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2010-01-31 23:26 | カテゴリ:未分類
怠惰を貪るスモーカー、煙のなかで息をする。
まるで監獄、ベルベットの地下2階、地上にタバコはなくなった。
煙を吐けば罪人になる、いびつに尖る神経質、外には番犬、ネイビーグレー、制服が睨んでる。

白く塗り潰した世界地図をキャンバスに、空想の新しい地図を描く。
海を創って、陸を描いて、カミサマ気取りでマルボロくわえてる。

国境なんてなくなって、言葉はひとつ、アスファルトは使わない。
チェリーの種を吐き出して、けらけら笑うテンガロンのカウガール。

白く塗り潰した世界地図をキャンバスに、妄想ふざけた海図を描く。
船は騒いで、島に流れて、海賊気取りで琥珀葉巻をくわえてる。

焼き払う世界地図、煙る世界、ねえ、新しい海を探してよ。
焼き払え世界地図、煙れよ世界、ねえ、新しい星を見つけてよ。
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2010-01-31 23:25 | カテゴリ:未分類
湖上ゆらめく月ひとつ、頭上かがやく月ひとつ、かすかに燃えるふたつを交互に見ながら、天地の境のかすかな線に目を凝らす。
何かが見える、そんな気がして。

お調子者を振る舞って、事実、軽薄者みたい。
それくらいは分かっているよ、なんせ自分のことだから。
胸から噴き出す血しぶき、色はないらしい。
だけど、きれいな水には溶けない。

36度で紡がれる、同じ体温、君の声。
それさえあれば僕は平気さ、
本当は陰に泣いたとしても、その姿は誰も知らない。

かすむ月は生まれたばかり、青さにまだ紛れてる 。
陽の光は消えてゆく、その瞬間だけは好き。
昼夜境の、わずか感じる終わる日に、
君の手をとる、それだけでいい。

36度で叫んでる、重なる体温、君の歌。
それを聴けたら僕は平気さ、
暗がる夜に涙をしても、その姿は誰も知らない。
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2010-01-31 13:51 | カテゴリ:未分類
タイムマシンなんかいらない、そんなのいらないって思ってる。
古い映画にあったよな、昨日なんか忘れちゃったし、明日なんて未来のことは分かりゃしないってさ。

どんな意味でもろくでもないガキだった、ただただ生きていただけの。
どんな意味でも無根拠に未来が美しいなんて想像すらしてないし。
そうであって欲しいとはいつだって思うけど。

いま“生きてる”って思えたらそれだけでいい。
いまこの瞬間が僕のすべてって思えたらいいや。

思えないから、そんなことを願うのかな。
思えるのはいつも一瞬に過ぎる時間なんだ。

タイムマシンなんかいらないよ、どこかで誰かが造ってるなら“要らないものは造らないで”って伝えなきゃ。

生きてるって感じてるとき、それがヘヴン。
たぶんそう、ライク・ア・ヘヴン。

あの娘といるとき、いつも想うライカヘヴン、たぶんそのとき、ライク・ア・ヘヴン。
時間が止まってしまえばなんて子供じみた気持ちはライカヘヴン、あの娘といればそこがヘヴン、ライク・ア・ヘヴン。

タイムマシンなんかがあったとしても、何を見たいんだろうって思うのは捻くれてるだけかなあ。
あの時、君と出逢わなければ、なんて思わないしさ、不確定な未来なんてきっと真っ白なキャンバスだって思いたい。

今、このとき、あの娘を抱きしめるライク・ア・ヘヴン、この温もりと体流れる優しい気持ちがライカヘヴン。

パステルブルー、ライカヘヴン。
8の字描く翼の群れがライカヘヴン。
無限大の孤独のなかで、君と繋がるライカヘヴン。
愛を囁くライカヘヴン。

あの娘待つ明日、そんな気持ちがライク・ア・ヘヴン。
瞬間だけ訪れるライカヘヴン、あの娘とずっとさ、ライク・ア・ヘヴン。
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2010-01-31 00:39 | カテゴリ:未分類
疾走るナイフの風になって冷たい夜を潰しに行こう、
ささくれ立つ肌、たぎる熱、討ち入る賊の数は9、
ルールなんて知らないし、意味なんて興味もない、
さあ、世界を終わらせようか。

