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2013-11-14 12:27 | カテゴリ:少年ゾンビ高橋。
ゾンビ 少年 イラスト 画像

少年 ゾンビ イラスト 画像



↓ゾンビボタンつくりました。
ゾンビ
↑ゾンビボタンつくりました。

「おまとめゾンビ高橋。」


 なにげに始めてしまった夏の恒例、迷走(主に書いてる本人)ドタバタ人外活劇奇譚!
 平和な田舎町を徘徊するゾンビ少年、高橋くんはどーなるのか?
 続きを考えることはできるのか⁈
 むしろちゃんとオチるのか⁈

……期待せんとってやで。

少年ゾンビ高橋。
少年ゾンビ高橋。#2
少年ゾンビ高橋。#3
少年ゾンビ高橋。#4
少年ゾンビ高橋。#5
少年ゾンビ高橋。#6
少年ゾンビ高橋。#7
少年ゾンビ高橋。#8
少年ゾンビ高橋。#9
少年ゾンビ高橋。#10
少年ゾンビ高橋。#11
少年ゾンビ高橋。#12
少年ゾンビ高橋。#13
少年ゾンビ高橋。#14

new!少年ゾンビ高橋。#15

【特別編】いきなり四コマ漫画「四コマゾンビ高橋。」

……以降、なんとか続けたいと思います……。


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2013-11-14 12:14 | カテゴリ:少年ゾンビ高橋。
少年 ゾンビ イラスト 画像

「少年ゾンビ高橋。#15」



少年 ツインテール イラスト 画像

 現在は少女の身体にて活動を維持しているゾンビ少女・赤坂さんだが、彼女にとってその容姿は不便極まりないものだった。
「……サイフさえ持ってないのね、このコ……。子供だから要らなかったのかしら……」
 サイフがないのだ、バッグもない、メイク道具もケータイもない。ポケットを探ると褪色した銀紙が丸まっていた。広げるとそれがキャンディの包み紙だったことがわかる。
 はぁ、と溜息をつく。

 こんな若いのにゾンビになっちゃって気の毒と言えば気の毒かしらね。これから大きくなれば、この寂れた村を出て働いたり、恋をしていたりしたんだろうな、彼女は思う。
……もっとも、その機会、少女の未来を奪ったのは他でもない赤坂さん自身なのであるが。
「それにしても退屈な村ねぇ……いい加減、飽きるんですけどー」
 歩けど歩けどひと気はなく、見渡す限り手入れされていない田畑とそれを区切るように畦道が縦横に伸びている。


ゾンビ ホラー イラスト 画像

「お巡りさん……」
 その姿は変容していた。 ほんの少し前まで、どこかあか抜けない片田舎の子供でしかなかった高橋くんだったが、自ら発した「肉体の乗り換え」がゾンビとしての本能を目覚めさせるスイッチだったのか、飢えた荒野のケモノのように変貌を遂げていた。
「ちょちょ……高橋くん……」
 冗談だろ、そう言おうとするが声にならない、腰から地に落ち、しがみついた指で後ずさる。

……どこかで見た……どこだ……? そうか暇つぶしに借りたホラー映画のなかだ……。
 確かあの時は「退屈しのぎのはずが余計に退屈させられた」と愚痴たはずだ。

 記憶のなかのゾンビ映画を手繰っていた、脳内で再生されたそれはバケモノがヒトを喰らうシーンだった。
 モンスターと化した高橋くんは臨戦態勢の野犬のような低い唸り声をあげて西島巡査を睨んでいた。
 その姿は死骸を漁る夜のハイエナのようだった。

……それは映画ではなく、某国営放送のドキュメント番組で見た映像に重なった。


【終わってへんから続くんやで】

前回までの「悪ふざけゾンビのお話」はこちらを

ゾンビ



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2013-11-02 10:50 | カテゴリ:少年ゾンビ高橋。
ゾンビーランド アメコミ イラスト 画像

