト、
廻りながら僕らは進む、スパイラルして、
傷だらけを笑ってよう。
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2010-02-17 19:14 | カテゴリ:未分類
雲の切れ間から地上に向け射す一筋、光のなかをゆく。
バスの色はラベンダー、天国に向かってる。
眠っていたら運ばれていた、俺は死んでた、どうやら乗り間違えたらしい、行き先、俺にふさわしくない。

“天国なんか興味ないから、ここらで停めて降ろしてくれよ”
俺はドライバーに言ってみたけど、鼻唄まじり、背中に羽根を生やした白い手袋、“ここで降りたら地獄行きです”って、ブレーキかけてはくれなかった。

俺はそいつを撃ち殺してバスを谷に突き落とす、悲鳴が四方に跳ね返るけど、だったら自分で逃げればいいさ、止めればいいさ、俺は天国なんか行きたくないんだ、ここで降りて地獄ゆき。

開いたパラシュート、ゆらゆら無音に地獄降り立つ。
バスは落ちてった、炎上しながら落ちてった。

その地は荒涼、そのものだけど、噂ほどでもないみたい。灼熱に踊ってやるか、ついでにピストル放ってやるか。

ダンス紛い蹴飛ばしてやれ、
ダンス紛い蹴潰してやれ、
へらへら笑って叫んでやるか、
へらへら笑って叫んでやるか。
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2010-02-16 18:05 | カテゴリ:未分類
ブランコ、月にぶら下がる、いつかそれに揺れてみたい。
遠いジャスパー、閉じた目に映る星、描くだけで触れられぬまま、ため息が続く日々、

例えば奇跡、起こせるとして、それを何に使おうか。

想いが君を僕を連れてきた、
想いは僕らを連れてゆく、
リアルとロマンを交互に抱くロードムービー、
また今日を生きてみよう。

ブランコ、月に揺らされる、なんとかしがみついている。
遠くジャスパー、いまだ名のない淋しい光を放ってる。
かざす手、まだまだ届かない、

例えば奇跡、起こせるとして、それを何に使おうか。

想いが君を僕を連れてきた、
想いは僕らを連れてゆく、
リアルとロマンを交互に抱くロードムービー、
また今日を生きてみよう。
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2010-02-15 08:43 | カテゴリ:未分類
俺はそんな名前じゃない、妙な名前をつけてくれるな。
ミントと呼ばれたイヌはしかめっつらで、笑顔のヒトを見上げてる。
その手の食い物よこしなよ、シッポくらいは振ってやるから。

名前なんか忘れたよ、涙が乾いたあとのこと、何もかも忘れてやろうと決めたんだ、
俺にいるもの、ひとつもないって気づいたからさ。だけどさ、食い物だけは早くくれ、生きてんだ、生きているから腹は減る。

ずぶ濡れて、ひた歩いて路地裏抜けて、二人の部屋から抜け出した。

本当の名をくれた二人はたぶん、もう、生きちゃいない。
あのとき死んでも良かったと、いまだ思っているけれど、俺に銃は向けられなかった、見上げる空に二人はいない。

俺の名はザジ、ミントなんかじゃない。
だけど、まあいいやって思う。
生きてゆくには呼び名がいるし、少しくらいは心だって取り戻したい。

ミントでもまあいいや、
俺の名はザジ、生まれ変わるんだったら、やっぱりザジを名乗るけど、
今はミント、それでいい。
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2010-02-15 07:47 | カテゴリ:未分類
天使の名はザジ、彼の左手にいる天使、
本当の名前はシエラレオネでザジは二人が愛したイヌだった。
柔らかいその背中、シエラと交互に撫でていた。
彼女は死んで、ザジはもうこの手にいない。

あまりに多くの血を流させた、染まった両手は闇に溶け、陽にかざしても見えやしない。
夜を通して洗ったとして、静かに眠る夜、もう訪れない。

彼女はダズの美しさだけを掬い上げ、毒に苦しむ彼の代わりに眠ってる。
荒々しくも蝕まれ、汚れたその手を包み込む。
優しい夜を用意する。

殺し屋ダズは天使と生きていた、
シエラレオネを名乗った、光のなかに吸い込まれ、もうこの世界にはいない。

白く眩しい明け方に、天使はこの世から消えた。
どうにか生き延びたダズ、もう何も覚えてなくて、静か微笑み、きれいな手をしてた。

その傍ら泣くザジは、しばらく見守り、ダズを離れた。
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