銃撃の多重奏、平手で鍵盤叩くみたい、
鳴るガトリング、裂ける空、火花弾けるマシンガン、
逆さ見る天、夜は宇宙、理由なんて知りたくもない、
さあ、世界を終わらせようか。

荒れ狂う海を渡ってきたんだ、
雪のなかを走ってきたんだ、
相も変わらず無法の賊は、自由に世界を終わらせる。

世界地図を書き変えよう、
好きな名前で国をつくろう、
生まれ変わるんだ、
そうしてやるんだ、

さあ、世界を終わらせようか。
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2010-01-30 11:00 | カテゴリ:未分類
テキサスにも似た不毛の荒れ砂、双子は鼻歌まじらせ西へ東へ。
ハビエル、右手にスパナを持って、
レビルは背中にトランク7つ。

バーガースタンド探してた、夜が来るのを恐れてた。
泡立つビールとチリバーガー、とにかく腹ばかりが鳴っている。
方位磁石をなくしてしまって、行き先もなくしてる。
無口、冷たい人を殺す道具を背負い、二人は砂に巻かれてる。

誹謗と受暴に育てられ、明るい世界はまるで知らない、人殺しの武器を捌いて、それ以外に生き方知らない。

オアシス、片足なくしたフラミンゴが水を飲んでた、ひしゃげた足を花が支えてる。

太陽昇るが南なら、どちらが東か意見も2つ。
フラミンゴは泉に沈んでた。

羽根一枚ずつむしり取り、双子の武器商人はゆく。

月が目覚めて夜が来る前、バーガースタンド潜り込みたい。
考える気力も失せた、どちらか決めず炎天歩く。

重いトランクいくつか置き去り、ゆく先、目的、忘れてる。

正しい、悪いは知らないし、いまさらもう意味もない。
ハビエル、レビルは歩くだけ、
テキサス砂漠を歩くだけ。

ピンクの羽根を一枚ずつ胸に刺し、
双子の武器商人はテキサス歩く。
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2010-01-30 10:58 | カテゴリ:未分類
毒を飲み込み、覆う闇をつかの間、追い払う。ウイスキーも流し込む。体の中で暴れる悪魔、
魂よ、我が汚れし魂よ、何をすればお前は救済されるんだ。

謝肉祭が近づく街、原色ネオン、スコールと嵐の真ん中くらいの雨上がりは夜中の観覧車だらけ。頭のなかでスズメバチが怒り狂ってる。羽根が溶けちまったんだな。

葉の落ちた裸の寒々しい木々にまで電飾巻き付けやがって、俺は苛々してるんだ、どうせなら燃え上がらせろよ。

焼けた喉の奥、何か詰まってる、ボトルまで飲んじまったのか。
誰か吐き出させてよ。
内臓ごと吐き出すから。

ねぇ、エツィーラ、優しくて甘い童話を囁いてくれ、夢心地で眠りたい。夢のなかだけでも泥を洗い流したい。

ねぇ、エツィーラ、のたうちまわる僕を抱いていてくれ、悪党になりきれないから、半端な悪に憧れる。

惨めさを自分で笑う、それくらいはまだ生きている、彷徨い続けるだけで擦り減るのかな……。
体半分くらい擦り減ったような気がする。

手枷足枷になってどこか連れてってくれないか、天使が眠る街がいい、衰弱してくつもりはない。呼吸はやまない。

ねぇ、エツィーラ、
ねぇ、エツィーラ……
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2010-01-30 09:15 | カテゴリ:未分類
生まれた年は1985、血液型は知らないみたい。
誕生日はないも同じで、見つけられた炎天、夏の日、午後3時。アスファルトは溶けていた。
どこかの森がひとつ燃え、砂漠になってしまったらしい。