「少年ゾンビ高橋。#14」


ゾンビーランド アメコミ イラスト 画像


「乗り換えどきかもね、そろそろね」、間違いなく高橋くんはそう言った。
 彼は腐敗を続け、悪臭は増し、常に肉体の存続の危機にさらされている動く屍、ゾンビなのである。
「の、乗り換える……?」
 西島巡査は動揺を隠せない、唇が震えていた。
「そ、それはつまり……どういう……」
「そのまんまの意味だよ。ほら、なんつってもゾンビじゃん? いくら防腐剤を摂取し続けても肉体を維持することはできないんだ。でも、僕らにも意思はある。
「ぼ、僕ら……? 君以外にもゾンビが……この村に……?」

 突然にして驚愕の告白であった。
 ふとよぎる、西島巡査のそれほど優れてはいない頭脳は最速回転を始め、この村に赴任してきてからの記憶をよみがえらせた。
 いまになって思う。
 事件どころか人そのものを見かけていないということに。

「まさか……まさか……。ちょ、これマジにB級ホラーみたくなってねぇ?」
「長く……長くゾンビやってると、記憶が飛ぶんだよね。ほら、脳みそも腐ってくわけだし、乗り換えてしまうときって脳みそまで変わるわけだし。でも、本能ってことだろなぁ。生存するためには本能が知性を与えるんだよ。記憶だって蘇る」
 教科書を朗読するように高橋くんは答えた。そうすることによって失われてゆく行動原理を自ら手繰り寄せているようだった。
 
ゾンビーランド アメコミ イラスト 画像


 そのころ、村のバス停にいた女の子もまた動き出していた。

 彼女はその名を「赤坂さん」という。

「……ったく。なんなの、このシケた村は……」
 愛らしい外見は10歳ほどだろうか、しかし、放つ言葉は辛辣にして傲慢だった。
「炭酸水で髪を洗って、アイラッシュとネイルも……って、こんなクソど田舎のどこにそんなものがあるのよ……。建物すらないじゃない」
 しかし、同時に赤坂さんは思う。
……ああ、いまは子供だからアイラッシュもネイルもメイクも必要ないんだったわ……と。
 彼女もやはり、ゾンビなのである。

【まだやるんかいな……】
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【前回まで】
おまとめゾンビ高橋。

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2013-10-24 12:08 | カテゴリ:少年ゾンビ高橋。
【まだやってたんかい……】
少年 ゾンビ トップ 画像

「少年ゾンビ高橋。#13」


モデル 西島秀俊 イラスト 画像

 交番の裏口に彼はいた、青年巡査、西島さんである。真っ直ぐに伸びる夕暮れのあぜ道、両脇には秋桜が乱れ咲いていた。
 金に染まった花びらたちが一枚ずつ風に乗せられ揺られている。

 駆け抜ける風は冷たく、晩秋から冬へ移り変わるころだ、どうしてだろう、この季節は否が応でも淋しい気持ちになる。

「いいことないな……」
 巡査は誰ともなく呟く。ひと気はない。独り身での僻地勤務、話す相手さえいない。
「ここに……交番なんかいらないんじゃないか……」
 事実、彼がこの杯地(はいち)の村にやって来てからというもの、事件や事故と呼べる出来事はひとつもない。
 平和にて穏やかだ。
 それだけに自己の存在が不要に、希薄に思えてしまう。

少年 ゾンビ イラスト 画像


「まーたサボッてんじゃん」
 嗚呼、やはりコイツか。
「一日中、ぼんやりしててお給料はきちんと出るんだもんね。いいよね、お巡りさんって」
 子供で、しかも屍(ゾンビ)になぜいつも嫌味を言われているんだろう。しかもこのゾンビ少年は西島巡査の自宅アパートに住み着き、食事をし、腐敗防止なのか大量の防腐剤や消臭剤、ファブ◯ーズを浪費しているのだ。