歯をぎりぎり食いしばり、泣き声はまるでサイレン、生きていただけだ、ただ、死なずに生きていただけだ。

何ひとつも持たなかったが、命だけは持っていた、終わる世界の最期の子供。

しびれて ひりつく胸を掻きむしり、
ハロー・マイセルフ、僕は君を許しはしない。
しびれて ひりつく体中を掻きむしり、
ハロー・マイセルフ、全ての罪に懺悔しな。

生まれた年は1985、血液流れてないらしい。
誕生日はいつでも良くて、蛇使いに拾われた。
ガラガラヘビと仲がいい、生まれた星を呪ってる。
どこかの国が一つ消え、世界地図に×印。

しびれて ひりつく胸を掻きむしり、
ハロー・マイセルフ、僕は君を許しはしない。
しびれて ひりつく体中を掻きむしり、
ハロー・マイセルフ、全ての罪に懺悔しな。
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2010-01-29 19:51 | カテゴリ:未分類
午前か午後の38時、月だって太陽だって、起きる気もなく眠ってる。
あたり暗がり、あばら浮かんだ薄い体、雨上がりのべたつく臭いが不愉快でTシャツを脱ぎ捨てた。
原始の気分で歩いてた。
染めた偽物プラチナブロンド、狂ったハリネズミみたいに逆立ててる。

樹を枯らす最初の風は吹いたのに、冬はまたどこか逃げてしまった。
どこに行ってしまった?

ハリネズミとヤマアラシが突き刺さりながら、じゃれ合ってるよ森の近くの宇宙の夜で、カナリヤの眠る煙突、雲を吸い込んでる38時の深い黒。

ポケットに入れたままのキャラメルの包み紙、あの娘のメモがぐしゃぐしゃで読み取れない。
雨を吸って汗に濡れて、だけど捨てずに持っていよう。

街角から流れるレゲエ、悲しくなって、もうなんだか、どうでもいいやって。
サーカス・トラック、誰かに火をつけられて闇のなかで踊る熱い赤、また冬を追い返す。
溶けたメイク、鼻だけつけたピエロが泣いてた。

どうでもいい。
どうでもいいんだから、僕は何も想わない。
そんな心を利き手で握り、38時の暗がりをゆく。
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2010-01-29 15:07 | カテゴリ:未分類
バンは白い霧に紛れて逃げる、迷彩ヘリは星条旗を誇らしげ、嵐のただなか沈むタンカー、流れ出すオイル。

サディスト、宝は2本のバタフライナイフ、
樹齢2億のヒマラヤ杉のツリーハウスは子供たちの秘密基地。

トルストイにヘーゲルナッツ、相反する二つ、対極する二つ、愛とか憎悪、優しいだとか嫌悪とか、美しいもの醜いもの。

夜行性に進化したヒト、
アイ・ラブ・ガレージ、スパナを握る。
ピアノに生まれ変わる少女、ハートブレイク、ピンナップのプレイメイトはバニーガール、
マッチを待つシガレット、赤いマルボロ、ラッキーストライクにチェリー、ビア、ビア、ビア。

“Need More Color”と叫ぶ、流れる血の色、誰も同じさ、
今、ペンを走らせる、
雪坂滑るサイドブレーキ、壊れたクルマ。

断頭台は錆びたまま、台座の赤銅、たかるハエ。
口癖はケセラセラ、意味は知らない、あえて言うなら“どうでもいい”。
履き潰した巨人のブーツ、そこに住んでるギャングたち。

森は灼かれて砂漠になって、あとにはもう何もない。
月の光が灰色照らす。

リアルワールド、君がいるならそれでいい、
リアルワールド、さぁ、ここから逃げ出そう、
リアルワールド、君がいるなら全て平気さ、
リアルワールド、肌切る風さえ心地いい。

じゃあね、バイバイ、また明日、
そんなフレーズ繰り返す。
導かれるまま今日を終わらせ、君の待つ明日へ。

ろくでもなくて、だけど愛しい、愛しいけれどくそくらえ、
さあ、まとめて蹴飛ばしてやれ。

キックアウト、
キックアウト、
キックアウト、
キックアウト、
僕と君を囲み込む全てのものへ。
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2010-01-29 07:56 | カテゴリ:未分類
急ぐ路、停滞するテールランプ。

    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image343.jpg

見上げる月はあまりに静かたゆたって、
路上は炎上しているみたいに見えた。
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2010-01-29 07:52 | カテゴリ:未分類
真夏に冬の厳しい風を想ったり、真冬になれば身を焦がす太陽を欲しがったり、愛されたかったり時に孤独にいたかったり、なんだか面倒なんだよな、自分がややこしくってさぁ、でも、いつだって君に逢いたいとは想ってるんだ。

足癖が悪いのは小さなころから、たぶん、生まれついての体質だったりするんだろうね、いつだって何か蹴飛ばしたい。

ベッドルームにある物、だいたい壊れてる。
“フットボールでもやればいいのに”なんて君は言うけど、蹴飛ばすために作られたものなんて、蹴り飛ばしたくないんだよ。そうじゃないもの蹴り上げたいだけなんだ。

地球儀がいちばん好きで、爪先スチール、マーチン気分の安全靴で弾け散らした最高の気分、ずっと覚えてる。陸も海も落書きみたいな国の名も、ばらばら破片になっちゃって、まとめてクズ箱放り込んだよな。

ぶっ壊したいって思うこと、いくらでもあるよ。
蹴り飛ばしたいって思うことばかり胸に溜まるよな。

地球を蹴り上げたら骨がひび割れて、なのに笑ってしまったよ。
バカげたやり方、分かってるけど、また二人で蹴飛ばしてやろうよ。
見つけた地球儀、片っ端から粉々にしてやろう。

さあ、蹴飛ばしたいを見つけては、片っ端から蹴潰しバラしてやろう。
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2010-01-29 07:51 | カテゴリ:未分類
猫の轢死体を探してる、夜な夜なひと気のなさをゆく、乾き始めた血のニオイ、ロバンは目を閉じ感じてる。
突然、体をなくした猫たちは、空に浮かんでニャアと泣く。

宙に流れて降り注ぐ、氷の雨のなかにいる、
尖る風に肌斬られ、ロバンは猫を探してた。
魂を掬い上げるために、
穢れた自分を浄化するために。

誇り高い猫たちは死に場を探してる、
終わる姿を見せたくないから、生まれ落ちたそのときから、最期の場所を探してる。

ハロー、ハロー、ブラックキャット、
ハロー、ハロー、ミックスキャット、
ハロー、ハロー、ワイルドキャット、
ハロー、ハロー、オッドアイ、

穢れなきその魂、美しさだけ分けてくれないか、
生まれ変わってなお生きる、一度だけでもロバンにやってくれないか。
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2010-01-28 19:06 | カテゴリ:未分類
壊れかけてるエンジンの鳥、海は越えられそうもない。
軋ませながら羽ばたかせ群れから遠ざかる。

しかたがないって思ってる、あきらめるしかないってさ。

軸がずれてバランスなくしてオイル垂らして墜ちてゆく。

白い羽根にブラックオイル滲ませて、
彼は静かに目を閉じる。

光ちぎれてバラバラの、荒れた黒色、
海の水面へ。


    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image311.jpg

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2010-01-28 08:23 | カテゴリ:未分類
今日がまた終わる。
たぶん、きっと、あの娘が待ってる。

    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image323.jpg

ただいま、そんなふうにドアを開けよう。

おかえり、そんな言葉がただただ嬉しい。

太陽だって眠る。
僕はあの娘と暖めあって、それから眠ろう。
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2010-01-27 19:43 | カテゴリ:未分類
その檻のなかにいる生き物たちは牙を抜かれ、与えられる餌で空腹を知ることもない。

消毒液で体を洗い、不快な臭いを漂わせることもない。
飼育係を襲えば殺処分にされると分かっているし、愛想よくしていれば、追い出されることもない。
休日にはボールで戯れ、御主人の機嫌を損なわなければ死ぬまで安泰。
野生に戻りたいなんて思わなくなって、剥く牙はもう失った。