「誰かと思えば高橋くんか……」
 彼は声を落とす。
「誰って、僕くらいしかいないじゃん。他の誰かと話してるの見たことないよ」
 少年のくせに、ゾンビのくせに眉根を寄せて皮肉たっぷりの言葉が戻ってくる。

 だが。
 だが、西島巡査は思う。
……憎たらしいけど……確かにそうなんだよなぁ……。ひょっとしたら、いまの僕にはこの高橋くんしかいないんだよな……。
「そうだね……。高橋くん……せめて君がいてくれて良かったのかもしれないね……」
 孤独の反動か、感極まった西島巡査は思いもしない行動に出た、おもむろに高橋くんを抱き締めたのである。
「高橋くん……!」
「ちょ、お巡りさん……!」
 なぜそんなことをしようと思ったのか自分でも分からなかった、きっと人恋しかったのだ。
……相手はすでに「人」ではなかったが。

 熟しきって枝から落ち、土の上に放置されたまま時間を経た果実のような感触が彼の腕のなかに伝わってくる。温かくはない。
 湿っていた、そして納豆に似た粘糸が指にまとわりつく。
 なにより、臭い。あきらかに腐敗が進行している。

「き、汚いなー。なんで俺はこんなの触っちゃったんだろ……」
 思わず本音がこぼれる。
「いきなり抱き締めておいて汚いだの臭いだの……市民に対して、その態度はいかがなものかと思うよ……」
 高橋くんは不貞腐れる。体も腐る。
「少なくとも君は市民ではないだろ……。それより高橋くん、君、そろそろ体がヤバイんじゃ……?」

「乗り換えどきかもね、そろそろね」

「の、乗り換えどき……?」
 身を案じる彼に返ってきたのは、どうにも不可解にて不吉な答えだった。
「ふふん」
 口角を吊り上げ、高橋くんは不敵な笑顔を浮かべた。


【どないすんねんこの続き……】

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【前回まで】
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2013-10-02 12:08 | カテゴリ:少年ゾンビ高橋。
ロゴ ゾンビ コメディ 画像

「少年ゾンビ高橋。#12」


モデル 西島秀俊 イラスト 画像

「またもや久しぶりだね、高橋くん……」
 夏は終わり、ほんの少しまで青々としていた稲穂は黄金に首を垂れて西陽に揺れていた。
 ひとりと一体のゾンビはアパートの窓から外を眺めている、空は遠く夕暮れは早くなった。
 だが、状況は変わらない。
 役に立たないだけでは飽き足らず、無駄飯食いの屍ニートはホラー映画やゾンビ映画の時期が過ぎても、その居候生活を愉しんでさえいる。

スーパーサイヤ人 ゾンビ イラスト 画像

「そんなセンチメンタルなキャラじゃないでしょ、お巡りさんは」
「……君……。なんか前と違わない?」
「イメチェンってところかな。秋だしね」
 高橋くんはそのヘアスタイルや身なりに変化が見られた。薄気味悪さは変わらないが、それでも以前に比べ、どこか生気を感じさせる。

スーパーサイヤ人 悟空 ディフォルメ 画像

「けど……どこかで見たことがあるような気がするんだよなぁ……」
 眉根をひそめ、首を傾げる。しかし既視感はあれど、それがどんなものであったかが思い出せない。

「ヒーロー願望ってことかもしれないね。曲がりなりにも保護者はお巡りさんだしね」
「な、なにがヒーロー願望だよ……ゾンビのくせに……」
「ほら、ね? 先入観に捉われちゃダメさ。ゾンビだから人を襲う、だなんて印象論に過ぎないじゃん」
 腹立つなぁ、この屍……。毎度のように論破される西島巡査だった。しかし、彼は妙な一点に気がついた。

屍 尿 道着 画像

「き、君! 高橋くん! 胸のマークに……尿って……⁈」
「……お巡りさん……。これは屍だよ……。その程度のおつむでよく公務員になれたよね……」
 西島巡査は屍を尿と読み間違えていた。



【終わらへんのかい……】

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【前回までの少年ゾンビ高橋。】

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