毛づくろいして小綺麗にしていれば、狭さに慣れてしまえば、こんな楽な生き方はない。

抗生物質で無菌にされた生き物は、無傷で生きていようとしてしまう。
飼い馴らされるに抗わなければ、檻のなかも悪くない。

さあ、俺に餌を投げろ。
じっと見てるだけじゃ、芸はやれないね。
野生なんて忘れたんだ、さあ、何かくれよ。


飼い馴らされた生き物は今日も愚痴をこぼしてる。
飼い馴らされた生き物は歯のない口を広げて笑ってやがる。
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2010-01-27 18:44 | カテゴリ:未分類
夜は静か雨に泣き、陽は昇らずに朝が来て、世界は霧に包まれていた。
伸ばした手の先さえ見えない、うすら暗く重なる霧の、裸になれない街のすみから、二人は旅立つ日を決めた。

ありったけをトランク積めて、蔦の下がるトンネルくぐる、潰れた色がおおう世界、錆びたコンテナ、殴り書かれた“NEED MORE COLOR!!”、好きな色で塗り潰せ。

さあ、もうここからずっと遠くへ、
未来が呼んでる。

さあ、もう今日からずっと未来へ、
明日が呼んでる。

解き放たれて自由な軌道で、スクリューしながら滑空しつく、抱きしめ揉み合い、じゃれあいながら滑空してく。
大気圏を突破する、弾けて発光、
凍りついた鉄の弾丸そのもので、視界に入るを気にもせず、
無邪気に速度をあげてゆく。

解き放たれて自由な軌道で、スクリューしながら滑空してく。
この世のすべてを奪ったような、そんな気分さ。
あの娘と夜に響き合う、歯をぶつけて噛みつき合う、
焼け焦げそうな鉄の弾丸そのもので、
目の前すべてを撃ち抜いて、好きなように飛んでゆく。

あの娘とふたり、それだけで、
あの娘とふたり、それだけで、
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2010-01-26 18:38 | カテゴリ:未分類
赤紫のライダースジャケット、もらいものでサイズが合わない、だけど冬になるたび袖通す。
肩の縫い目がほつれてきてる。

いくらメイクに時間をかけても芸がないからピエロになれない、ため息つくたび血のニオイ、またどこかに怪我してる。

忘れないって決めたのは虹色トリが死んでた日、冬の風が眠ってた。
あいつは世界から消えちまった。

ピストル、ナイフをつかんだら、吹雪のなかを歩いて行こうか。
春が来る前に。

ピストル、ナイフをその手にしたら、やつらのアジトに踏み込んでやる。
春が来る前に。

忘れないよ、ガゼル、
忘れないよ、ガゼル、
見ててよガゼル、
行くからガゼル……。
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2010-01-26 18:29 | カテゴリ:未分類
次の一歩、
向ける先が分からずに
僕はいつも立ち尽くす。

    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image327.jpg

道ならば戻ればいいけれど、
時間は戻しようもない。
またひとつ、
一日ずつ削られて、
残された時間は減ってゆく。
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2010-01-26 18:10 | カテゴリ:未分類
真夜中咲く観覧車に似た花の色、数える上には手作りツリーハウスがあって、それは少年たちの秘密基地。

森と呼ぶにはあまりに小さい、貯水槽のある丘の放っておかれたまま茂る、雑木林のなかの基地。

“近寄っちゃダメよ”なんてママは言ってる。
“きっと悪いことをしてるんだから”
悪いことのイミが分からない。
タバコ? お酒?
ママもパパもやってるじゃない。

秘密の基地を見上げてる。
指をくわえて見つめてる。
小さなオモチャ箱みたい、組み木のいびつな四角い、壁には落書き、旗も立ってる。

いつかあたしが大きくなったら、手を伸ばして基地のなかを覗いてみよう。
きっとたいしたことじゃない、少しくらいは悪いこともしてみたい。

足元に咲く観覧車に似た花を集めて、
秘密の基地に飾ってあげよう。
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2010-01-26 18:08 | カテゴリ:未分類
ときどき考えることがある、残された時間ってやつをね。
僕ら生まれてきてからさ、今もまだ歩いてるんだけど、やがては間違いなくゼロになるんだ。
あとどれくらいの時間が残されているんだか、そんなの別に知りたいとも思わないけど、頭の上あたり、カウントされてるかもしれないからさ。

時間だとか運命だとか、例えばカミサマだとか、色んな言い方するよな、きっと流れ続ける濁流みたいなもので、抗いようもない何かは確かにあって、悔しいけれど、飲まれながら生きてるんだ。

キズを負い、痛みを知って、血を流したり流させたりしながらさ、弱虫や意気地なしを情けなくぶら下げて。
張り付いてくる背後、暗い影に怯えたり、描いた未来の輝きに自分で苦笑いを浮かべたり。

そんなもんさ、
そんなもんさ、
だけど、無邪気に前を向くしかなくて、変わらない不器用さを愛したい。

ねえ、またここから歩き出すよ、僕のすべてを、ラストデイズを捧げるから導いて欲しいなんて、だらし無いかな? しようがないって笑ってよ。

ねえ、今日から明日へ歩み出すよ、未来なんかいらないって強がっても、生きてる限り明日は来るし、時間は一瞬でさえ待ってくれない。

大きく吸い込んだら叫ぶんだ、
大きく吸い込んだら叫ぶんだ、

君が、僕が
愛するものに叫ぶんだ、
僕は、君に
愛してるって叫ぶんだ。

ラストデイズ、
全部、君に委ねるからって。
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2010-01-26 18:07 | カテゴリ:未分類
手にした途端、
墜ちてく感じ、
自由軌道で落下して、
パラシュートを追い抜いた、
丸く見えた星ひとつ、
雲を貫き、
視界すべてがミドリとブルー、

空にカラダを拘束されてただヒトツの弾になる。
激突はすぐそこだ、
打ちつけたらすぐ底だ、

避ける気なんてさらさらない、このままフタリ抱き合って、
地球の上で砕け散る。
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2010-01-26 18:02 | カテゴリ:未分類
導かれるまま、僕は未踏に足を踏み込む。
あの娘は誰だ、天使か悪魔か。
違うね、天使はあの娘で悪魔は僕だ。
さぁ、絶望に足掻けばいい。

導かれるまま、未来にその手を差し延べたい。
あの娘は僕の生きるすべてた、分かっているよ。
違うね、あの娘の無垢を傷つけてるだけだ。
さぁ、絶望にもがけばいい。

良いや悪いは誰が決めた制度?
この世界に生きる以上、拘束され続ける?
答のない問い、右へ左へ振り続ける。
いっそ、張り裂けてしまえばいい。

鉄の心で何も感じず生きてみたい。
凍る体で命を削り取ればいい。
より深い闇へ沈みこんでゆく、
より深い闇に溶けこんでゆく。

導かれるまま、そう思っていたはずだ、
あの娘を傷つけた、相変わらずの気狂いだ。
違うね、あの娘は優しいだけじゃない。
さぁ、悲嘆に暮れればいい。

鉄の心で何も感じず生きてみたい。
凍る体で命を削り取ればいい。
より深い闇へ沈みこんでゆく、
より深い闇に溶けこんでゆく。
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2010-01-26 17:59 | カテゴリ:未分類
ただ一言に激しく揺れる。
悠然とはあまりに離れた、弱きばかりが棲む変わらずの僕は、
変わりたいと変わらないの境界、彷徨う。

ろくでもなさを生かせ続ける、だからクソみたいな死が取り囲む。
安寧にはあまりに遠く、焦がれようもない。
変われないと変わりたいの狭間、漂う。

儚く生き、
儚く絶える。
泣いているのか、
軽薄さを続けられるか。

どちらでもいい。たいして変わらない。
さあ、明日はどこへ行こう。

高鳴るは鼓動か、
あるいは愚けさか、
ただ一言に激しく揺れる。

思いどおりにならずとも、ろくでもなく生きるだけ。
果ては見えない。
やはり見えない。
果ては見えない。
いつも見えない。
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2010-01-25 21:35 | カテゴリ:未分類
パーキングに棄てられていた廃車のリヤウインドウ、聖母が雨ざらしになっていた。

    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image221.jpg

慈悲の笑みはたたえたままで、だけどどこにも行けやしない。
ろくでもない奴に乗られてたんだろ。

別にクリスチャンじゃないけどさ、これと同じ入れ墨をするよ。
それまでしばらく待っててよ。
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2010-01-25 07:22 | カテゴリ:未分類
悪魔になれたらどんなにいいだろう、そんなときが僕らにあった。
切り分けたケーキ、最後のかけらを迷わず食べちゃうような。
君はそんなことを話し始める。
想い浮かべるのは、悪魔になった君の姿。
黒い服に身を包んで、鋭い牙を生やしてる。矢印みたいな長い尻尾。
誰かのために泣かなくていい、少ない語彙から優しい言葉を探し回ることもなく、ただ、純粋に忠実に欲求のために生きていられる。

悪魔ならいる、世界中のどこにでも。
君はなれない自分を分かっているから、そんなことを思うだけ。
話す君は淋しそうな空気を纏ってて、悪魔みたいに自由になれない。

火をつけて夜を焼き尽くしてしまいたい。
睡眠薬で朝を殺してしまいたい。

酷い雨が続いて、地上が湖になってしまえば誰もいない星はいちばんきれいな星になる。

ありふれた風景に紛れて漂うような日が続く。
昨日も今日も、たぶん明日も。

悪魔にもなれず、当然、天使になるには汚れ過ぎていて、僕らは人間のままで続いてゆく。

どちらにもなれない宙ぶらりん舐め合って、
僕らはまた生きてゆく。
僕らを明日が呼んでいる。
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2010-01-25 07:20 | カテゴリ:未分類
唇を噛む、音が鳴るくらい強く噛み締める、赤が滲んで一滴垂れる。抱えた膝は破れてて、褪せたブルーに血が点になる。
草いきれ、淡いムラサキ香るラベンダーの丘。
混ざり込む鉄の匂い、遠く煙突、西へ向かう煙、空の鮮やかさが目に痛くて。

天と地がひっくり返っても、ちっとも構わない。
宇宙と海がひっくり返ってくれたらいい。

立ち上がる気分なんかまるでなくって、鳴らない口笛で時間をごまかしてるだけ。
つぶやくポエトリー・パンク、明日が来るとは限らなくて、ひかりに触れるには汚れ過ぎた手で、あの娘に噛み付きたいってそれだけ思う。

空の色は滲むオレンジ、コンビナートが弾ける原色、点滅させて、なんだかささくれて、うめき声みたいな焦燥吐き出す。

ラベンダー蹴散らして、星が落ちてくるのを待って、やりきれないって。
あの娘がくちびる突き出してるところが好きで、逢いたいって手紙に書いた。ラベンダーをはさんだ手紙。

ポエトリー・パンク、朝も夜も眠らない。

ポエトリー・リーディング・ロックンロール、
闇夜を貫き、
ポエトリー・リーディング・ロックンロール、
光を向けてよだれを垂らす。
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2010-01-24 09:20 | カテゴリ:未分類
13歳になった少年は生まれて初めて孤独を手にしてしまった。
大海に浮かぶ小さな島に取り残されたような気分、ざらつく風が吹き荒れていた。
誰かと繋がりたかったけれど、それはなされないままで、やがて孤独という言葉を知る。

少年は欠けた何かがあると思い、穴を埋めるように誰かを求めたけれど束の間を紛らわせるだけで、やはり、人は一人なのだと諦めていた。

地平を眺めて、海に沈む夕焼けに身を任せても、どこにも探しているものがない気がした。

遠くにいる大切な人を想い手紙を書いた。拙いデッサンで自分がいる場所の風景も添えた。

悲しみは終わることがなく、少年は心臓に氷柱を貫かれたまま息をして、ひかりを探して歩いた。

寡黙な夜の草原で眠り、旅の果てにある世界を瞼に描いた。
新しい風景はどこも変わらず錆びついた鉄の花が咲き、色彩に乏しく、生きる人々は影に追われることに気づかないふりをしていた。

ひとりぼっちの世界は続き、少年はやがて誰とも話さなくなり、痩衰えて立ち上がることもできなくなった。

太陽が縮小して、その光ははるか遠い名もない星 のようだった。
光があることに気づくこともなく少年は灰になり、風になった少年は散り散りに空を舞って、やがて花を咲かせた。

春を告げるレンゲのいくつかは少年の生まれ変わった姿で、もう、彼は孤独を知らない、ただの花になることができた。

荒野に咲くだけ花になったら、もう孤独を感じることもない、ただ、かすかに光を放つだけ。
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2010-01-22 18:39 | カテゴリ:未分類
もうすぐ湖になる村で、僕たちは暮らしてる。知ったときには決まってた、家が沈んでゆくことを。
大きな湖飲み込まれ、サカナたちが棲み始める。
村の中央、赤茶け錆びた電波塔、先だけ浮かんだ小島になって、赤、白、黄色の鳥たちがはしゃいでる。

そのころ、村には人はいない。僕らはそれぞれ離れてく。
くすんだオレンジ、スクールバスは廃止になって、僕ら汗を滲ませながら、山の上の校舎へ向かう。

もうすぐ湖になる村で、僕らは約束をした。
いつかこの地が水のなかに沈むころ、想い出飲まれてしまうころ、離れ離れになってなお、湖岸のほとりでまた逢おうって。
塔の先端くくりつけ、ずっと僕らの旗ははためく。
想いをここに、
大人になっても、
ここで逢おうと。

湖になった村は静かで、僕らの故郷はサカナたちが背伸びをしてる。
電波塔には渡り鳥、巣ではヒナたち泣いている。

その声は、まるで僕らの歌った懐かしい歌にも似てる。

どこかで聴いた気のする、僕らの歌に。
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2010-01-22 18:32 | カテゴリ:未分類
目の弱い僕には太陽はときに激し過ぎて、
直視はあまり出来ないみたい。

    “彷徨デイズ”    ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-Image295.jpg

だけど、ほら、
木陰から覗く光は小さく柔らかくなって、
僕にも真っ直ぐ届いてる。

木漏れ陽の下で、
恋人と何気ない話で笑ってる。

何気ないから、
太陽は目を細めて、
照れくさそうに知らないふりしてる。

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2010-01-22 08:01 | カテゴリ:未分類
折れた鳥は目を閉じて急滑降、サイレン鳴らすパトカーが跳ね返して、翼は飛び散った。
羽根一枚ずつに赤。ふらふら宙を舞う。
視界をなくした白黒ツートン、スピンしながら歩道に乗り上げた。
悲鳴と衝撃音があたりに散らばる。

アスピリンかじりつく金髪碧眼、空腹は眠りでなかったことにする。いらない子供達は下水溝の隙間で眠る。ガソリンで金髪洗って、真冬の都市を練り歩く。食べたいのはチーズバーガー、デザートにアップル・プディングがあればいい。いつか母親に買ってもらったことがある。
仲間の少女が連れ去られたのはいつだっけ? 笑ってくれたらいいけれど、あの娘の笑顔を忘れてしまった。

僕の敵は誰だ?
ライフルを担いで無音の森で息を潜めてる。視界に入った奴を撃て、そう教えられた。正しいとか正しくないとか、そんな理想はこの世界じゃ役に立たないんだって。
なのに、僕は誰かの理想のために引き金に指をかけてる。耳を澄ませて、人を撃つ準備をしてる。
額から垂れた汗、それが音にならないように眼を閉じる。
人差し指に力がこもる。

ひたすらに閉じた人工の闇のなか、太陽を拒絶し続ける。ここは僕の天国、楽園、エルドラド。居場所はもうここしかないし、他にいるものなんてない。ディスプレイ内にしか仲間はいないし、敵もいない、恋人だってここにいる。
現実と非現実、どこに差があるんだろう?
霞む眼、擦って、朝が訪れたことに気づかないふりをする。

羽根をもがれた鳥がさ、あんたらを笑ってる。君をだ、僕もだ、人をだ。
自由なんて欲しがっちゃいないんだろう?
呼吸してさえいれば、生きてるって思ってるだろう?

愚か者に黄金はいらないから、鳥はありったけをさらってくれる。
鳥たちは真っ黒で、あんたらに色はない。
舌を出して笑うよ。何処にゆくかは翼が決める。
風が流れるところが行き先なんだ。人はずっと立ち止まっていなよ。
見ててやるから。

空を見上げれば、カラスの群れが泣いている。嘆いて笑ってる。

この世界を生きる僕らはいつだって、カラスに笑われてる。

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